RAMディスクを作成してパソコンを高速化

余っているRAMメモリ上に仮想ディスクを作成して、キャッシュをRAMディスクに保存させてパソコンを高速化してみました。

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RAMディスクを作成してパソコンを高速化

Last update 2017-05-16 17:44

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SSDが普及してきましたが、メモリを仮想ディスクとして使用できるRAMディスクを使用すると、さらに高速に動作するようになります。
また、SSDの寿命も伸ばす効果もあるのでRAMディスクを作成し、キャッシュをRAMディスク上に移動してみました。

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RAMディスクを実現するソフトウエア

RAMディスクを実現するソフトウエアはいくつもあるのですが、今回はバッファローが無料で公開している「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」を利用してみました。

RAMディスクとは

まずRAMディスクとは何か、なんですけれど、搭載しているメモリ(RAMメモリ)の一部を仮想ディスクとして使用することで、HDDの約30倍以上。SSDの約7倍ほどの速度で書き込み・アクセスできるディスクです。
私のPCには、16GBのメモリを搭載しているので、その1部をRAMディスク化して有効活用してみようと。

搭載メモリが少ないPCでは効果がないどころか遅くなる?

実装メモリただし、RAMディスクとして使用すると、当然搭載メモリが減ります。

私の場合は、16GBのメモリを搭載しているのでそのうちの2GBをRAMディスクとして使用しました。
「システム」の「実装メモリ」を確認してみると、16GB搭載しているものの、使用可能な領域は14.0GBになっています。

ところが実装メモリが少なすぎると、今度はWindows全体の動きが遅くなります。

上の動画でもわかるかと思いますが、搭載メモリはソフトウエアの起動や動作速度に大きく関係してきます。なので今回紹介するRAMディスクは、少なくとも8GB以上のメモリを搭載している人向けです。
最初にお断りしておくと、RAMディスクを作成し、Google ChromeなどのキャッシュをRAMディスク上に移動させてもすごい速くなった!と言うような効果はほぼないです。
気持ち速くなったかな?程度なので、あまり過度な期待をRAMディスクに抱かないほうがいいと思います。
ただし、HDDを使っている場合は若干違ってくるかもしれません。

RAMディスクの速度

CrystalDiskMarkRAMディスクの性能を「CrystalDiskMark」で計測してみました。
なんと「Read(読み込み)」で、3,805MB/s。
「Write(書き込み)」で、4,815MB/sという結果になりました。
ちなみにHDDは、100MB/sちょい。SSDは、購入時は500MB/sになります。
参照:SSD速度と注意点

コピー速度ファイルのコピーも436MB/sという見たことのない数字が出ました。
*RAMディスク → RAMディスクへのコピーの場合

RAMディスクを作成する

RAMDISKユーティリティをダウンロード

ダウンロードソフトウェア使用許諾をクリックバッファローのサイトのBUFFALO RAMDISK ユーティリティーを開きます。

「ダウンロードソフトウエア使用許諾契約」に同意してダウンロードするをクリックしてファイルをダウンロードします。

ファイルを保存適当な場所にファイルをダウンロードします。

インストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。

RAMディスクの設定

BUFFALO RAMDISKインストールが出来たら、スタートボタンから立ち上げます。

詳細設定をクリック「詳細設定」をクリックします。

ディスク容量を設定「RAMDISK確保容量」の方にチェックを入れ、スライダーを動かして容量を決めます。
今回は約1.5GBのRAMディスクを作成してみます。

バックアップするにチェックRAMディスクを作成する場合、再起動したり休止時にまっさらになるっぽいので、「バックアップする」にチェックを入れ、「拡張バックアップ」は「パソコンにアクセスしていないときにバックアップする」にチェックを入れました。

Internet ExplorerとFirefoxは、キャッシュをRAMディスク上に作成できる項目があるようです。(Chromeについては別ページで紹介します)

最後に「OK」をクリックします。

メモリー領域の設定変更を行います設定するとRAMディスク上のデータが削除されます。
「OK」をクリックしてください。

Firefoxを終了させるFirefoxが立ち上がっているとうまく設定できないので、Firefoxを終了させます。

再起動後に反映されます再起動後に設定が反映されるようです。

BFRD-DRIVE再起動してみると、「BFRD-DRIVE」というRAMディスクが作成されていました。

System Volume Information中身を見てみると「System Volume Information」とい雨婦ぉるだが作成されていました。

タスクバーにアイコンがなお、設定はタスクバーにあるこのアイコンを右クリックしても設定できます。

設定画面表示「設定画面表示」をクリックすると先程の設定画面が表示されます。

RAMディスクを使用しないときは

スタートアップ今回紹介したソフトは、Windowsを起動すると勝手に起動してしまうので、使用しない場合は「タスクマネージャー」の「スタートアップ」の中にある「BUFFALO RAMDISK」の状態を「無効」(右クリックで変更可能)にしておいてください。

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最終更新日 2017-05-16 17:44

 

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投稿日:2017-05-16 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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