ファイルの検索に時間が掛かる インデックス化のオンオフ

Windowsのエクスプローラーでファイルを検索する時、外付けHDDなどだと検索に非常に時間がかかる場合があります。ファイルをインデックス化しておけば素早くファイルを検索できます。

ファイルの検索に時間が掛かる インデックス化のオンオフ

 

Last update 2016-04-05 23:02

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ファイルの検索に時間が掛かるWindowsのエクスプローラーでは、Googleの検索のように目的のファイルを一瞬で検索できる「Windows Search」という機能があります。基本的にはデフォルトでオンになっていると思いますが、外付けのHDDの中身を検索しようとすると、検索に非常に時間がかかる時があります。
また、大量のHDDを検索対象化していると、パソコンが重くなったりするので、今回は外付けHDDなどに保存してあるファイルを素早く検索する方法と、逆にWindows Searchを停止する方法を紹介します。

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ファイルをデータベース化する Index

ドライブやフォルダを登録する

Googleでは、検索結果を素早く表示させるため、特殊なアルゴリズム(計算方法)でデータベース化しています。Windowsのファイル検索も、一度ファイルを総チェックしてデータベース化することによって素早く検索できるようになります。
デフォルトではドキュメントやピクチャーと言った頻繁に使うフォルダしか登録されていないので、外付けHDDや別のフォルダを登録する方法を紹介します。

スタートボタンのエクスプローラースタートボタンをクリックし、「エクスプローラー」をクリックします。(Windows10の場合)

すべてのコントロールパネルをクリック「すべてのコントロールパネル」をクリックします。

インデックスのオプションをクリックコントロールパネルの右上の検索欄に、「インデックス」と入力し、エンターキーを押します。

すると、「インデックスのオプション」という項目が一番上に表示されるので、ここをクリックします。

変更をクリックデータベースに登録してあるフォルダやドライブの一覧が表示されるので、左下の「変更」をクリックします。

ドライブにチェックを入れるデータベース化したい外付けHDDにチェックを入れます。

ドライブを展開あまり容量が大きいHDDなどをデータベース化すると、パソコンが重くなる時があります。
そんな時は特定のフォルダを指定してチェックします。
フォルダを登録するには、ドライブのチェックマークの横にある「 > 」をクリックすると、そのドライブのフォルダ一覧が表示されるので、データベースに登録するフォルダをチェックします。

最後に「OK」をクリックすると、データベース化が開始されます。

データベース更新中データベース化中は、このように現在いくつのファイルをデータベース化したか表示されます。

インデックス中のCPU使用率データベース化中は多少、パソコンが重くなります。
Windows10の場合は、CPU使用率が2%前後でした。

データベース化するファイルの種類を選択する

データベースに登録するファイルを指定することが出来ます。たいてい検索したいファイルは、画像ファイルか音楽ファイルか動画ファイルか、テキストファイルなどでしょう。なので、そういったフィアルのみをデータベースに登録する設定にしておけば、容量も小さくできるし、時間も余りかかりません。

詳細設定をクリック「詳細設定」をクリックします。

ファイルの種類データベースに登録するファイルの種類から、ひつようのない拡張子のチェックを外します。

インデックスの再作成なお、この変更を行うと、データベースの再構築(0から作り直す)が始まるので、基本的にはいじらないほうがいいかも。

Windows Searchを停止・無効化するには

HDDにアクセスし続ける原因を調べるでも書きましたが、パソコンのトラブルとして結構多いのが、HDDへのアクセスが激しくなり、パソコンが重くなる現象。
原因の1つが、このWindows Searchの場合も有ります(Windows10からはそれほど負荷がかからなくなったような・・・)。
そこで、続いては、Windows Searchを停止させる方法を紹介します。

WinキーとXキーを同時押しキーボードの「Winキー」と「Xキー」を同時に押します。

コントロールパネルをクリック画面の左下からメニューが出てくるので、「コントロールパネル」をクリックします。

システムとセキュリティをクリックシステムとセキュリティをクリックします。

管理ツールをクリック「管理ツール」をクリックします。

サービスをクリック「サービス」をダブルクリックして開きます。

Windows Searchのプロパティ①「名前」のところに、「Windows Search」という項目があるので、探し出し右クリックします。
②「メニュー」から「プロパティ」をクリックします。

スタートアップの種類を無効に「スタートアップの種類」のプルダウンメニューをクリックし、「無効」を選択します。

停止をクリック続いてその下の「サービスの状態」にある「停止」というボタンをクリックし、「OK」をクリックすればWindows Searchが無効になります。
開始したい場合は、「自動」を選択し、「開始」ボタンをクリックします。

まとめ

私のように仕事でパソコンを使っている人や、動画や写真などを管理している人は、このWindows Searchはメチャメチャ便利な機能です。
以前は、Google Desktop Searchという似たような機能がGoogleから提供されていましたが、Windows7からWindows標準でこの機能が搭載されて、Google版は提供が終了してしまった経緯があります。
が、意外と、パソコンが重くなる。とか、HDDへのアクセスが終わらない。という症状も起こるため、Webを見るだけ。という人には、あまり人気がない機能のようです。

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最終更新日 2016-04-05 23:02

 

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【 通りすがり 】 2017/02/09 16:28

PCアイコンクリック時に遅いのにすごくイライラしていました。原因探すもわからずに月日が流れました。途中あきらめかけた時にここに来ました。<br>あら、不思議・・・この設定するだけで早く開くようになりました。ありがとうございました。

 

 

投稿日:2016-04-07 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理