ようやくWindows 10で日本語版Cortanaが使えるようになりました。まだまだSiriに比べると未熟な面がありますが、なかなかおもしろそうな気配です。今回はセットアップ方法から使い方まで紹介し
Last update 2016-03-08 22:32
ようやく今日(2015年11月13日)から、Windows10でコルタナが使用できるようになりました。
コルタナとは、iPhoneのSiriのような音声で操作ができる、コンシェルジュのような機能で、いちいちキーボードで入力しなくても検索やWindowsの操作ができる便利な機能です。
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2015年夏から公開されたWindows 10では、まだ日本版コルタナは実装されていませんでしたが、今回のWindows Updateで使用できるようになりました。
ここでは、Windows Updateの仕方からセットアップまで紹介したいと思います。
Windows 10からWindows Updateの仕方が変わりました。手順は以下。
Windows 10で復活したスタートボタンをクリックし、「設定」をクリックします。
左側の「Windows Update」が選択されていることを確認し、「いますぐインストール」をクリックします。
Windows Updateが開始されます。が、実は、後で何度も何度もこの画面が繰り返されました。
また最初から同じ画面に・・・・
これを3回ぐらい繰り返したので、もしかしてたまによく目にする、Windows Updateがループして終わらない現象か!?と思いましたが、3回めでようやく終了。
ようやく違う画面になったと思ったら、「幾つかの問題が見つかりました。」という表示・・・
「問題の修正」をクリックしてみると・・・
すると、空き容量が不足しています。と出てしまいました。
どうやら今回のアップグレードは、最低でも10GBの空き容量が必要なようです。
空き容量が確保できたら、「最新の情報に更新」をクリックすると、アップデートが再開されます。
私も不要な動画を削除して、なんとか空き容量を増やしたら、すすめることが出来ました。
「あともう少しです」という表示が出ました。
ここで一旦停止するので、「閉じる」をクリックすると、再開されます。
と、またあの画面に戻ってしまいました・・・
が、これはすぐに終了して・・・
なんとかアップデートが完了したようです。
ふぅ。長かった。だいたい1時間半ぐらいかかりました。
「いますぐ再起動する」をクリックします。
すると再起動し、更新を構成する画面になりました。
このまましばらく待ちます。
だいたい10分ぐらいで完了したと思います。
再び再起動が開始され、「Windowsをアップグレードしています」という画面と、丸い進行バーが表示されました。
よく見ると、左下に「ファイルをコピーしています」という表示が。
しばらくこのまま待ちます。
ファイルをコピーしています、が100%になったら、再び再起動が始まりました。
続いて今度は、「機能とドライバーをインストールしています」という部分がハイライトになりました。
再び再起動が開始され、今度は「設定を構成しています」が始まりました。
再び再起動が開始され、「PCの更新が完了しました」という表示が。
ところが、ここからうんともすんとも言わなくなってしまいました。
このまま3~5分ほど待つと・・・
相変わらずキーボードやマウスは受け付けないのですが、表示が変わりました。
ようやくここまでたどり着きました。
どうやら正常に狩猟したようです。時間にして・・・だいたい2時間ぐらいでした。
見慣れたWindows10のデスクトップ画面が表示され、右下に「更新プログラムがインストールされました」という通知がでました。
さっそくコルタナを試してみましょう。
コルタナを使うには、スタートボタンにある丸いボタンをクリックします。
最初にセットアップをしないと使えないようです。このまま待っていると・・・
コルタナの簡単な使い方が表示され、右下に「次へ」というボタンが表示されました。
クリックします。
天気予報やニュースなどを声で聞くことが出来るようです。
「次へ」をクリック。
コルタナを使う上で、いろいろなプライバシー的なことを利用したり、Microsoftに送信したりする、という注意書きが表示されます。
「Cortanaを使う」をクリックします。
「了解です」をクリック。
簡単な使用例が表示されるので、目を通しておくといいかも。
まぁ、Siriと似ています。
ようやく使えるようになりました。
どうやら単なるコルタナの入力画面になるだけでなく、ボタンをクリックするとニュースなども表示されるようです。
ここで文字を入力してもいいのですが、右下のマイクをクリックします。
マイクのセットアップが始まりました。
当然のことながら、マイクがないパソコンでは声によるコルタナの操作はできません。
「次へ」をクリック。
マイクが正常につながっているか確認するため、表示された文章を読み上げます。
なお、この時にバーが音声に合わせて動けばマイクが正常に動作しています。
なんかうまくマイクが認識されていないのか、なん度やっても「マイクの位置は適切ですか?」と表示されてしまいます。
しかたがないので「次へ」をクリックすると・・・
入力欄の右横にあるマイクのアイコンをクリックすると、このような画面になり、マイクに向かって話しかけると、音声を即座にテキストにして質問や動作をしてくれます。
認識率は、Siriのほうが正確ですが、コルタナもなかなか認識率はいいです。
ただし、「フィンガー5」をどうしても認識してくれませんでした。
「ブラック・オア・ホワイト」とつたない英語で話しかけると、「Black or White」と認識してくれました。
iPhoneのSiriやアンドロイドのOK Googleのように、声で呼びかけてコルタナを起動させることが出来ます。
この設定をオンにすると、「コルタナさん」と呼びかけると、音声入力受付モードになります。
コルタナのボタン(①のボタン)をクリックし、②の部分をクリックします。
続いて③の「設定」をクリック。
「コルタナさん」という項目がオフになっている場合は、ここをオン(青色にする)にします。
「コルタナさん」とマイクに向かって話しかけると、コルタナが起動します。
設定で自分の声だけに反応させるか、誰の声でも反応させるか、と選択することが出来ます。
あまりまだ感度は良くないのと、オンにさせると待受時にバッテリーを若干消費するのが難点ですが、私のように始終パソコンに向かっている人は、アラームやスケジュール管理が音声だけで出来るのは、かなり便利。
iPhoneを持っている友だちを見ていると思うのですが、あまりにみんな「Siri」を使っていないようで、せっかくの便利な機能を使わずにいるのはもったいないなぁ。と思います。
Siriが登場した時、「会話ができる機能」とか「おもしろい受け答えをしてくれる機能」と、Siriのあまり賢くない使い方が目立ってしまいましたが、Siriの本当の便利な使い方は、ボタンやタップの操作なしにiPhoneを操作できること。だと思います。
例)
「今日の18時に、セブンイレブンでノートを購入する、とスケジュール追加」
とか
「5分後にアラーム」
とか
「鈴木さんに電話」
などなど。今までいちいちスリープ解除して、アプリを立ち上げて・・・といったことが、音声のみで出来るようになった進化は大きいです。
で、コルタナはそのWidnows版。今はまだ登場したばかりで、認識率や操作できることが少ないので、それほど便利!というわけではありませんが、今後、Windowsを搭載したタブレットやスマートフォンが登場し、パソコンと連携できたらすごい便利だな。と感じました。
また、Siriと同じように、音声で文章を入力できるようになれば完璧かな。と思います。
今のところ、受け付けできないような命令は、ほぼすべてBingでの検索になってしまうので、今後の進化に期待ですね。
ちなみに、「お父さんは誰?」と聞くと・・・?(「お母さんは誰?」だと、Bingで検索画面になってしまいます)
詳しい使用方法は、随時追加で書き込んでいきたいと思います。
最終更新日 2016-03-08 22:32
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投稿日:2015-11-13 | | |