Windows 11のエクスプローラー日付の範囲指定してファイルを検索
最終更新日 2023-11-05 18:14
Windowsアップデートの改悪で、エクスプローラーの日付検索がかなり使いにくくなってしまいました。今までMacと比較して優位性のあったエクスプローラーの検索機能ですが、度重なるアップデートでどんどん使いにくく・・・。
ここではWindows 11でも使えるエクスプローラーの日付検索の方法、他のプロパティ(ファイルのサイズなど)を指定しての検索方法を紹介します。
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目次
Windowsで日付指定してファイルを検索
最近のWindows 10はだいぶ改悪され、検索が使いにくくなりました。以下は、改悪点。
検索タブがなくなった?
Windows11でも、「検索タブ」がなくなったどころか、もっとシンプルになってしまいました。
検索タブを表示させるには
エクスプローラーの検索欄をクリックすると、今までの検索履歴が表示されるのですが、Windows 11では履歴すら表示されなくなりました。
そこで私は、日本語変換ソフトに「こう」と入力すると、「更新日時:今日」と変換されるように漢字登録しました。
このように検索欄に「更新日時:今日」と入力されました。
すると・・・
ここをクリックするとメニューが表示され、「更新日」という項目があるのでクリック。
すると、このように色々な期間を指定できます。
Windows 10の場合
Windows 10の場合は、検索欄にカーソルがある(アクティブな状態)と、検索タブが表示されるようになります。
カレンダーがなくなった?
以前はWindows10でも、日付指定するときにカレンダーを表示させて簡単に指定できたのですが、現在(2021年8月)ではカレンダー機能はなくなってしまったようで、表示させることが出来ません。
それと、日付の範囲指定(〇日から△日まで)みたいな検索も出来なくなったっぽい。。。
カレンダーを表示させるには
最新のWindowsエクスプローラーでもカレンダーを表示させることは(一応)出来ます。やり方は以下。
エクスプローラーの「日時時刻」の右側にある小さな▼をクリックします。
日付の範囲を指定する
日付をクリックしたままドラッグすると、日付の範囲を選択できます。
実際にはエクスプローラーのフィルター機能っぽい。「フィルター作成中」と表示されます。
カレンダーを使って検索すると、おそろしく時間がかかるのがデメリットです。
作成日時で検索
上のやり方は「日付日時」でしたが、「作成日時」などにしたい場合は、「日付日時」の部分を右クリックし、メニューが表示されるので、
あとは日付日時の時と同じようにカレンダーが表示されるので、日付を選択すればOK。
月や年を選択
「月」や「年」を選択したい場合は、カレンダーの「2021年7月」の部分をクリックすると、このように月単位を選択できます。
カレンダーの仕組み
実は新しくなったエクスプローラーのカレンダーは、ファイルパスにフィルターをかける感じっぽい。
そのせいか検索にかなり時間がかかります。
なので日付検索する場合は、以下で紹介する直接日付を指定する方がはやいかも。
エクスプローラーで日付を指定して検索
以前は、「更新日時:2021/12/01」のような日付指定が出来ましたが、
現在では、「検索条件に一致する項目はありません。」と表示され、使えなくなってしまいました。
日付の形式
ではどのような日付指定なら検索してくれるかというと…
「更新日時:2020年12月30日」のような「年月日」で指定すると検索できるようです。
もちろん「作成日時:2020年12月30日」の様な「作成日時:」でも使えます。
それと「更新日時:20210617」のようなスラッシュなしの指定も使えました。
手軽に日付検索
検索したいフォルダを開くか、もしくはエクスプローラーを開いた状態で、右上の検索欄をクリックします。
すると、このように「検索」タブが表示され、「更新日」がクリックできるようになるので、ここをクリックします。
「今日」「昨日」「今週」「先週」「今月」「先月」「今年」「去年」の中から選択できます。
日付を指定したい場合は、まず、「今日」をクリック。
便利な検索
サイズで検索
「サイズ:」と入力すると、ファイルサイズを指定して検索することも出来ます。
アクセス日時で検索
検索サンプル集
エクスプローラーの検索入力欄は、小さくて入力しにくいので、以下、役立ちそうなものをコピーしやすくしておきました。
更新日時:今日
作成日時:今日
サイズ指定
ファイルの検索が遅い場合
検索しようとすると、なかなか検索結果が表示されない場合があります。
これは検索場所が、ファイルの情報がインデックス化(データベース化)されていないためです。
外付けHDDやUSBメモリなどは、デフォルトではインデックス化されていないので、続いてインデックスする範囲を変更する方法を紹介します。
右上の検索入力欄に、「インデックス」と入力すると、「インデックスのオプション」が表示されるので、ここをクリックします。
上の方にある「74,704個のインデックスが作成されました」とあるのは、データベース化されたファイルの数です。
左下の方にある「変更」をクリックします。
外付けHDDやUSBメモリなど、データベース化したい場所にチェックを入れます。
なお、あまり広範囲をデータベース化しようとすると、非常に時間が掛かるし、データベースの大きさが膨大になり、ディスク容量を圧迫しだすので注意が必要です。
Everythingで代用
最近私はファイルの検索は「Everything」という超高速でパソコン内のファイルを検索できるフリーソフトを使っているのですが、実は日付指定もできるんです。
例えば「dm:日付」と入力すると、その日付で更新されたファイルが表示されます。
dm:2020/01/23..2020/02/23
のように入力すると、2020年1月23日から2020年2月23日までに更新されたファイルが表示されます。
今日更新されたファイルを検索するには、
dm:today
と入力します。
Everything 検索コマンド一覧
コマンド | 説明 | 例 |
---|---|---|
* | ワイルドカード | example*txt |
file: | ファイルのみヒット | file:img_*png |
folder: | フォルダのみヒット | folder:仕事 |
dc: | 指定した作成日時を検索 | dc:2023/07/01 |
dm: | 指定した更新日時を検索 | dm:2023/07/01 |
dupe: | 重複しているファイルのみ | dupe:address*.txt |
size: | 指定したサイズのファイルを検索 | size:12345 (バイト) |
パス | 指定したパス内 | C:\document\ *.txt |
| | OR検索 | ラーメン | 麺類 |
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最終更新日 2023-11-05 18:14
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最終更新日 2023-11-05 18:14 / 投稿日:2016-03-06 | | |