Internet ExplorerにLastPassをインストールしてパスワードを記憶させる
Last update 2012/02/04 15:42
私がGoogle Chromeを手放せない理由の一つが、googleアカウントとの連携の他に、便利な拡張機能としてパスワードやアカウント用のIDを保存してくれるLastPassが便利すぎるからです。
今まで色々なパスワード保存ツールはありましたが、おそらくLastPassは過去最高レベルの便利さ。
今までのパスワード保存ツールは、データをパソコン上に保存していたため、常にバックアップを取る必要がありました。
パソコンが壊れたり、新しいパソコンに変え変えたりするとバックアップしていたデータをインポートするか、1から入力し直さなければなりませんでした。
ところがこのLastPassは、最近話題のクラウドシステムの形態をとっていて、全てのデータをネット上に保存してくれるのです。
ちょっと危ないんじゃないか?と思われるかもしれませんが、世界中の何万人ものユーザーが使っていて安全性は折り紙つき。
(もちろんそのための対策はユーザー側でしなければなりませんが)
ネット上に保存しているので、会社のパソコンやノートパソコンを買いたしてもLastPassをインストールしてログインするだけですべてのデータを使えるようになります。
この便利なパスワード保存ツールLastPassをいまだシェアナンバーワンのInternet Explorerで使う方法を紹介します。
セキュリティー上大切なデータなので、インストールはめんどくさいですが(英語だし)、画像つきで紹介するので、ご安心を。
LastPassのダウンロードとインストール
LastPass.comからダウンロード
まずは、Internet Explorer(IE)を立ち上げ、LastPass.comのページにアクセスします。
ダウンロードページに行き、自分のパソコンにあったファイルをダウンロードします。
IEの場合、32ビット版と64ビット版があるのでご自分のパソコンがどちらか調べてからダウンロードして下さい。
パソコンが32ビット版か64ビット版かを調べる
自分のパソコンが32ビット版か64ビット版かを調べるには、コントロールパネルを開き、「システムのセキュリティ」をクリックします。
「システムの種類」の部分(■で囲まれた部分)に32ビットか64ビットかが書かれています。
インストール
リンクをクリックしたら、IEの下に保存するかどうか訪ねてくるので、「保存」をクリックします。
画像のような「ダウンロードの表示と追跡」が表示されるので、実行をクリックします。
LastPassを使うブラウザにチェックを入れます。
今回はIE(Internet Explorer)で使いたいので、「
Install the LastPass plug-in for Internet Explorer」にチェックを入れました。
設定と使い方
設定
アカウントを所有しているか尋ねられます。
すでにGoogle ChromeのようなブラウザでLastPassを使っているなら、真ん中を。
まだ使ったことがなければ、上のチェックを入れます。
アカウントの作成
まだLastPassを使ったことがなければ、アカウントを作成します。
メールアドレスと、パスワードを入力します。
なお、大切なデータなので必ず使われているメールアドレスを入力し、パスワードは絶対に無くさないようにしてください。
またパスワードは推測されないものにしておくこと。
LastPassのようなパスワード保存ツールが最も危険なのは、パソコンを盗まれたときにすべてのデータも盗まれてしまうこと。
が、LastPassではその被害を最小限に防ぐために、使用するときにパスワードを入力させることができます。
そのパスワードが、ここでのログイン用パスワードになります。
そのため、忘れてもダメだし、簡単すぎて推測されるのもダメなので、きちんとしっかりとしたパスワードにしてください。
私がおすすめするアカウント用のパスワードは、文章にすること。
さらに、頭文字を大文字にして、数字も組み合わせておくとさらにベスト。
たとえば・・・
Shigotoha9jikara
”仕事は9時から”
をローマ字にしただけ。
もちろん、実際に自分にとっては決まりきったことにしておけば、いちいちメモを取らなくても忘れないし、推測されることはほぼ100%ないのでお勧めです。
その下の2つのチェック欄は、上が”暗号化したデータをLastPassへ送ることを理解しています”的なことを言っています。
その下は、”利用規則を読みましたよ”的なことなので、チェックを入れます。
一番下のチェック欄は、ログイン履歴や編集履歴を残しておくか。ということ。
ここもチェックが入っていることを確認してNextをクリック。
すでにアカウントを所有している人
すでにアカウントを所有している人は、こちらの画面に飛びます。
ログイン用の登録したメールアドレスを入力し、パスワードを入力します。
IEやFirefox、google Chromeにすでに保存しているパスワードをLastPassに取り込むか。という選択になります。
ブラウザにもパスワードを記録する機能は備えているので、それらのデータを取り込む場合は「Yes」の方をチェック。
初めてアカウントを取得した人は、Yesでいいと思います。
ブラウザに保存してあったパスワードの一覧です。
取り込みたくないものは「Import?」のチェックを外しておきます。
ブラウザが記録しているパスワードをLastPassに取り込んでしまえば、ブラウザに保存させておく必要はないので、それらのデータを全部消すか、一部だけ消すか、残しておくか。の選択です。
普通は一番下の「No」で構わないと思います。
上の項目で「No」を選択すると、本当に残したままでいいか?という警告画面になります。
ここでしつこく聞いてくるのは、ブラウザに保存させたままだと誰かが知らない間に(トイレに行っている間とか、コーヒーをお代わりしに行った間とか)、パスワードが必要なページに勝手にログインしてしまったり、パソコンを盗まれたりウイルスにかかったときにパスワード等を読み取られてしまうかもしれないからですが、まあ、その危険性はLastPassを使うこと自体、発生するわけで。。。
「はい」でいいと思います。
インストールが完了しました。
LastPassにログインしたままにしておくなら、このままDoneをクリックしてかまいません。
一定の時間が過ぎたらログアウトするようにするなら、
Automatically log me out of LastPass
をクリックします。
ブラウザにLastPassのデータベースを表示させる場合の方法です。
ブラウザのLastPassのボタンを押せばいいと。
使い方
表示させるには、IEの右上の「ツール」ボタンをクリックし、「アドオンの管理」をクリックします。
LastPass Toolbaerの部分をクリックし、有効にするをクリックします。
パスワードを記憶させたいページを表示させます。
画像のように左上の「LastPass」のボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されるので、登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
他の人がパソコンを使う可能性がある場合は、「パスワードを記憶」のチェックを外しておいたほうがいいかもしれません。
ブラウザの一番下に画像のような警告が表示されるので、「有効にする」をクリックします。
こめじるしみたいな部分が画像のように赤くなればログイン完了です。
使い方は、別のページで説明します。
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