パソコン内の写真を無制限にバックアップ出来るGoogle PhotosをWindowsで使用する方法を紹介します。Picasaを使用した同期の仕方など。
Last update 2015-06-24 02:36
1600万画素までの画質の写真や画像を無制限にインターネット上に保存、バックアップできるようになったgoogle Photos。
Windowsのパソコン内にある写真を簡単にアップロード・同期する方法を紹介します。
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1600万画素とは、縦横4,000 x 4,000ピクセルで構成された画像です。
フルハイビジョンが1,980 x 1,080。4Kが横3,840×縦2,160の829万4400画素なので1600万画素がいかに高画質な状態かわかると思います。
ちなみにiPhone6で撮影した写真は2,448 x 3,264なので、だいたい800万画素になります。
つまり、スマホやコンパクトデジタルで撮影した写真などはほぼ無制限にGoogle Photosに保存できることになります。
また、1600万画素以上の写真は、1600万画素相当に縮小されてアップロードされるっぽいです。
ちなみに、1600万画素以下であれば無圧縮でアップロードされるというのではなく、1600万画素以下でも圧縮されてアップロードされます。
iPhoneやアンドロイドの場合、アプリや設定によってスマホで撮影した写真は自動的にGoogle Photosにアップロードすることが出来ますが、Windows等のパソコンの場合は、アップロードするフォルダを設定しないといけません。
ここでは簡単にパソコン内の写真をGoogle Photosにアップロードする方法を紹介します。
Google Photosへのアップロードは1枚1枚、手動でアップロードすることが出来ますが、Picasaを使って自動でアップロードするほうが簡単です。
そこでまず、Picasaをインストールします。
すでにインストールしてある人は、アップロードへ進んでください。
Picasaのダウンロードのページヘ行き、Picasaをダウンロードをクリックします。
画面下にこのようなダウンロード画面が表示されるので、「実行」をクリックします。
ユーザーアカウント制御の警告が表示されるので、「はい」をクリックします。
ライセンス規約が表示されるので、「同意する」をクリックします。
インストールが完了しました。
色々チェックがついていますが、このままでもOKです。
「完了」をクリックしてください。
さて、Picasaのインストールが完了したら、パソコン内にある画像を自動でPicasaに登録してみましょう。
「コンピュータ全体の画像を検索」の方にチェックを入れると、パソコン内を調べて画像を登録してくれます。
もし、マイドキュメントやマイピクチャなどだけの画像を登録したい場合は、上の「マイドキュメント、マイピクチャ、デスクトップのみをスキャン」にチェックを入れてください。
続行をクリック。
続いて登録する画像の種類を選択します。
「GIF」や「PNG」などのチェックが外れているので、必要であればチェックを入れてください。
「終了」をクリックします。
これでPicasaの基本的な設定は完了です。
続いて写真や画像をバックアップするか聞いてくるので、「自動バックアップを設定」をクリックします。
Google アカウントでログインします。
Gmailのメールアドレスとパスワードを入力します。
なお、Googleアカウントをまだ作成していない人は、googleアカウントの作成方法を参考に作成しておいてください。
2段階認証を設定している人は、アプリを使って作成されたコードを入力します。
1つのGoogleアカウントに名前を複数作成している人は、どちらを使うか選択します。
さて、ここが重要なんですが、Google+に無制限に画像を保存するには、1600万画素でなおかつ圧縮されたものでないといけません。
そこで、ここで「標準サイズ (2,048ピクセル。容量制限なし)」にチェックを入れてから、バックアップの開始をクリックしてください。
もし、圧縮したくない場合は、「フルサイズ」の方にチェックを入れてください。ただし、この場合、無料で使用できる容量は15GBなので、スマートフォンなどで撮影した写真は(1.5~3MBG)、5千枚~1万枚程度歯科保存できないので注意してください。
基本的に圧縮されると言っても、ほぼ見分けがつかないレベルなので、標準サイズでもOKです。
これで準備は完了しました。
Picasaを立ち上げると、パソコン内に保存してある画像がサムネイルで表示されます。
フォルダ単位で表示されるのですが、右側にある「ウェブに同期」という部分に注目。
ここをクリックすると、そのフォルダ内の画像や写真がGoogle+上にアップロード(同期といいます)されます。
確認画面が出るので、「再確認しない」にチェックを入れ、「同期」をクリックします。
Picasaの左上の部分をクリックすると、アップロードの進行状況が表示されます。
「帯域幅を節約」をチェックすると、少しずつアップロードされるようです。
しばらくするとアップロードが完了します。
写真の数が多いと、アップロードするのにも時間がかかるので注意してください。
アップロードされた画像の確認方法は、画像を右クリックし、②「オンライン操作」をクリック。
③「オンライン表示」をクリックしてください。
同期された画像は、基本的にはアップロードしたアカウント本人しか見られない設定になっています。
もし他人がアクセスしようとすると、このように「このアルバムを表示する権限がありません」と表示されてしまいます。
じゃあ、他人に見せたいときは?
他の人にも写真を見せたいときは、ブラウザで表示された画像のURLを取得します。
Chromeの場合、画像を右クリックし、「画像URLをコピー」を選択してください。
このURLを相手に送れば、このように表示させることが出来ました。
つまり、他人には見られない設定にしていても、画像のURLがわかれば誰でも見ることが出来るんですね。
なお、Picasaで同期した画像は、google Potosのページへ行くと見ることが出来ます。
写真だけではなくて、動画もアップロードできるし、ブラウザで再生することが出来ます。
iPhoneの「Googleフォト - Google, Inc.」というアプリをインストールすると、iPhone上で同期した写真や画像、動画を表示することが出来ます。
このようにサムネイルが表示されます。
なお、googleフォトをインストールすると、iPhone内の写真もGoogle+にアップロードすることが出来ます。
iPhone内の写真をバックアップするときに役立つかもしれません。
Picasaはたんに画像管理だけでなく、簡単な補正もできます。
「コントラスト」のタブをクリックし、「明るさ調整」「ハイライト」「シャドウ」「色温度」を修正できます。
明るさを調整し、色温度を赤味を強くしてみました。
先ほどの写真に比べ、美味しそうに見えてきました。
最終更新日 2015-06-24 02:36
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