Windows8でシステムの復元
Last update 2013/03/17 23:26
WidnowsXPの時は、頻繁に行なっていたシステムの復元。ところがWindows7や8になってからほとんど実行することはなくなりました。
それだけ安定したOSなのかな。と思います。
ただ、ソフトをインストールしたあと、綺麗サッパリにクリーンインストールしたかったり、調子が悪くなった時に、以前の状態に戻したくなることもあるので、システムの復元のやり方は覚えておいたほうがいいでしょう。
Windows XPに比べ、OSのバージョンが上がるごとに「システムの復元ってどこにあるの?」なんて場所に追いやられている感がありますが、今回はWindows8でのシステムの復元方法を紹介。
コントロールパネルを開く
システムの復元を実行するには、「コントロールパネル」を開きます。
が、Windows8からスタートボタンがなくなったため、コントロールパネルを探すのも一苦労。
私はソフトでスタートボタンを表示させるようにしましたが、このようにスタートボタンから開いてもいいのですが、一番簡単にコントロールパネルを開くには、「Windowsキー」と「X」キーを同時に押すと、各種項目にアクセスできるメニューが表示されるので、そこから開くのが最も簡単。
続いてコントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックします。
ようやく(?)システムの復元に辿りつけました。
「システムの復元」というボタンをクリックします。
Windows 7からWindows自体が最適な復元ポイントを用意してくれている「推奨される復元」か、XPと同じように過去の復元ポイントから選択できる「別の復元ポイントを選択する」の2つから選択出来ます。
推奨される復元は、復元される時間や影響を受けるソフトウエアの一覧が表示されるので、実際に実行した時にどのような状態まで引き戻されるか、割とわかりやすいです。
別の復元ポイントを選択すると、このように別の復元ポイントの一覧が表示されます。
XPの時と同じで何かアプリをインストールした時や、重要なアップデートがあった時、そして、定期的なポイントの作成で、手動で復元ポイントを作成しなくても作成されます。
ただ、Windows 7の時もそうだったんですけれど、復元できるポイントの有効期限がすごく短い気がします。
XPの時はHDDの容量が十分であれば、半年ぐらいまえまで戻せたようなきがするんだけれどなぁ。7や8になってからは、せいぜい1~2週間前までしか戻せなかったり、最悪戻せるポイントすらない時があります・・・。
ちなみに復元ポイントは、HDDの容量がいっぱいになると古いものに上書きされます。
つまりHDDやSSDの容量が少ないと、あまり昔に戻せなくなります。
私の場合、128GBのSSDを使っていたからなぁ。
復元の準備が始まります。
警告が表示されるので、「はい」をクリック。
システムの復元の準備が始まり、再起動されます。
しばらく待っていると、このように完了します。
システムの復元では、インストールしたソフト、設定、アップデータなどはその時の状態まで綺麗に戻ります。
つまりインストールする前に復元すれば、レジストリも含め、綺麗にその時まで戻ります。
が、作成したファイルやフォルダなどはそのまま残るので、予めバックアップする必要がありません。
なので、ちょっとでも調子が悪いな。と感じたら、システムの復元を実行させておくといいかもしれません。
ちなみにWindows8からは、「リフレッシュ」という機能が加わりました。これは、いわば工場出荷状態に戻す、というような感じ。
ただ、作成したファイルやデジカメの写真、音楽ファイルはそのまま残して初期化されるので、システムの復元をさらに強力にした機能。
そのため、ほとんどのソフトウエアは綺麗サッパリなくなってしまうので、余程のことがない限り実行することはないかもしれませんが、システムの復元では治らないような症状ではリフレッシュも考慮しておいたほうがいいかも。
ちなみにリフレッシュは、取り消しがきかないようです。
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