ヘッドランプの交換 エブリィ・クリッパー編

エブリィやクリッパーなどボンネットが狭いワンボックスタイプのヘッドライトの交換方法を写真と動画で詳しく解説します。

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ヘッドランプの交換 エブリィ・クリッパー編

Last update 2019-06-28 20:35

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以前、軽ワゴンのヘッドライトの交換方法を紹介しましたが、今回はスズキ エブリィやOEMの日産クリッパーのようなボンネット内が狭いワンボックスタイプのヘッドライトの交換方法を紹介します。
なお、、マツダのスクラム、三菱のタウンボックスもほぼ同じ手順で交換できると思います。

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狭いボンネットでのヘッドライトの交換

1BOXタイプのボンネット内部軽のワンボックス型のボンネットはこのように結構ぎっちぎち。

狭くてヘッドライトが交換できないこのままでも交換できなくはないのですが、手探りで交換しなければならないので、結構シビアです。

ヘッドライトユニットの外し方とヘッドライトの交換

ボンネットを開ける

ボンネットオープンレバーエブリィやクリッパーのボンネットオープンレバーは運転席の右斜め前方(ハンドルの右下)にあります。
ここを引っ張ると、ボコん!という音共にボンネットが半開き状態になります。

ボンネットのロックを外すボンネットが半開き状態になっているので、隙間から手を差し込み、ロックレバーを左斜め上に持ち上げ、ボンネットを開きます。

ボンネットサポートロッドボンネットサポートロッドは、天井裏側についています。

穴に差し込む垂直に下ろした場所に穴が開いているので、ここにロッドを差し込みます。

ヘッドライトユニット固定ボルトとピンエブリィやクリッパーは、ヘッドライトユニットが3つのナットと1つのピンで固定されています。
写真には2つのナット(ピンクの矢印の先)と1つのピン(青色の矢印の先)が写っています。
これ以外にバンパーに隠れた部分にも1つあります。

ピンの外し方

ピンの外し方まずはピンを外します。ピンの隙間にマイナスドライバーを差し込み、ひねる用に持ち上げると・・・

ピンを持ち上げるピンの中央部が持ち上がるのでそのまま指で引っ張るとピン全体が外れます。
どのピンも同じ仕組みで外すことが出来ます。

10ミリのレンチで回す続いて手前のナットを外します。プラスドライバーでも回せるのですが、非常に硬かったので10ミリの六角レンチで回しました。

もう1つのナットも外す続いてもう1つのナットも外します。こちらも非常に硬かったです。

エブリィやクリッパーのバンパーの外し方

タイヤハウスにあるビス私のやり方が悪いのか、エブリィやクリッパーのヘッドライトユニットは上で紹介した2つのナットと1つのピンを外し、ユニットを引っ張ると外れるらしいのですが、全く外れる様子はありませんでした。いろいろとやっていたら、バンパーに隠れたナットを外したらユニットも外すことが出来ました。
バンパーはすべて外す必要はないのですが、このタイヤハウスに設置してあるビスを外します。

ビスの外し方ちょっとやりにくいのですが、ここにプラスドライバーでビスを外していきます。

バンパーをはがすバンパーはプラスチック製なのでビスを外すと爪とピンで固定されているだけなので、強く引っ張るとめくることが出来ます。
もし、はがれない場合はタイヤハウスにいくつかピンがあるので、外してみてください。

隠れているナットを探すこれぐらいめくると隠れていたナットが見えます。

バンパーの裏のナットを外す10ミリの六角レンチで外します。

ヘッドライトユニットを傾ける3つのナットと1つのピンを外したら、ヘッドランプユニットが自由になるので、裏側をみえるようにひっくり返します。

ヘッドライトユニットの裏側こんな感じ。

フォグランプの交換

ヘッドライトユニットの裏側ヘッドランプユニットをひっくり返したところ。
だいぶやりやすくなりました。ヘッドライトやスモールランプ、ウィンカーなどにつながっているケーブルがあるので、注意して扱ってください。

ヘッドライトにつながっているカプラー(コネクタ)を引っ張って外します。特に爪などで固定されているわけではないので、水平に引っ張れば外すことが出来ます。

防水ゴムキャップを外す防水用のゴムカバーを外します。こちらも引っ張れば簡単に外れます。ゴムカバーにはつまみがあるので、つまみを引っ張ればOK。

止め金とフック電球は止め金で固定されています。
止め金はばね状になっていて、フック(画像の丸で囲った部分)に引っかかっています。
一度奥に押して横にスライドさせると外れます。(動画参照)

止め金具の外し方

止め金をフックから外したところ片方外したところです。

車検対応6500Kヘッドライト今回交換したのは、車検対応6500KのH4のバルブです。
エブリィやクリッパーのヘッドランプは「H4」になります。
6500Kは明かりの色味で、数字が大きくなるほど青白くなります。あまり青色が強すぎると、車検に通らない可能性があるので注意。なお、数字が小さくなると黄色に近い色になります。

あたらしいキセノンヘッドライトを差し込む新しいバルブを差し込みます。バルブには3つの爪が出ているので、向きに注意。

キャップの爪の位置に注意ゴムカバーを元に戻します。
ゴムカバーには爪が一か所出ているので、ここをくぼみに合わせてください。

ヘッドライトをつけて確認するユニットを元に戻す前にヘッドランプを点灯させてきちんと点灯するか確認します。

元に戻す

ヘッドライトユニットを元に戻すヘッドランプユニットを元に戻します。

ナットを仮止めしておくこの時2本のナットを手で仮止めしておきます。

ピンをはめるまず、ピンをはめます。

ナットを締め付ける仮止めしておいた2つのナットを本締めします。

ナットを本締めするバンパーに隠れるナットも本締めします。

ビスの外し方タイヤハウスのビスを取り付けます。

これでヘッドランプの交換が完了しました。ワゴンタイプのヘッドライトの交換と違い、ボンネット内が狭いので少し苦労しましたが、ナットの場所さえ分かっていればそれほど難しくありません。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

なお、車のヘッドライトを交換してみたにも書きましたが、ヘッドランプユニットにはポジションランプ(スモールライト)もあるので、同時に交換してしまってもいいかもしれません。

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最終更新日 2019-06-28 20:35

 

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投稿日:2019-06-29 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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