インバーター蛍光灯の取り付けと交換
最終更新日 2020-08-23 08:37
普通の蛍光灯からインバーター蛍光灯へ交換する方法を動画と画像で説明します。
思ってたよりもめちゃめちゃ簡単なので、ネットで安く購入して自分で取り付けてみました。
最近、省エネ傾向としてLEDの照明器具が人気があるようですが、実際には同じ明るさであれば、蛍光灯の方が省エネです。
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特にインバーター蛍光灯でも今回紹介するスリム管のタイプは、寿命も1万~2万時間(LEDは、4万時間)で、価格はLEDの半額以下。
また普通の蛍光灯に比べ、すぐに点灯し、ちらつきがないので部屋やリビング、台所等のシーリングライト(天井に取り付ける照明のこと)では、インバーター蛍光灯の方が向いているでしょう。
実は、蛍光灯でもこのスリム管タイプはLEDよりも効率がよく、同じワット数でもLEDより明るいそうです。
取り付け可能な器具
自分で取り付けが可能なのは、取り付け金具がこのような形状のタイプで、ほとんどの蛍光灯に対応していると思います。
ただし、このような大型の照明器具は、配線がちょっと違っているみたいで出来ませんでした。
この場合は業者に頼むしかないかも。
取り付け方法
古い蛍光灯をはずす
まずは古い蛍光灯をはずします。
おそらくほとんどの部屋の蛍光灯は、このように4つの手で回せるネジで留まっていると思います。
この4カ所のネジを手でゆるめます。
完全にはずさず、ゆるめるだけにしておきます。
先ほどゆるめたネジの頭を穴に通します。
4つのネジ頭が同時に穴に通るように本体をひねります。(動画参照)
土台をはずします。
意外とずっしり重いので気をつけてください。
インバーター蛍光灯の取り付け
インバーター蛍光灯に付属してきたアダプターを取り付けます。
差し込んだらひねってロックさせます。
インバーター蛍光灯本体をカチッと音がするまではめ込みます。
インバーター蛍光灯の特徴として、普通の蛍光灯は安定器がすごく重いんですけれど、インバーターはすごく軽い!!
地震が来ても重さで落ちる。ということはまずないでしょう。
それぐらいすごく軽いです。
最後にカバーを取り付けます。
たったこれだけ。
時間にして10分か15分程度で取り付け完了。
ただし、脚立や椅子にのって作業するため、落下や怪我には十分気をつけてください。
たぶん、女性でも出来るぐらいの簡単さ。
インバーター蛍光灯の特徴
インバーター蛍光灯は、最近主流になってきましたが、我が家のように20年以上前の建物には、まだまだグロー管(左の画像)を使ったものが多く、つけるときにチカチカと点滅し、完全に点灯するまでに時間がかかるのが弱点でしたが、インバーターはLEDには及ばないものの、パッとすぐ点灯するのが特徴。
LEDは、消費電力は低いのですが、実際にはすごく暗く、蛍光灯と同じ明るさにするとなると、実際には蛍光灯より電力を消費してしまう。という弱点があります。(2020年8月追記:2015年当時はまだLEDは今ほど性能がよくありませんでした)
LEDも2~3年前に比べると、見違えるように明るくなったようですが、部屋の照明にはまだまだ蛍光灯の方が向いている気がします。
LEDは、寿命が長い分、価格が高く、寿命がきた場合に本体ごと交換しなければならないという弱点もありますしね。
蛍光灯の場合は、蛍光灯管の交換だけで済みます。
さて、インバーター蛍光灯のもう一つの特徴がリモコンでオン・オフや明るさを調節できる点です。
インバーター蛍光灯は、普通の蛍光灯と違い、明るさを調節できる点も特徴です。
製品によって違うのですが、だいたい10段階で調節可能です。
この点もLEDより省エネといえる点ですね。
昼間は明るさを暗くしておけば、消費電力は半分から3分の1で済むのです。
左が一番暗くした状態。
右が一番明るくした状態。
意外と全然違うぐらいの変化があります。
普通の蛍光灯の、1本を点灯させたときと3本点灯させたときぐらいの違いはあります。
左が一番暗くした状態で、右が一番明るくしたときの状態。
夜はさすがに一番暗くすると、読書やパソコンの利用も厳しいかもしれない。
インバーター蛍光灯にした感想
インバーター蛍光灯にして最もよかった点は、明るいこと。
同じ消費量でも高周波で点灯するので、ちらつきが少なく電力あたりの明るさが明るいのも特徴です。
あとはリモコンで操作できるのもいいですね。
うちの親父が蛍光灯になが~いひもを付けて、布団に寝たまま消せるようにしてたんですけれど、リモコンで消せるようになったので、楽になりました。
その分、リモコンをなくすかもしれないデメリットもありますが。。。
リモコンは、他のメーカーからも発売されているので、無くしても使えるし、一部屋に二つぐらい用意しておくと便利。
震災以後、省エネが見直されてLEDが注目を集めていますが、実際は蛍光灯もまだまだ現役で使えるすばらしい照明器具だと思います。
とにかく安くて省エネなのがポイントですね。
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最終更新日 2020-08-23 08:37 / 投稿日:2011-12-14 | | |