ムーブ・ミラのドアノブが割れたときの交換方法
最終更新日 2020-12-25 15:07
ダイハツムーブのドアノブが割れてしまいました。実は以前も別のドアのドアノブが割れてしまい、ディーラーで取り換えてもらったのですが、1万円ぐらいとられたので部品を取り寄せて自分で交換してみました。
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目次
ムーブ・ミラのドアノブが割れる現象
たまたまかなと思って調べてみたら、ムーブではよくある現象らしくていろいろな人が動画やサイトで交換する様子を公開していました。
そこで自分で交換してみようとチャレンジしたのですが、ま~、大変だった。(笑)
たぶんこのページでは他のサイトより詳しく画像などを公開しているので参考にしてください。
ムーブ・ミラのドアノブの交換
ドアノブだけを手に入れる
ドアノブだけを購入したいのだけれど、どうすれば・・・
と、探してみるとヤフオクで大量に出品されていました。たぶん、同じようなトラブルが多いんでしょうね。ヤフオクでは中古部品と新品があるのですが、それほど高い商品ではないので、新品の方がいいかと思います。
また、前のドアと後ろのドアは同じ部品らしいのですが、左右で違う部品のようなので注意。右(運転席側)は価格も400円ぐらい高いようです。
ドアの内装をはがす
ここからは内装はがし用の工具があると便利。
出来ればプラスチック製の工具の方がいいかもしれない。
うちのムーブは、走行距離15万キロの10年以上経過したおんぼろなので、いくら傷がついても構わないのですが・・・
窓の開閉ボタンがある付近に、カバーの境目があるので右側からはがし工具かマイナスドライバーを差し込み・・・
境目に沿ってドライバーを入れ、ひねるように回すと少しずつ浮いてくるので…
難関 コネクター外し
最初の難関がここ。このコネクターが全然外れません。
爪で引っかかっているのかな?と思っていろいろな場所を押してみたのですが、外れる様子がない・・・
と、あきらめかけてたところ、すんなり外れました。なんだったんだろう?
内張はがし
内装をはがしていきます。基本的には下側がピンで止まっているので、このようにドライバーやはがし工具を差し込み、てこの原理風にはがしていきます。
ここの作業は比較的スムーズ。
ある程度隙間ができたら、反対側を指で剥がすと一気に外れると思います。
ムーブの場合は、内装の上部が下に押し込むような形でハマっているので、①上に持ち上げ、②手前に引きます。
外れました。
ドアの開け閉め用のコネクタが引っかかるので、穴から通します。
防水ビニール
防水用のビニールの一部をはがします。
柔らかいゼリー状のパッキン。手につくと厄介なので、ビニールか何かでカバーしておいた方がいいかも。
ドアノブを外す
外側のドアノブを固定しているナットがあります。(10ミリかな?)この2つを外します。
* 実はここはあとで外した方がいいかも(後述)
この時、ナットをドア内部に落とさないように注意してください。
落とすとたぶんかなりバラさないととれないかもしれません。
アームが外れない!
さて今回の作業の最大の難所です。ドアノブにはドアノブを引くとロックが外れるように金属のアームがつながっているのですが、ここに「グロメット」と呼ばれるプラスチックのワッシャーのようなものが噛ましてあって、アームが抜けないようになっています。
が、このグロメットのせいで全然アームが抜けません!狭いし暗いので、どういう仕組みになっているのかよくわからん!
YouTubeでもここでハマっている人が多く、仕組みがわかっていないとここでハマるのは必至。
プロのブログなどを見ると、どうもマイナスドライバーで横方向(アームの先端方向)にグロメットをずらすと、(多分)グロメットの穴が緩むので、アームを後方に押してやれば抜けると思います。
が、実際は狭いのでよく見えないんですよね~。
YouTubeではラジオペンチで外すと言っている人が多いようですが、暗くてよくわからない・・・
で、私はどうしたかというと、まずラジオペンチでドアノブを少しずつ割っていき、最後は丸棒のやすりで削りました。(笑)
こんな感じ。たぶん、実際にやってみると「あぁ、ここかぁ!」となるはず。なので正直、ディーラーに出した方がいいかも。。。
拡大してみるとわかるのですが、アームの先端の少し手前がくぼんでいて、グロメットの穴がここにハマって抜けないようになっている仕組み。
ドアノブの部品の穴にグロメットがハマると、グロメットの穴が狭まりアームを固定する仕組み・・・だと思います。
ドア内装の組み立て
つかれた~~~。が、まだ最後に難関が1つ待ち構えています。
若干てこずりました。(笑)ドアノブのネジ穴を合わせるような感じで取り付けます。
難関 アームをグロメットにはめる
内側からナットをはめます。先ほど苦労したアームはナットを固定してからのほうが若干やりやすいような気がします。
ここは疲弊してたのでほとんど撮影しませんでした・・・。とにかく感覚に頼ってグロメットの穴にアームの先端をはめました。
で、作業後に思ったのですが、たぶんあらかじめグロメットをドアノブの穴から少し手前に出してやり、グロメットの穴を広げてからアームを差し込むのかも。私の場合は結局穴に完全に通せなくて、仮止め的なまま作業を進めてしまったのですが、一応動作するのでOKとしました。(笑)というか、もう2度とやりたくないので放置です。
内張をはめます。外すときも紹介しましたが、上から差し込むようにはめます。
なんとかドアノブの交換が完了しました。1時間ぐらいかかったのかなぁ。今回はちょうど太陽がまぶしくてなかなか作業が進みませんでした。
2005~2015年ぐらいに発売されたムーブやミラはドアノブが割れる不具合があるので、自分で交換したい!という人は参考にしてください。
私はもうやりたくありません。(笑)
まぁ、前のドアの左右はまだ古いままなので、次、割れたらまた自分でやっちゃうかも。
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最終更新日 2020-12-25 15:07 / 投稿日:2020-12-25 | | |