車のバッテリー上がりを防ぐ充電ソーラーパネルチャージャーの取り付け
Last update 2019-07-02 23:15
私は普段、自転車かバイクで出勤・移動しているのでほとんど車に乗りません。どれくらいのらないかというと、平成23年7月初期登録した車ですが、平成31年3月(約8年経過)した状態で、まだ走行距離が20,078㎞です。
もっと言えば平成25年8月から平成31年3月までで、7万キロ(ジャスト)しか走行してません。
バッテリーは新車時から一度も交換したことがありませんが、今でも一発でエンジンがかかる状態です。
その理由の一つが、4年前に取り付けたソーラーバッテリーチャージャーのおかげだと思います。
今回は私のように週に1度乗るかどうかの使用頻度で車のバッテリー上がりが不安な人のために、太陽光で充電するソーラーバッテリーチャージャーの取り付けを紹介します。
Sponsored Link
目次
ソーラーパネルチャージャーは効果あるか
たぶん、一番気になるのがソーラーパネルチャージャーが実際に効果があるのか、だと思います。これも私が保証します!というのも、前回の車検(6年目の車検)で車屋に出したときに、バッテリーの健康状態を見てもらったのですが、「問題ないですよ!」とのことでした。
普通、バッテリーは2~5年と言われていますが、私の場合ほぼ運転しないので、寿命は短いはず!ですが、8年目の今でもバッテリーのトラブルは一切なし。
バッテリーの正常状態とは?
バッテリーが寿命かどうかの判断として、電圧計でバッテリーの電圧(ボルト)を計測し、12ボルト以下であれば要交換と言われています。が、私の場合8年目でもまだ12.5V以上を維持しています。基本的には12.5~13Vでおさまっていれば大丈夫と言われています。
走行距離は今でも20,078㎞。
バッテリーは一度も交換したことがないのですが、約8年が経過した今でもエンジンは一発でかかる状態。
特に2013年から2019年まではわずか7,000キロしか走っていない状態。
エンジンをかけた状態で計測しない
車はエンジンをかけると
プッシュボタン式の場合は、ブレーキを踏まずにボタンを一度(もしくは2度)押した状態で計測してください。
ソーラーパネルチャージャーの取り付け
ソーラーパネルチャージャー
アマゾンでいろいろ探したのですが、意外とソーラーパネルでバッテリーを充電する製品はあまりありません。あったとしてもバッテリーに直に繋げるものが多く(それでも可能ですが)ヒューズ経由で設置が可能な製品を探しました。
こちらが購入したソーラーパネル。
最大出力電流:125mA
最大出力:1.8W
他にもソーラーパネルは売ってはいるものの、出力が弱く(動作電流72mA)とても頼りない気がしたので、少々高価ですが思い切って購入(2015年)。
ソーラーパネルを設置してから4年が経過しました。
ケーブルです。
①ヒューズ
②ヒューズ型の差し込み端子
③ソーラーパネルとつなげるコネクタ
④車のアース(もしくはボディのナット)へ取り付ける
ヒューズは2種類の大きさのもが入っていました。
ケーブルはプラスとマイナスの二股に分かれているのですが、一方はボディーに接続します。
自動車のヒューズボックスに取り付ける端子。
2つの大きさのヒューズ型の端子が用意されていました。
引っ張るとケーブルが外れるので、大きさを車のヒューズに合わせて交換可能です。
内装パネルを外す
設置した時にケーブルを隠すためにヒューズボックス付近のパネルを外しておきます。
内装パネルはピンでとめてあるのですが、ピンの中心部をとがったもので押し込み、
ヒューズでバッテリーをつなぐ
私の車(MRワゴン)のヒューズボックス。
アクセルの右側にありました。
私は車内灯(たいてい「DOME」)を使用しましたが、「ハザード(HAZ)」でもいいと思います。
各ヒューズボックスの配置などは取扱説明書をご覧ください。
抜いた場所にソーラーパネルに製品のヒューズ付きケーブルを差し込みます。
もう一方のケーブルの端をアースに接続します。
ボディーに接触しているナットを探して取り付けます。
このときケーブルの先端がボディの金属部に接触していることを確認してください。
邪魔なケーブルを隠す
余ったケーブルをまとめてパネル内に隠しておきます。結束バンドなどがあると便利。
パネルを固定するピンは、中央を押し出した状態で差し込みます。
ソーラーパネルの設置
パネルを設置します。
固定するのがベストですが、私の場合はそれほど車を運転しないので滑り止め用のマットを敷いてその上に載せただけ。(笑)
パネルから伸びたケーブルとヒューズに取り付けたケーブルを接続して完了です。
私が購入した製品はフレームが黒なのでフロントガラスに反射しにくいので、運転時視界が遮られることもありません。
充電中はLEDライトが点滅するのですが、明け方雨上がりの暗い光でも充電しているようです。
まとめ
以前、クロスバイクにハマったときは車もバイクもほとんど乗ることはなくなったのですが、2年放置したらバイクの方はバッテリーが完全にあがってしまいました。が、車の方はソーラーパネルで充電し続けていたせいか、まったく問題なし。ただし、バッテリーを充電すると言うよりは現状維持を保ちつづけるという感じなので、弱くなったバッテリーを復活させたり、充電して容量を増やすようなことは出来ないようです。なので充電目的ではほぼ期待できないので注意。
関連ページ
- バッテリー充電器を使ってみた
- キーレスの電池交換と電池がきれた時のエンジンの始動方法
- ルームランプをLEDに交換した
- 車のヘッドライトを交換してみた
- iPhoneのバッテリーの寿命を延ばす
- iPhoneをダークモードにしてバッテリーを長持ちさせるには
- Apple Watchのバッテリーを長持ちさせるには
最終更新日 2019-07-02 23:15
Sponsord Link
【 かず 】 2020/01/15 13:48
非常に参考になりました
ありがとうございます
バッテリーは外さずに作業しても大丈夫なのでしょうか?
【 管理人 】 2020/01/15 15:20
>かずさん
お役に立ててよかったです。私はバッテリーを外さずに作業しました。ただしショートさせないように気を付けてくださいね。
【 かず 】 2020/01/28 13:35
早速のご回答ありがとうございました
投稿日:2019-03-16 | | |