車のタイヤの空気を入れる

自転車の空気入れ(フロアポンプ)を使って自動車のタイヤに空気を入れる方法を紹介します。空気圧の計測や、ホイールカバーの外し方なども紹介します。

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車のタイヤの空気を入れる

最終更新日 2015-06-11 14:25

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自転車の空気入れを使って車のタイヤに空気を入れる方法を紹介します。車のタイヤの空気圧が適正だと、びっくりするほど燃費が上がります。

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平均燃費が上がった今まではだいたい平均燃費が14~15km/Lだったんですが、タイヤの空気圧を適正にした途端、17km/Lほどに上がりました。
普段からタイヤを指で押して空気圧を点検してたんですが、ゲージバルブできちんと測ってからは、一気に燃費が向上しました。

タイヤのバルブの種類

タイヤのバルブ(空気を抜いたり入れたりする入り口)には、以下の3つの方式があります。

英式

英式ママチャリや安い自転車などに使われているのが「英式」と呼ばれるバルブです。
よく見かけるやつですが、高圧に弱いらしいです。

フレンチバルブ

フレンチバルブクロスバイクやロードバイクのような少し高級なスポーツタイプに使用されるバルブです。仏式とかフレンチバルブと呼ばれます。
クロスバイクやロードバイクのタイヤは、90 spi (620.53 kPa)ぐらいの超高圧(自動車は240kPaぐらい)なので、フレンチバルブが一般的に使用されるようです。

米式

米式車のタイヤに使われているのが、米式と呼ばれるタイプです。
最近の自転車用空気入れ(フロアポンプといいます)は、たいてい米式にも対応しているので、自転車用のフロアポンプで自動車のタイヤに空気を入れることが出来ます。

自転車用のアダプター自転車用のフロアポンプでは、このように「英式」用のアダプターが付属しているので、後ろのレバーを倒して引き抜きます。

レバーを引くと外れるフロアポンプによってはレバーを倒すと引きぬくことが出来るタイプも有ります。

パッキンが広がるレバーを倒したり、立てたりすると中のパッキンが広がったり狭まったりしてバルブをがっちり固定します。

自動車のタイヤに空気を入れるには

適正空気圧を調べる

タイヤの適正空気圧車のタイヤの適正空気圧を調べるには、運転席のドアの開口部に記載されています。

タイヤの空気圧軽自動車だと大体前輪・後輪ともに240 kPaキロパスカル前後だと思います。
車のタイヤの空気圧の単位には、「 kPa 」や「kgf/cm²」が用いられるのですが、自転車の世界では「 psi 」とか「 barバー 」が一般的です。

メモリの読み方ただ、bar(内側のメモリ)は、100 kPa = 1 bar なので、240kPa の場合は、 2.4 bar として計測すればOK。

写真は、2.6bar になっているので260kPaですね。

もし、計算するのがめんどくさい場合は、Javascriptで計算するスクリプトを作りましたので、利用してください。

ホイールカバーを外す

タイヤの空気を入れるには、意外とホイールカバーが邪魔になるので、あらかじめ外しておきます。
ホイールカバーを外すには、大きめのマイナスドライバーか、車に搭載されているジャッキバーを利用します。

ジャッキバージャッキバーは、車の後部座席の後ろのシートの下に収納されていました。

ホイールカバーの隙間写真ではわかりにくいのですが、ホイールカバーには切り欠きがどこかしらにあるので、探します。

ジャッキバーを差し込むこの切欠きにジャッキバーを入れ、こじ開けるようにすると少しすき間が開きます。

カバーをはがすあとは開いたすき間にジャッキバーを入れ、テコの原理で押し広げてやると簡単に外れます。
爪で引っかかっているだけなので、爪の周辺をバーでこじ開けるようにします。
以下の動画を参考にしてください。

バルブのキャップを開けるホイールカバーを外さなくてもフロアポンプの口金が差し込める場合は、はずさなくても構いません。
まずはバルブのキャップを外します。

空気入れを差し込みレバーを倒すフロアポンプの口金をバルブに差し込みます。
多少空気が抜けるかもしれませんが、気にしなくてOK。

レバーを倒すレバーを倒してパッキンでバルブを固定します。
フロアポンプによってはレバーを立てて固定するタイプもあるので注意。

空気を入れるあとはピストンを上下して入れるわけですが、車のタイヤは自転車と違い、かなりの量の空気を入れる必要があります。
たった1 kPa入れるのにかなりの量を入れないといけないので、はじめは「あれ?本当に空気入ってるのか?」と不安になりますが、ちゃんと入っているようです。

空気圧を測る空気圧を測るエアゲージがついたフロアポンプであればいいのですが、エアゲージがついていない場合は、エアゲージで測ります。
ネットで600円ぐらいで購入できるので、用意しておくと便利。

リセットボタンで空気を抜く自動車のタイヤの空気圧を測るにはでも書きましたが、エアゲージで測る場合は、多めに空気を入れてやり、リセットボタンでエアーを抜きながら調節していきます。

キャップをはめる最後にキャップを閉めて完了。
クロスバイクでは、週に1回、空気を入れる必要があるらしいのですが、車の方は半年ぐらい放置したままでした。
元々殆ど乗らないので、なおさらタイヤの空気圧はノーチェックでしたが、これからはきちんと管理したいと思います。

まとめ

最近、ガソリンスタンドもほとんどセルフスタンドになって、機械の空気入れが見当たらないとこも多く、だったら自転車の空気入れで入れたほうがいいんじゃないかと思います。
理想としては、エアゲージ付きのフロアポンプが1つあると、自転車、バイク、車に対応できるので便利。

自転車も空気圧を適切にすると、びっくりするぐらい走りやすくなるので、きちんと空気圧の管理をしておいたほうがいいかも。

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