車のヘッドライトを交換してみた

車のヘッドライトを交換してみました。青白い高効率ヘッドライトなどと書かれたものと交換。ノーマルに比べ白い明かりになりました。HID(ディスチャージヘッドライト)に近い色になりました。簡単に交換できるの

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車のヘッドライトを交換してみた

最終更新日 2015-07-10 04:01

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車(MRワゴン)のヘッドライトを青白いヘッドライトに交換してみました。今回はじめてヘッドライトを交換したのですが(今まではオートバックスに頼んでいた)、MRワゴンやワゴンRのようにヘッドライトの裏に手が入るスペースがある車の場合、簡単に交換できるので、憧れの?HIDのような青白いヘッドライトに交換してみてはどうでしょう。

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ヘッドライトの種類

ハロゲン

ハロゲンヘッドライトバルブヘッドライトには大きく分けて、一般的なハロゲン(白熱電球)と白くて明るいHID(ディスチャージヘッドランプ)があります。最近ではLEDのものもあるみたいです。
ほとんどの車はハロゲンヘッドライトなんですけれど、オートバックスのようなカー用品店に行くと、「5000K」とか「130W相当」とデカデカと書かれたヘッドライトがたくさん並べられていると思います。
ノーマルヘッドライトのようなオレンジっぽい色から白色、青白い色など沢山の種類がありますが、これらもハロゲンヘッドランプになります。

4000Kとか5000Kとか書かれている数値は、色のことで数値が大きいほど青みが強くなります。
3000K台だとノーマルのような電球色で、4000K台になってくると白っぽく。5000K以上になってくると青白い色になります。
理科か科学などで習った覚えがるかと思いますが、電球は温度が低いと赤、高くなると青い光を発します。夜空の星の色がオレンジか青かで、その星の温度がわかるのはこのためです。
ハロゲンランプは、いわゆる家庭で使われている電球と仕組みは同じで、フィラメントを通電することによって、熱が発生し、光り輝くというわけです。
そのため、あまり長い時間点灯するとフィラメントが切れて寿命を迎えます。

高効率ヘッドライト ホワイト青白いハロゲンランプは、青く見せるため、より高温させていたり、青いフィイルムのようなもので覆われていたりすることもあって、熱がこもったりしてノーマルのライトに比べ寿命が短い事が多いです。
私も夜勤をしていることもあって、通勤で車を使うときはヘッドライトを点灯させる時間帯なのですが、往復20km(時間にして片道20分)だと1年ちょいぐらいで玉が切れたりしました。
青白い色がほしいがために、毎年毎年数千円払うのも馬鹿らしいので、ノーマルのハロゲンに変えたのですが、新しく購入したMRワゴンはボンネット内が結構スカスカで、手が用意に入るので、今回自分で交換してなるべく安く白いヘッドライトを実現してみようと。

選び方

車のヘッドライトは、H4とかHB3といった形状による種類があります。一般的な車はほとんどがH4と呼ばれるものになります。
また、「12V」とか「24V」と書かれているものがありますが、24Vはトラックのようにバッテリーが2つある車になります。一般の車は「12V」を選択してください。
3000~5000円台が一般的ですが、ネットで検索すると1000円以下の製品もあるようです。が、こうした安い製品はすぐに寿命が来たり、すごく暗かったりするので、できれば2000円以上の製品を選ぶのがベター。
3000Kとか4000Kとかといった数値は、光の色を数値で表したもので、数値が大きいほど青白くなります。
車検に通過するには6000K以下のものでないといけないようです。

また、青白さを実現するにはフィラメントを高温にするわけですが、安い製品は単に青いフィルターでコーティングしただけのような製品もあり、こうした製品だと当然明るさが暗くなるので、注意が必要です。

道路を照らしたところ私の購入したものも、すごい安い製品だったので心配だったのですが、こうして道路を照らしだしてみると、ノーマルとあまり変わらない感じです。

壁を照らしたところ見た目、あまり白く感じなかったのですが、壁に照らしてみると白いですね。
注意点として、白いと雨や霧の時に、路面が見にくいので注意してください。
トラックなどに黄色いライトが付いているのは、こうした天候の時に路面を見やすくするため。
ま、とはいっても1m先が見えないぐらいの濃霧の時に、運転したことがあるんですけれど、いくら黄色くても見えなかったです。(笑)

HIDとは

最近トラックなどでも多くなってきましたが、高級車などでヘッドライトをつけると、ぼわ~~んと幻想的なつき方で青白くて明るいヘッドライトを見たことがあるかと思いますが、あれがHIDと呼ばれるヘッドライトです。
「ディスチャージヘッドランプ」とか「キセノンランプ」と呼ばれたりもするようです。
蛍光灯や水銀灯と仕組みが同じで、フィラメントを必要としません。
そのため長寿命で、しかも低電力という特性があります。
寿命は大体6倍から10倍ぐらいもつらしいです。
が、その分価格が高くて、HID用のバルブをそのままノーマルのハロゲンランプ用の車には取り付けることが出来なくて、バラストと呼ばれる安定器やケーブルが必要になってきます。
最近はバラストやケーブル(ハーネス)がシンプル・コンパクト化しているので、素人でも簡単にハロゲンランプからHIDに交換できるようです。

LED

最近ではLEDのヘッドライトもちらほら見られるようになったようです。
ただ、LEDはまだ大光量化が難しいらしく、熱に弱いので、一般に言われているLED=長寿命ってことはないらしいです。
あと、LEDの光は暗い割に、目が疲れるので、対向車のことを考えると・・・です。

というわけで、なんとかあのHIDのような青白いヘッドライトを実現したかったのですが、耐久性が短いハロゲンランプにするか、HIDヘッドライトキッドを購入するか迷ったんですけれど、耐久性が短くても安い製品を購入して、自分で取り替えるようにすればいいか。と、安価なヘッドライトを購入して自分で交換してみました。

トラックのヘッドライトや以前乗っていたキャロルは、ヘッドライト裏がごちゃごちゃして素人には交換が大変だったので、自分で交換はしたことがなかったのですが、最近のワゴンタイプの軽自動車であれば簡単に交換できそうです。

ヘッドライト交換手順

ノーマルとの違い

ノーマルのヘッドライトとの比較実際に交換したところ、向かって左側が交換したヘッドライト。
右側に比べ、白っぽい色になっていますね。4200Kと書かれた製品だったんですけれど、もっと青白っぽい方がよかったかな。

青白い光でもこうして比べてみると、明らかに色みが違いますね。

交換してみた

コネクタを探すまずはボンネットを開けて、ヘッドライトの裏側に手が入り込めるスペースがあるか確認して下さい。
車種によってはタイヤをはずさないといけないもの、いろいろ他の部品をはずさないといけないもの、とあるので、購入前に確認して下さい。

コネクターとゴムキャップハロゲンライトはこのようにコネクター、防水用のゴムキャップという感じではまっているので、まずはコネクターを外します。

コネクターを引っ張るMRワゴンのコネクターは単に引っ張れば外れるものでした。
中にはコネクターの両端の爪を同時に押して、引っ張らないと外れないものもあるようです。

ゴムキャップを外す続いて防水用のゴムキャップを外します。
これは単にはまっているだけなので、簡単に外れます。

バルブを押さえている針金を外す続いてヘッドライトバルブを押さえている針金を外します。

フックこのようにフックに片方の針金が引っかかっているので、一度針金を下に押してフックから外して、針金を手前に引きます。
詳しくは動画を参考にしてください。

交換するヘッドライトバルブは単に穴に刺さっているだけなので、手前に引っ張れば簡単に抜けます。

高効率 ホワイト ハロゲンランプ購入した高効率ヘッドライト ホワイト

逆の手順で取り付けるヘッドライトを交換したら、逆の手順で組み立てていきます。

3つの爪ヘッドライトバルブには、このように3本の爪のようなものがあるので、ヘッドライトユニット側にこの爪がおさまる溝が3つあるので、ここに合わせてはめます。

コネクターを差し込む最後、コネクターをしっかりはめ込んだら完成です。
意外と簡単でした。多分、はじめての人でも5分なればできるかと思います。

ノーマルとの比較さっそく夜になるのを待って、ライトを付けてみました。
見た目はあまり白さを感じなかったんですけれど、路面の色が明らかに違いますよね。

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