エアゲージや自転車用の空気圧メーター付きの空気入れで、自動車のタイヤの空気圧を測ってみました。
Last update 2015-06-11 15:46
先日、自動車のタイヤに空気を入れたのですが、びっくりするぐらい燃費が向上しました。走りもキビキビした感じになりました。それほど空気圧が低下していたわけではありませんが、自転車と同じで、きちんと空気圧を管理していたほうがいい。と実感しました。
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このページでは、
1.タイヤの空気圧が低いデメリット
2.空気圧の単位の変換
3.タイヤの空気圧の測り方
を紹介しています。
最も顕著に出たのが、燃費でした。最近の車は、メーターに現在の燃費が表示されますが、今までは14km/リットルぐらいでした。私はバイクで通勤しているので、車には殆ど乗らないのですが、雨や雨が振りそうなときは車で通勤しています。すごく坂が多い道なのでどうしても燃費が悪く、10・15モード燃費が25.5km/リッターなのですが、随分差が開いてしまっています。
で、数カ月ぶりにタイヤに空気を入れたのですが、その後燃費をチェックしてみてびっくり。16km/リッターに増えてる!
表現が難しいのですが、キビキビした走り、というのがぴったりした表現。
なんとなく・・・ではなく、はっきり感じられました。特に交差点などを曲がった時などに実感しました。
私の周りで自転車に乗っている人は、ほぼすべて外国のフランス式のバルブのタイヤの自転車。みんな空気を入れるのが億劫なのか、タイヤがふにゃふにゃ。そのせいか、この半年の間に、4台がパンクしました。
自転車と車を同じように比較することは出来ませんが、基本的にはタイヤの空気圧が低いとパンクしやすいようです。
家には、クロスバイク用のメーター付きの空気入れがあったのですが、車で使われているkPaやkgf/cm²と違うので、はじめはよくわからず、kPa用のエアゲージを購入してしまいました。(笑)
しらべてみるとそれぞれ、定数をかけたりしてやれば変換できるとわかって、「kPa」と「spi」、そして「kgf/cm²」を変換できるJavaScriptを作ってみました。
一応仕組みとしては、
1 kpa = 0.145 psi = 0.010197 kgf/cm²
として計算。小数点第二位まで求めています。
タイヤの適正空気圧は、運転席側のドアの開口部に記載されています。
ただし、ホイールなど純正から変更してある場合などは、メーカーや店舗に確認して下さい。
タイヤ空気圧にはタイヤサイズや、空気圧がkPaとkgf/cm²で記載されています。
私のMRワゴンは、前後とも240kPaでした。
教習所では、高速道路を走る場合は若干空気圧を上げる。なんて言っていましたが、実際にはこの適正空気圧の値は、160km/h以下であればこの値のままでいいらしい。
これが今回購入したエーモン エアゲージ。
本来であればエアゲージ付きの空気入れを購入してしまえばいいのですが、いちいち単位変換しなきゃならないのと、意外と空気入れはかさばるので、もうすでに空気入れを持っている人はエアゲージのみ購入すればいいと思います。
ネットで600円程度で売っていました。
先端はこんな感じ。
黒い部分はパッキン。
中央部でバブルコアを押す仕組みらしい。
自動車のタイヤは、このように米式。
ママチャリや安いマウンテンバイクは、英式。クロスバイクやロードバイクは仏式になります。
中央部がバブルコアで、細い棒を押すとタイヤから空気が出てきます。
逆にここを押さないと、空気を入れることはできるけれど、出てきません。
一応説明書らしいものはありました。まぁ、見たままの使い方っぽい。
タイヤのバルブのキャップを外します。
エアゲージのみの利点として、ホイールキャップをはずさなくても計測することができる点でしょうか。
本来はこのように持って、先端をバルブに押し当てるらしい・・・
が、撮影用にこのような持ち方になってしまいました。
このままバルブにぐっと押し付けると・・・
シュ!と音がして、メーターが一気に動きました。
一度計測すると、リセットボタンを押さない限り、針は戻りません。
基本的には多めに空気を入れ、リセットボタンを押しながら空気を抜いていき、適正な値になるように調節するっぽい。
また、バブルからエアゲージを離してリセットボタンを押すと、針が0に戻ります。
続いてエアゲージ付きの空気入れ(フロアポンプ)で空気圧を計測する方法を紹介します。
まあ、普通にタイヤのバルブにはめるだけなんですけれど・・・
バルブのキャップを外したら、空気入れの先端をバルブに差し込みます。
この時はまだエアゲージが0になっています。
自動車のタイヤのバルブは、ほとんどが英式。
空気入れを差し込んだら、レバーを引くと中のゴムがバルブをがっちり押さえ、中のバブルコアを押します。
すると、エアゲージの針が振れました。
自転車用の空気入れを使うとき、一番厄介なのが単位が違う点。
自転車用の空気圧の単位は、主に「psi」か「bar」。
ところが自動車で使われている空気圧の単位は、「kPa」か「kgf/cm²」。
100 kPa = 1 bar
なので、barのメモリがついていれば自動車のタイヤも空気を入れることが出来ます。
例えば私のMRワゴンは、適正空気圧が240kPaだったので、2.4barになればいいわけです。
もし、「spi」の単位しかない場合は、先ほどの変換JavaScriptで計算すればOK。
240kPaだと、34.8 psiですね。
最終更新日 2015-06-11 15:46
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投稿日:2015-06-09 | | |