夏の節電方法 実際に効果があったのは?

1年で最も電気代がかかるのが冬と夏。2012年、私もようやく節電に目覚め、且つ、真剣に取り組んでみました。今回色々試した節電アイデアでどれが効果があったのか、検証してみました。

 
 

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夏の節電方法 実際に効果があったのは?

 

 

Last update 2012/10/31 21:51

震災と反原発運動の影響か、2012年は今まで以上に節電、節電と言われた夏でした。
私は「寒さ」より「暑さ」の方が苦手で、冬は小型の電気ストーブでしのげるのですが、エアコンはもう必需品。
そんな私が節電に目覚めたのが、2012年の夏。
今回は私のサイトで色々公開してきた節電アイデアが、実際に効果があったのか。また、どの節電が効果的だったのかを検証し振り返ってみたいと思います。

気温と電気代の関係

年月日 電気代 気温 年月日 電気代 気温 年月日 電気代 気温
2009年1月 ¥15,485 6.8 2010年1月 ¥12,358 7.0 2011年1月 ¥16,249 5.1
2009年2月 ¥12,957 7.8 2010年2月 ¥12,097 6.5 2011年2月 ¥13,462 7.0
2009年3月 ¥12,487 10.0 2010年3月 ¥11,943 9.1 2011年3月 ¥11,562 8.1
2009年4月 ¥12,679 15.7 2010年4月 ¥12,463 12.4 2011年4月 ¥9,991 14.5
2009年5月 ¥10,111 20.1 2010年5月 ¥10,937 19.0 2011年5月 ¥9,616 18.5
2009年6月 ¥8,631 22.5 2010年6月 ¥7,952 23.6 2011年6月 ¥8,346 22.8
2009年7月 ¥11,983 26.3 2010年7月 ¥12,417 28.0 2011年7月 ¥14,123 27.3
2009年8月 ¥12,327 26.6 2010年8月 ¥16,628 29.6 2011年8月 ¥15,229 27.5
2009年9月 ¥10,882 23.0 2010年9月 ¥17,821 25.1 2011年9月 ¥14,398 25.1
2009年10月 ¥7,842 19.0 2010年10月 ¥10,014 18.9 2011年10月 ¥8,112 19.5
2009年11月 ¥7,922 13.5 2010年11月 ¥10,491 13.5 2011年11月 ¥8,620 14.9
2009年12月 未記録 9.0 2010年12月 未記録 9.9 2011年12月 未記録 7.5

上の表は、2009年から2011年にかけての東京の平均気温を月ごとに分けた値と、私の家の電気代を表にしたものです。(節電を意識していない時期)
色の部分は割と電気代がかからなかった月。
色の部分は電気代が著しく高かった月。
うちの家族は4人。
台所のコンロはプロパンガス。
風呂は灯油を使用していて、最も広いリビングは灯油ストーブとエアコンを併用して使っています。

少ない時で7,000円台。多い時で17,000円。平均で1万円ちょっとってとこでしょうか?
一ヶ月の電気代を周りの友人達(主婦)4~5人に聞いたところ、3~4人家族で2万はいく。と言っていたので、うちは割合少ない方みたいですね。
私の友人でエジプト猫(?)を飼っている人がいて、1年中家の中を20度以上にしておかなくてはならず、二人暮らしなのに常に電気代が4万円という人がいました。
あとは夏場は4人家族でそれぞれ自分の部屋にエアコンがあるので、3万円はかかる。という人もいました。

人間が最も活動しやすい温度というのは、22~23度なんだそうです。
それ以上になるとどんどん効率が落ち、30度以上だとひどく効率が落ちたり、間違いが多くなるんだそうです。
22度というと、Tシャツだと寒くシャツや、トレーナーなど3枚ぐらい着込んでちょうどいい温度になります。
その結果を裏付けるように、平均気温が22度から離れるほど電気代が上がっています。
無意識的に22度に近づけるようにエアコンやストーブなどを使っているってことですね。
どの年も6月の平均気温は23度前後ですが、最も電気代が安い期間でもあります。

どの節電対策が効果があった?

さて、私が本格的に節電を実践したのは(以前から意識はしていましたが)、2012年の5~6月頃。
ちょうど暑くなってくる頃。
私は非常に暑がりなので、はやいと5月ぐらいからエアコンをつけだします。
が、今年はそれほど5~6月は暑くなかったせいもあり、私がはじめてクーラー(自分の部屋の)をつけたのは、7月に入ってから。
(ちなみに2011年の初クーラーは6月22日)

では、今年実際に節電アイテムなどを使って、どれがどのぐらい効果的だったのかを検証したいと思います。
ちなみにうちでは私以外では特に節電を意識して生活することはありません。
私が節電を実行していることも家族は知りませんし、普通に過ごしてもらいました。

節電アイテム・アイデア 効果があったか
すだれ ★☆☆☆☆
残念ながらほとんど効果はなし。直射日光を避ける事はできるものの、真夏の正午はほぼ太陽の高さは窓と垂直になるので、ひさしで直射日光を防ぐことが出来る。
また、すだれ自体が熱を持つのと、風の侵入がなくなるのでかえって逆効果なことも。
電池で動く携帯扇風機 ★★★☆☆
自宅より会社で大活躍。
私は夜勤なので、夜はエアコンが必要がないぐらいまで気温が下がります。が、事務所の中は30度近い室温のままなので、この携帯扇風機をデスクの上においてエアコンは止めています。
電源はUSBからも取れるので、必需品になりました。
断熱カーテンの効果 ★★★☆☆
雨戸を締め切っていると外部からの熱が侵入しにくくなるので、夏の炎天下では雨戸を閉めておいたほうが、エアコンの効きが良くなります。が、そのかわり蛍光灯など、別の電気代がかかってしまいます。
蛍光灯も電力は70Wほどかかるので、ばかにはできません。
そこで、光は取り入れるけれど外部からの熱を防ぐ断熱カーテンを取り付けました。
すごく効果があるというアイテムではありませんが、エアコンの効きを補助的に挙げてくれます。
なおかつ、昼間は蛍光灯を付けなくても十分な採光が取れます。
緑のカーテンの効果 朝顔 ★☆☆☆☆
緑のカーテンが節電の効果になる。というのは、葉から蒸発する気化熱を利用して、冷えた空気を室内に取り入れる。という理論なんですが、実際に科学的に調査したところ、緑のカーテンを実施した部屋としていない部屋ではまったく温度の変化がなかったそうです。
というのも、葉っぱの温度が外気温より高くなってしまい、むしろ暖かい空気を取り入れてしまう。とのことらしい。
また、夜間、外部からの風の侵入を遮ってしまうので、トータル的に緑のカーテンは逆効果・・・らしいです。
小さなプランター程度だと、カーテン状に葉を生茂らすことは不可能ということもわかりました。
あと、枯れたあとの蔓植物の処分が大変です・・・。
熱帯夜対策 ★★★★☆
今回の節電アイデアの中で、最も効果があったのがこれ。
周りの友人に聞いてみると、深夜、寝るときはエアコンをつけっぱなしで寝ているという人がほとんどでしたし、私も去年まではそうでした。
が、この熱帯夜対策をしてからは、夜間、ほとんどクーラーを付けることはなくなりました。
私は夜間、仕事をして部屋にいないので休みの日だけしか実践できませんでしたが、もし普通の人のような昼働いて、夜寝る生活でしたら、もっと節電できたと思います。
小型扇風機 ★★★★☆
28度くらいの気温だと、扇風機の風さえあればすごく心地よい気温だということに気が付きました。
なので、温度計をすぐ目に入る場所においておき、クーラーの温度設定は28度にし、小型扇風機の風に当たれば十分涼しいです。
冷たい空気は部屋の一番床近くに集まるのですが、小型扇風機は床近くの風を拾うので、普通の扇風機以上に涼しい風にあたることができます。
あと、小さいのでいろいろな場所に移動できるのも便利な点。
欠点としてタイマーがついていないこと・・・かな。
特に風呂場の洗面台には必需品になりました。

今後検証してみたい節電アイデア

2012年は検証できませんでしたが、もっと節電するには他に何があるでしょう?

節電アイデア 期待度
エアコンを買い換える ★★★★☆
私の部屋で使っているクーラーは、なんと24年ぐらい前の製品。
エアコンは年々効率が良くなっているので、最新のエアコンではもっと短時間で室温を冷やしてくれ、インバーターなので温度に合わせて電力を少なくしてくれます。
なので思い切ってエアコンを買い換えたほうがトータル的に安くなりそうです。
私が期待しているのは、夏よりも冬場。
エアコンの暖房は、電気ストーブの数倍効率がいいので、電気ストーブ1台分の電力で4~5台分の暖かさを実現できます。
外出する ★★★☆☆
当たり前っちゃあ、当たり前ですが、エアコンが必要な昼間は外出すれば余計な電力を消費しません。
パソコンも使わないだろうし、実質かかるのは待機電力と自宅サーバー程度。
ただ私は夜間働いて昼間寝ているので、なかなか実現は難しい・・・。
しかも外出するときに車などを使ったら、燃料代がかさむし・・・。

どれくらい節電できた?

では、どれだけ節電できたのでしょう?

  平均気温 電気代
2009年8月 26.4度 12,327円
2010年8月 29.1度 16,628円
2011年8月 27.6度 15,229円
2012年8月 28.4度 12,006円

なんと2012年の8月は、気温では2010年につぐ暑さだったものの、電気代は過去最低を達成しました!!

気温と電気代の関係気温と電気代の関係を見ると、ほとんど気温が高いと電気代も高くなっています。
最も暑かった2010年の8月は、1万6000円台という電気代になってしまいました。
逆に最も涼しかった2009年8月は、1万2000円台で済んでいます。
2012年は7月は涼しかったものの、8月に入って猛暑が続き、各地で日射病で病院に運ばれる人の数が連日ニュースで流れました。

2012年はかなり節電できた過去の気温と電気代の関係から行くと、2012年の8月の平均気温28.4度では、1万6000円ほどになる計算ですが、なんと大きく下回り、最も涼しかった2009年よりも安い1万2006円!
やれば出来るんじゃん!俺!

まとめ

他の節電サイトなどを見ると、1ヶ月の電気代が4000円でした!なんていう報告も多数見かけます。
ただ、私の節電コンセプトとして、「我慢しない節電」というのがあります。
いやいや節電したり、我慢しながら節電したりといった苦痛を伴う節電は長続きしないし、別のところではねっ帰ってくると思うんです。
特に家族にも協力してもらうためには、全員の同意を得てもらうこと、が大事だと思います。
意外と離婚理由が「夫の(妻の)節電・節約についていけない」なんて多いそうです。

また、贅沢はするつもりはありませんが、パソコンは1日1時間まで。なんて制限もしたくないし、汗ダラダラで過ごすのも嫌だし、好きなものを食べて好きな事をして節電、節約したいというのが、私の節約コンセプト。
あいにく私は、理系の人間なので「何をしたら、何がどう変わる」かを調べたり計算するのが大好き。
なので今回の夏の節電に関しても、苦痛なことは特にありませんでした。
どーしても暑い時は、ガンガンエアコンもかけたし。
でもきちんと結果が出たので、やっぱ効果があったんだなぁ。と感じました。

それから節電というと、エアコンばかり目がいってしまいますが、実際には蛍光灯やパソコンのモニターの方が1年中使うことを考えると、ばかになりません。
クーラーの1年間に占める電気代の割合は、たった2%なんだそうです。
クーラーが必要なのって8月の昼間だけですしね。
暖房は、はやい人だと11月ぐらいから3月にかけての長い期間使いますし、蛍光灯も60Wぐらいの電力がかかるんです。
そう考えると、今回紹介した節電アイデアは真夏しか使えませんが、暑がりの私ができたので、ほぼ確実に誰でもできるかと思います。
詳しい節電方法は、リンク先に乗っています。