熱帯夜対策
Last update 2017-07-06 23:48
熱帯夜とは最低気温が25度を下回らないような暑い夜のことを指すようで、私が子供の頃(30年ぐらい前)は、1年に数回程度しかなかったものの、25年ぐらい前(1987年頃?)から20~30日レベルまで増え、今では8月の夜は熱帯夜が当たり前になってしまいました。
30度すら下回らない日もあり、そういった夜は超熱帯夜と呼ばれるそうです。
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7月26日、昼間2時頃のベランダの気温が36度まで達しました。
その日の夜、部屋の温度は30度。
エアコンの設定温度を30度にしているので、微妙に冷房がオンになったりオフになったりを繰り返していました。
そこで外の気温を調べてみると、27度。
外に出ると家の中に比べひんやりしているのがわかります。
で、家のあちこちの部屋に行ってみるとむわ~っとして30度程度ありそうなのが、体感的にわかりました。
家の窓は、開けていて外の空気が入るようにしているのですが、外はほぼ無風状態で全く部屋の中に入ってこないのです。
そのためどの部屋も、そして廊下も30度より下がらないのです。
熱帯夜がなぜ暑いか
以前、暑さ指数 人が暑さを感じる温度という記事で人は28度でも風に当たれば十分涼しく感じると書きました。
ところが30度を超えだすと風にあたっても暑く感じ、31度でエアコンが欲しくなるということがわかりました。
外は意外なほど涼しい
2012年7月31日、例年のようにニュースでは各地で35度を超えたことを発表していました。
夜になっても部屋の温度は30度を下回らず、昼からずっとエアコンをつけていましたが、ふと、ベランダの朝顔や野菜に水をやろうと外に出ると・・・
すごく涼しい!
デジタル温度計を置いて10分ほど放置しておくと、温度計は24.6度と春の陽気。
ところが一歩部屋に入るとムワッとした空気。
熱帯夜でも外の気温は25~27度くらいなのですが、真夏の夜はほぼ無風なため、窓を開けて寝ても室内の温度は30度を下回らない。そのため、熱帯夜=暑いという図式になってしまうようなのです。
そこで思い切ってベランダに扇風機を置いて、室内に風を入れるようにしました。
1つだけだとうまく空気が循環しないので、もう1つ扇風機を用意して外から入ってきた空気を肌に当てる場所に設置。
この2つ目の扇風機の風の温度を測ってみると、外気と同じ27度。
30度の時はエアコンがほしい!という感じだったのですが、この冷たい風にあたるとエアコンは必要ない。という感じに変わりました。
1時間40分ほど経過した時の部屋の温度は28.5度にまで低下しました。
廊下や他の部屋にいくと、まだむっとした気温です。
扇風機の電力は30W。2つなので約60W。
エアコンをつけていたら300~400Wほどの電力が消費されているでしょうから、消費電力は5~6分の1に抑えることができました。
外気温が30度ほどあるような超熱帯夜の時は使えませんが、昼間の気温が36度を超えるような日でも、夜間の外気温が30度を下回るようであれば充分、熱帯夜でもエアコン無しで涼しくできそうです。
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最終更新日 2017-07-06 23:48
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投稿日:2012-07-27 | | |