ファン付き空調服レビュー

畑仕事用に小型ファンがついた空調服を購入してみました。かなり涼しいので、エアコンがない場所で役に立つと思います。ただ、洗濯するとき外さなきゃならないので、

 
 

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ファン付き空調服レビュー

 

 

Last update 2012/08/22 18:05

先日、畑仕事をしていたら意識がもうろうとしてきて、非常に辛い!
水筒で持っていったスポーツドリンクを飲んだのですが、気持ち悪さが取れない。
あぁ、こうして熱射病で死ぬんだな。と、恐ろしさを感じました。
時間は4時過ぎでそろそろ気温が低くなる時間だったのですが、暑くて暑くて非常につらかったです。
そこで、真夏の畑でも涼しくなる空調服を購入してみました。
かなり高価な(1万円以上!)もするんですけれど、どうやら1社しか作っていないようで、色々なお店で売っているもののほとんど同じ製品。
価格もどれも一緒。
注意しなければならないのが、たまに5000円ぐらいで売っている空調服がありますが、これはファンとバッテリーが付属していない製品。
空調服は汗をかくような環境で使用することを想定してあるため、こまめに洗濯する必要があります。
そんな時のために替えとしてファン・バッテリー無しの作業服のみが、5000円程度で売られているので注意してください。

見かけは作業服

空調服見かけは作業服そのもの。
色も幾つかありますが、屋外で作業する場合、太陽光を反射する薄い色がおすすめ。
逆に工場や倉庫内で作業するような場合、汚れが目立ちにくい濃い色の物のほうがいいかも。

かなりしっかりした作り布地は、ポリエステル100%。
普通のYシャツは綿(コットン)とポリエステルの混合ですが、空調服はポリエステル100%なのでつるつるした肌触り。
わかりやすく言うと、ダウンジャケットの表面のような感じ。
で、襟元とチャックの部分はかなりしっかりした作りになっており、2重となっています。
またポケットも多く、第一印象としてはペラペラのシャツと言うよりは、厚手の生地の半袖のジャンパーという感じ。
なんとなくこれを着ただけで、逆に暑くなるんじゃないか。という不安が・・・

裏に小さなファンがついている後ろはこのとおりファンが2つついています。
かなり目立つので、この空調服をきたまま買い物や通勤するのはかなり勇気が要りそう。(笑)
でも、混みあったバスや電車でなおかつ、節電でエアコンが弱になっている時なんかに役立ちそう。
世間でも空調服が一般的になればいいんですけれど・・・。

で、ちょっと失敗したのが作業服の一番下(ウエストの部分)がゴムで締まるようになっているんですけれど、ちょっときつい。
なので、ちょっとお腹まわりが太い人は、ワンランク上のサイズを購入したほうがいいかも。
ただ、なんでここがはギュッと締め付けられるようになっているかというと、ファンから取り入れた空気がここから逃げてしまわないようになんだと思います。

結構しっかりした作りファンは意外と大きく目立ちます。
が、音はすごく静か。
動画でも紹介していますが、1~2メートルの距離だとファンの音がかすかに聞こえますが、3メートル以上も離れるとほとんど音が聞こえないぐらいレベル(弱の場合)。

バッテリーは内ポケットにバッテリーは内ポケットに入れます。
空調服の最大の弱点が、バッテリーが重いこと。
持ってみると、ずっしりと重さを感じるはず。
が、着てしまうとそれほど重さを感じません。
感じとしては、革ジャン。
革ジャンも手に持ったときは、ずっしり重さを感じますが着てしまえばそれほど重さを感じないのと同じ。

単三電池4本で動くバッテリーは単三電池4本。
電池は付属していないので、別途購入する必要がありますが、エネループのような充電式の電池でないとお金がかさんでしまうので注意。
で、エネループをフル充電してファンを動作させると、「」で3時間以上もちました。
バッテリーが底をつくまで使わなかったのですが、もっと長時間動作しそうです。
なので、一日中使うような場合は全部で12本ぐらい用意しておけば、交換しながら1日中使えそうです。
ファンの回転スピードは2段階選択可能。
当然「」にしたほうが涼しくなります。

2つのファンは1つのケーブルでつながっている2つのファンは1つのコードでバッテリーと接続されていて、マジックテープで留めることができます。
なお、商品が届いた状態では作業服とファン、コード類は全てバラバラなので自分で組み立てる必要があります。

分解と組立

爪を押すファンは服に留めるためのケース(?)を外すとはずすことができます。
よく見ると2箇所爪のような部分があるので、ここを押しながらケースを手前に引っ張ると・・・

服の外に引っ張るこのようにケースが外れるので、あとは服の外からファンを引っ張れば外れます。

ファンを外したところこんな感じ。
価格が高いせいか、ファンも作業服の方もかなりしっかりした作り。
ただ希望を言えば、袖がないベストタイプの服や、ポケットや襟がない薄手タイプも用意して欲しいかな。

取り付けるときは逆の手順取り付けるときはこのように服の外側からはめ込む感じ。

使い心地

服が膨らむファンを回すとこのように膨らみます。
多分誰しもが、スイッチを入れたとたん

おおおおおぉ~~~~

と声が出てしまうぐらい、服の中に空気が循環します。まるで宇宙服。
高いだけあって空気の流れが非常によく考えてあるようで、腰から腕、脇、胸まで均等に風が循環するんです。
この空調服を着るせいで、暑くなるんじゃないか?と思いがちですが、循環した空気が袖や襟元から逃げるので、涼しいんです。
感覚的には小型の扇風機(卓上扇風機)みたいなので四方八方から風が当たっている感覚。

下に着たTシャツにじんわり染み込んだ汗のせいで、風がひんやり。
この空調服の本領を発揮するには、空調服の下にTシャツなどを着て汗が多少染み込んだ状態で、なおかつ湿度がそれほど高くない環境がベスト。
逆に40度を超えるような炎天下の下だと、熱風が入ってくる可能性があるので、あまり冷えないかもしれません。

私が畑仕事で使ったときは、夕方近く、気温が30度ちょいぐらいの時だったので効果は抜群。
はじめはちょっと重いし、効果がなかったらすぐに脱いでしまおう。と思ったのですが、結局家に帰るまでずっと着続けました。
親父と一緒に行ったのですが、畑仕事中はおやじもまったく気が付かないぐらい静か。
が、帰ってきて農作業器具を片付けようと物置に入った時に、ぶ~~~んとかすかに音が聞こえるので「なんの音だ???」としきりに親父が気にしていました。(笑)

まとめ

この空調服は、炎天下のような場面でもそうですが、どちらかと言うとエアコンがないような工場や倉庫作業に威力を発揮します。
私も畑仕事で熱射病にやられそうになりましたが、熱射病の恐ろしいところはしばらく自覚症状がないところです。
なんかダルいな・・・。とか、しんどい、でも休めないし・・・。
なんて感じで始まり、作業が終わってエアコンの効いた部屋で休んでも全然しんどさが取れないのです。
私の場合はお風呂に入って扇風機にガンガンあたっても気持ちが悪いのが取れず、もうダメかも・・・。と思ったぐらいでした。

意外と仕事だから。とか我慢してしまう人は、危ないかもしれない。
そんな時、冷房ほどの効果はありませんが汗の気化熱とファンを利用して体温を下げてくれる空調服をためしてみるのもいいかもしれません。