消費電力がパソコンやスマホで見られる ワットチェッカー
Last update 2018-01-27 18:41
パソコンやスマホからコンセントにつないでいる電化製品の消費電力や電気代を見ることができる、ラトックシステムのREX-BTWATTCH1を購入しました。
かなり高い(アマゾンで6,500円弱)のですが、今のところパソコンやスマホから消費電力や電気代をリアルタイムに見ることが出来、CSV形式でデータを保存することも出来ます。
今までは、白黒の液晶画面に表示されるだけのタイプ(参照:パソコンの消費電力を計算してみた)でしたが、これだとずっと見張っていないとどのような消費電力で推移するかよくわからない。
今回購入したワットチェッカーは、CSV形式でデータをバックアップできるので、1分単位で消費電力や電気代がどのように変化しているか見ることができるんです。
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製品概要
こちらが購入したREX-BTWATTCH1。最大の特徴は、Bluetoothでパソコンやスマホと接続できる点。
しかもリアルタイムにグラフで表示してくれるので、すごく見やすいです。
家電などのケーブルを差し込めるコンセントは1箇所なので、基本は1つの電化製品しか計測できないのですが、2つ以上のワットチェッカーを用意して、1つのソフトやアプリで複数のワットチェッカーを管理できます。
Bluetoothのところのオレンジ色のLEDが2回点滅していると、PCかスマホなどに接続していることを示します。
今回はエアコンの消費電力を測ってみました。
パソコンとの接続方法
パソコンとの接続は、Bluetoothです。Bluetoothが搭載されているパソコンを用意してください。
なお、同時に接続できるのは1台だけ。パソコンでBluetooth接続している間は、スマホなどからは接続できません。他のデバイスから接続する場合は、ペアリングを解除しないとダメです。
Windows10の場合
Windows10の場合は、①スタートボタンをクリックして、②「設定」を開きます。
ワットチェッカーがコンセントに繋がれていると、このように「WATT CHECHER」というデバイスが見つかるので、ここをクリック。すると、右横に「ペアリング」のボタンが表示されるので、ここをクリックします。
ペアリング用のパスコードは「0000」(ゼロが4つ)です。
入力したら、「次へ」をクリック。
Windows7やWidnows8の場合
Widnows7やWindows8の場合は、「コントロールパネル」を開き、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
「WATT CHECKER」をクリックし、「次へ」をクリックします。
「0000」(ゼロが4つ)を入力し、すぐに「次へ」をクリックします。
これでBluetoothによる接続が完了しました。
ソフトのインストールと使い方
公式サイトのページを下にスクロールしていき、「Windows用ソフトウェアダウンロードをクリックします。
ソフトのダウンロードができるので、ダウンロードしたファイル(RATOC-WattChecker-010200-Setup.exe)をクリックして起動します。
「ユーザーアカウント制御」の警告が表示されるので、「はい」をクリックします。
セットアップが開始されるので、「次へ」をクリックしていきます。
インストールが完了しました。「完了」をクリック。
この時、「ワットチェッカーを起動する」にチェックが入っていることを確認しておいてください。
ソフトウエアへの登録
このような警告が表示された場合、Bluetoothの接続が出来ていません。Bluetoothの接続へ戻ってパソコンとワットチェッカーをBluetoothで接続してください。
Bluetooth接続が完了していると、このように「識別名」の部分にアイコンが表示されるので、接続したいワットチェッカーのアイコンをクリックし、②「接続」をクリックしてください。
なお、1つのソフトで最大4つのワットチェッカーを管理できます。
ソフトの見方
接続するとすぐにワットチェッカーが検出した消費電力を表示し出します。
「リアルタイム」は1秒間隔でワットチェッカーが計測した消費電力、電圧、電流などを表示してくれます。
①「消費電力」
②「電圧」
③「電流」
④「消費電力量」累計の消費電力
⑤「CO2排出量」累計のCO2排出量
⑥「電気料金」累計の電気料金
⑦「計測経過時間」計測開始からの累計の時間
「1時間グラフ」は、1分単位での消費電力や電気代をグラフにしてくれるモードです。
「ファイル保存」は、1分単位の消費電力をCSV形式で保存できます。
なお、この時保存できるデータは、最大1日分なので注意。
「1日グラフ」は、1時間単位の消費電力や電気代をグラフ化してくれるモード。
「1日グラフ」というのは、表示されているグラフの左端から右端までが24時間、つまり1日分ってことです。
このデータも保存可能。このモードでファイルの保存をクリックすると、1時間単位の消費電力のデータがCSVで保存できます。
1日グラフで保存したCSVファイルはこんな感じ。
1時間単位で消費電力が記録されているのがわかります。
「設定」はこんな感じ。
「電気料金単価」は、各家庭によって違ってくるので、修正する必要がある場合はここの数字を変更します。
なお、電気代はTEPCOのページで確認できます。
エクセルと組み合わせる
エクセルと組み合わせれば、以下のようにグラフ化することが出来ます。
下のグラフは、記録的な気温になった2016年8月9日の私の部屋のエアコンの電気代の様子。
13~15時までが0.04円となっているのは、この3時間の間エアコンをオフにしていたから。(エアコンは待機電力が発生するので、1時間あたり0.04円かかっている)
夏の日中のエアコンの電気代は、1時間あたり4~6円なのですが、エアコンをオフにしておいてからオンにすると、このように2~3倍の電気代になります。
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最終更新日 2018-01-27 18:41
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投稿日:2016-08-14 | | |