Eye-Fiを購入して、USBでパソコンに接続して、Wi-Fiに接続しようとすると、ネットワーク接続エラーとなってしまう場合の対処法を紹介。
Last update 2016-09-20 17:30
新しくEye-Fi SDカードを購入しました。今回で3枚目なのですが、いざ、設定しようとパソコンにUSB接続し、プライベートネットワークを設定しようとすると、「おっと・・・ネットワーク接続エラー
ネットワークに接続できませんでした」
というエラーが表示されてしまい、全く使うことができません。
たいていの場合、このような表示が出る場合は、Wi-Fiに接続するためのパスワードが違っていることが多いのですが、今回は何回も正しいパスワードを入力しても、いっこうに接続できません。
てっきり製品自体がおかしいのかと思って、アマゾンの返品手続きをして,翌日あたらしいEye-Fiカードが送られてきましたが、新しいEye-Fiカードでもうまく接続できません。
追記:2016年9月16日でEye-Fiの転送サービスは終了してしまいました。FlashAirをEye-Fiの代わりに使う場合は、Eye-Fiが使えなくなったのでFlashAirを使ってみたを参考にしてください。
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Wi-Fiは、スマホやノートパソコン、そしてEye-Fiなどの機械と無線LANルーターとのやりとりするときに、暗号化して通信します。じゃないと、マクドナルドやスタバなどの知らない人が多く利用する場所では、他人にどんなサイトを見ているのか、あるいはTwitterなどのつぶやきなどが見られてしまうからです。
ところが暗号化も、次々と解読されてしまい、現在の主流の「無線認証方式」は、「WPA2-PSK」。
「暗号化方式」は「AES」が使用されています。
ところがこの「AES」方式は、アメリカ政府も採用した強固な暗号化方式なのですが、中には未対応の機器が多いという弱点があります。
Eye-Fiは一応は、AESに対応しているんですけれど、AESだと不安定っぽい。なので、3枚購入した2枚目まではAESでも偶然(?)うまく接続できていましたが、3枚目の新しいEye-Fiは接続できなかった・・・というわけ。
そこでセキュリティレベルが少し低い、「TKIP」に変更してやれば、無事接続できるようになりました。
マクドナルドやスタバ、あるいは都心のマンションのように、同じWi-Fiが他人に接続できるような密集地では、暗号化方式のセキュリティを下げるのは不安が伴いますが、一戸建てや地方であれば基本的にはOKです。
仮に盗み見されても、現在は「HTTPS」通信でサーバーとやりとりされるため、暗号化が2重に施されているため、googleで何を検索したか、すら、ばれないようになっています。
また、Wi-Fiの電波が届く範囲は、数mから20m程度と非常に狭いため、盗み見する前に見つかります。(笑)
ただし壁が薄いアパートや、同居している人がいる場合は、気をつけた方がいいかもしれませんが。
ではさっそく、Wi-Fiの暗号化方式を変更する方法を紹介します。
ここでは、Wi-Fiルーターでも最も有名なメーカーの1つ、BUFFALOのAirStationという無線LANルーターを例に紹介します。
おそらく他のメーカーでもそれほど手順は変わらないと思います。
と入力してエンターキーを押します。
ログイン用のIDとパスワード入力欄がでますが、ここは「root」と入力し、「OK」と入力すればログインできます。
②「基本(11n/g/b)」をクリックし、
③「無線の暗号化」を「TKIP」にして、「設定」ボタンをクリックします。
ルーターの再起動が始まるので、しばらく待ちます。
ノートパソコンやスマホを接続している場合、一時的にインターネットにつながらなくなる場合がありますが、ルーターが再起動すると、また接続できるので安心してください。
で、無線の暗号化方式を「TKIP」にすると、無事ネットワークに接続して写真を転送できるようになりました。
これで無事解決。。。と思ったら、今度は無線LAN経由で接続していたプリンターが接続できなくなりました。
いろいろ調べてみると、今度はプリンター側が、認証方式「WPA2-PSK」暗号化方式「TKIP」の組み合わせだと接続できない・・・ということが判明。
結局セキュリティ的に,一番低いレベルの「WPA-PSK」の「TKIP」にしてようやくEye-FiもWi-Fi経由のプリンターも接続できました・・・。
最終更新日 2016-09-20 17:30
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投稿日:2014-09-17 | | |