築30年の風呂場の窓に根を張ってこびりついたカビを完全に真っ白に除去する方法を紹介します。片栗粉や重曹、カビキラーでは落ちないカビも真っ白に落とすことが出来ました。
Last update 2016-04-10 18:13
築30年経過した風呂場のパッキンに根を張ったしつこいカビを真っ白に除去することが出来ました。ほぼ確実にパッキンにこびりついたカビを除去する方法を紹介します。
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こちらの画像は、築30年放置し続けた風呂場の窓枠のパッキンにこびりついたカビです。
左側がカビを除去する前です。残念ながら、実際にはもっとひどかったのですが、写真を撮影していなかったので、カビキラーで何度か除去を試みた後の状態です。
つまり実際にはもっと真っ黒でした。
その後、カビキラーパッキン用を何度も試して、ここまで薄く出来たのですが、完全に真っ白にすることは出来ませんでした。
ところが!ある商品を試してみたところ、右のように真っ白になりました。
こちらはカビを除去後。あとで紹介しますが、カビキラーを何度もやっても落ちなかったカビが、まるで新築のようにきれいになっています。
パッキンに根を張ったカビは、パッキン専用のカビ除去剤でないとあまり効果がないようです。そこで、パッキン専用のカビキラーを購入して試してみました。
こちらがパッキン専用のカビキラー。 いかにも効きそう。という感じですが・・・ 価格はアマゾンでだいたい460円ぐらい。近くのホームセンターでは、もっと安く300円台で売っていると思います。 |
まずはこのように30年間、一度もカビ退治を行わなかったパッキンにこのカビキーラーを使ってみます。
ちとカビがエグいので、ぼかしを入れてみました。
※ クリックするとぼかしがなくなります
ゴムパッキン用カビキラーを塗布したところ。
透明なジェル状になっています。
ところがよく見てみると、ジェルと言ってもかなり水っぽいので、カベなどに塗るとどんどんと落ちてしまいました。
そこで、カビキラーを塗った後にティッシュを細かくちぎって、その上からさらにカビキラーを塗布してみました。
ところが!やっぱり微妙にカビが残ってしまいました。
などもやっていると、そのうち真っ白になる。と聞いて、何度も塗っては放置を繰り返したのですが、これ以上はカビが落ちない。
ウーン。さすが築30年のカビは、手強い・・・
※ クリックすると拡大表示
何か他に方法はないかな。と、色々調べてみると、カビトルデス PRO 150gというちょっと高い製品が、ものすごい効果が有る。と聞いて、さっそく購入。
近くのホームセンターで、980円ぐらいで売っていましたが、アマゾンだと800円弱で購入できるようです。
カビを取る薬品は、主な成分が「次亜塩素酸ナトリウム」らしい。
また、カビに最も効果が高いのは「塩素系の洗浄剤」。カビの細胞やカビの色を分解・漂白するので、あのつんとした臭がするようです。
カビトルデスPROは、「次亜塩素酸ナトリウム」以外にも、「水酸化カリウム」なども含まれているようです。
このカビトルデスPROの特徴の1つが、このラメのような赤い点々。
この赤い点々によって、塗ってあるかどうかがわかりやすくなっています。
カビキラーなんかだと、透明なジェルなので、「あれ?ここ塗ったっけ?」となってしまうのですが、色が付いていると縫ったかどうかが一目瞭然。
このまま2時間放置してみました。
カビキラーと違い、ジェルが硬く、このような場所に塗っても落ちてこないのも特徴。
※ クリックするとぼかしが消えます
また、最大の特徴は、ツンとするあの塩素の匂いがほぼしないという点。
2時間後、雑巾でカビトルデスを拭いてみました。
カビキラーと違い、ジェルの粘土が高いので、水を流すだけでは薬剤が落ちない感じなので、濡れた雑巾を使いました。
びっくり!!!新築か!!?というほど綺麗になりました!!
なんじゃ、この威力・・・・(笑)
カビを除去する薬品は乾燥した状態で塗らないと、水で薄まってしまうので、まずは汚れを除去したあと、完全に乾燥させ、それから薬品を塗ってください。
薬品は強い匂いを発するものが有ります。なので、換気をしっかりしながら作業をしてください。
特にカビトルデスは、ほとんどにおいがしないので、換気しないまま作業をしてしまいがちなので注意。
カビ除去剤は、ほとんどがアルカリ性(塩素系)で出来ています。また、たいていのお風呂用の洗剤は、「酸性」タイプです。
塩素系と酸性系の製品を混ぜると、有害なガスが発生する可能性があるので、必ずカビ除去剤を使ったあとはよく水で洗い流してから、他の洗剤を使ってください。
カビキラーなどのカビ除去剤に使われている薬品は、時間が経つと劣化するっぽい。なので、大容量の製品を購入するよりは、数回で使い切る量をその都度購入するほうが良いようです。
1.まずはカビ除去剤の「水酸化ナトリウム」がカビの細胞壁を壊し
2.次亜塩素酸がカビの組織や酵素を破壊し、カビの色を漂白
3.最後に界面活性剤がカビや汚れを落とす
という手順になります。
カビ除去剤に含まれるアルカリ性は、かなり強力なので、シャンプーの容器や石鹸入れなどについたカビや白い水垢もかなり強力に落とすことが出来ます。
なので私は、こうした容器はカビキラーとブラシでゴシゴシこすってきれいにしています。
びっくりするほどきれいになるので、試してください。
さて、私はこのカビ掃除以来、お風呂掃除にハマってしまい、かなり徹底的にお風呂を掃除しました。
鏡にこびりついた頑固な水垢や、浴槽やカベにこびりついた白い水垢、カベにこびりついた灰色・薄茶色の頑固な汚れを徹底的に落とすことに成功しました。
というわけで、当サイトでは築30年の汚れきったお風呂を新築同様まできれいにした方法を詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。
最近、テレビの有吉ゼミで「潔癖王子」やら、「家事えもん」やらお掃除芸人が活躍していますが、私に言わせれば、甘い!!
多分、テレビの都合上、特定のメーカーの製品名を出せないので、「クエン酸」とか「重曹」レベルの掃除しか出来ないのかもしれませんが、クエン酸や重曹では落ちないような頑固な汚れも、完全にきれいにすることが出来たので期待していてください。
ちなみに私は、実は一人暮らし時、ゴミ屋敷に住んでいたほど掃除嫌いだったんです。そんな私が、お掃除大好き人間に変貌しました。(笑)
私みたいなだらけ人間でも、掃除が好きになるコツも紹介しているので、参考にしてください。
最終更新日 2016-04-10 18:13
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投稿日:2016-04-10 | | |