足のかゆみ 対策法

毎年夏になると足首がまずかゆくなり、そのうち足全体がかゆくなり・・・皮膚科でステロイド剤をもらって塗っているのですが、今年はかゆみがない!足のかゆみがなくなる方法を紹介。

足のかゆみ 対策法

 

Last update 2015-12-20 23:22

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毎年、6月頃になると足首が必ずかゆく(アトピーほどではないけれど、じんましんのような感じ)なり、いつも皮膚科のお世話になっていたんですけれど、皮膚科はいつも混んでいるし、足がかゆいのもストレスになるし、どうにかならないものかな。と悩んでいたのですが、今年はなぜかほとんどかゆみがない!!!
はじめは汗をかくようになるのが、6月ぐらいなのでそのせいかな。なんて思っていたのですが、今年(2011年)の6月は例年よりも暑かったはずなのに、かゆみがない。
色々原因はあると思いますが、ここでまとめてみたいと思います。

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最初にお断りしておきますが、足が痒いというとみんな「水虫じゃないの?」とか言われるんですけれど、その足じゃなくてふくらはぎとか太もも、膝の裏のかゆみで蕁麻疹のような広範囲にわたって痒くなる症状。
おそらくアレルギーの1つなのでしょうけれど、アトピー性皮膚炎程ひどくはなく、夏になると無性に太ももやふくらはぎが痒くなる症状。
意外と検索キーワードで訪問する人も多いので、参考になればと思います。

夏の足・足首・アトピーのかゆみ対策

かゆみ対策に行く前に、私が10年ほど「こういうのがいいらしいよ」と言われておこなった効かない対策を紹介します。

効果が無かった対策

まず、私の足のかゆみはもう10年以上も前から毎年夏あたりになるとかゆくなり、特に部屋で半ズボンや足をむき出しの状態にしていると、蕁麻疹のようにかゆみが襲い、かゆみと暑さでストレスがたまる生活でした。
いろいろ原因を探ってみて、あれこれ試したんですけれど、どうにも効果が無い。
たとえば・・・

  • 砂糖のとり過ぎ?
    • 砂糖をひかえてみたが効果なし
  • お菓子の食べ過ぎ?
    • お菓子(とくにもち米を使ったお菓子)をひかえてみたが効果なし
  • 納豆・ヨーグルトのような発酵食品が効果的?
    • 毎日のように摂取してみたものの特に変化なし

私はタバコをやめてからお菓子やジュースを口にするのが常になってしまっていたのですが、それが原因かなぁ?と。
でも、そうしたものをひかえてみても特に効果はなし。
かゆい時はかゆい。
なんとなく砂糖をひかえた時に効果があるかな・・・・なんて思えた時もありましたが、全体的にほとんど効果は見られませんでした。
アトピーなんかは、砂糖の取り過ぎはよくない!とか、お菓子やインスタント食品はよくない!なんて見かけるので、ひかえてみたのですが、私には効果が無かったみたいです。

あと、腸内を改善する事でアトピーが軽減する。なんていう事を聞いて、毎日納豆を食べたり、ヨーグルトを摂ったりしていたんですけれど、やはり効果なし。。。

効果があった!対策

じゃあ、今年は何をしたか。

  • 部屋を掃除した
    • 驚くほどの効果!?
  • 保湿剤で乾燥肌を防ぐ
    • 効果があったように思われます

びっくり。
単純に掃除を徹底的にしただけ。
今までは3カ月に1回掃除機をかける程度だったものを、週1回ほど掃除機がけをし、さらに今まで掃除機をかけたことが無い場所(押し入れの中やたんすの上、サッシやたんすの壁等々)も徹底的に掃除機や、雑巾がけをしました。
うちは築23年ぐらいなんですけれど、下手をしたら23年間一度も掃除してないんじゃないか。的な場所も掃除機をかけました。
また、いらないものはほとんどゴミに出し、今までコンビニの袋や雑誌であふれかえっていた床も、必要最小限のもの以外は置かないようにしました。

ハウスダストを極力減らす

アレルギー検査の結果粘着テープコロコロで楽々掃除でも紹介しましたが、私は秋(11~12月頃)になると花粉症にかかって、目や鼻水が止まらず、2010年は目や鼻だけでなく、咳も止まらなくなって、いよいよ本格的な花粉症かな。と思い、病院に行ったのですが、原因を追及するためアレルギー検査をしてもらいました。
その結果・・・、実はハウスダストが原因だとわかりました。
私は掃除が大の苦手だったので、布団もろくに干さない。
部屋は散らかしっぱなし。
掃除機もかけない。
こんな生活だったのですけれど、家に帰ると即、枕カバーを変え、敷き布団のカバーを変え、布団も干しました。
と、やはり、ぜんそくはピタッと止まり、やはりダニの死骸やハウスダストが原因だったのか。と納得したことがあります。

とはいえ、まだまだ掃除嫌いは治らず、なるべく簡単に掃除ができるように。と考えついたのが、コロコロを使った掃除だったんですけれど、日がたつにつれ、徐々に掃除癖がついてきて、だんだんとホコリが溜まっている時になり出して、コロコロしたり、掃除機をかける癖がついてくるようになりました。

床にものを置かない

まず、コロコロや掃除機をかけるにしても、部屋自体を片づけないと効率が上がらないので、よけいなものを捨て、床もなるべく何もおかないようにしました。
と、

「やればできるじゃん!!」

という思いが芽生えてきて、不必要なものはパッパ捨てるような性格に変化してきました。
ちょうどそのころ、テレビで部屋のホコリにはものすごい数のダニやカビが繁殖している。というのを聞き、よけいいてもたってもいられなくなって、少しずつですが掃除をこまめにするようになりました。
また部屋も片づけるようになりました。

部屋を掃除した時に、ホコリや汚れが腕に付くと、そこがかゆくなることがわかり、なおさらあぁ、アトピーの原因はこのハウスダストだったんだな。と実感しました。
これが功を奏したのか、夏が近づいてきても足首がかゆくなりません!
足首は皮膚科にもらったステロイド剤を塗っていると、だんだん治ってしまうのですが、気温が高くなる7~8月は、足首だけではなく足全体がかゆくなってきて、特にお風呂上がりはかゆくてかゆくてエアコンをガンガンに効かせないと、気が済まないぐらいになってしまうのですが、今年はそれも全くない!!!
うーん。これほど効果があるとは・・・・
だいたい20才を過ぎたぐらいから、足のかゆみがはじまったのですが、以降20年近くこのかゆみに悩まされていました。
が、今年はまったく大丈夫。
まったくというと語弊がありますが、今のところたまに膝や肘の裏側の関節部分に軽いアトピーがでる程度で、ほぼかゆみから解放されました!

他にも原因はあるかもしれませんが、このハウスダストやダニの死骸を掃除によってなるべく少なくしたことは、もっとも足のかゆみ対策としては効果が高かったような気がします。
特にあれほど掃除嫌いだった私が、天気が晴れている時は布団を干し、床もクイックルワイパーで頻繁に掃除をし、いらない雑誌や不要なものは捨てるようになったのも、びっくり。
人間、やれば出来るんだなぁ。いや、考えって変わるんだなぁ。

机や棚を掃除するコツ

ハンディーモップの場合たいていホコリが溜まっている部分は、床なんですけれど、意外と掃除しないのが机の上や棚、タンスの上。
あるいは窓枠とか。
本棚の隙間とか。
でも、けっこうホコリが溜まってるんですよね~。
で、まずかってきたのが、机やテーブル、棚の上を掃除する使い捨てのモップタイプの製品。
けっこう手軽で、楽に掃除できるんですけれど、意外とコストがかかるし、頻繁にとりかえないと左の画像のように、ホコリを完全に取ってくれないんですよね~。

とりかえシートクイックルワイパーの方がよく落ちる
ところが、床掃除用のクイックルワイパーを折りたたんで手で拭き取ると、ごらんのようにすっきり。
1枚あたりの金額も安いし、髪の毛や大きめなゴミも一度とらえると放さないので、意外といいです。

折りたたんだりするのがめんどくさいかもしれませんが、ハンディタイプのよりこっちの方がいいかもしれない。

大量のホコリもごらんの通りハンディタイプだと、ここまでしっかりとれないんですよね。
汚れたら、折り返してきれいな面でふけるのもメリット。

壁も汚れている

棚や壁にも意外とホコリがたまってる壁やタンス、棚って以外と汚れているんですよね。
なのでこういうところもきれいに拭くようになりました。

布団を干したあとはコロコロでダニの死骸・ハウスダストを除去布団を干したあとは、コロコロでダニの死骸やハウスダストを除去する

すぐ手に取れるように、近くにかけることにした掃除道具をしまってしまうと、掃除がおっくうになるので手で届く範囲にかけることにした

引き出しに入れることにした引き出しにしまっていた古い領収書や、封筒などはすべてゴミ箱へ。

手軽に取り出せる開いた引き出しには、クイックルワイパーのとりかえシートを入れた。
すぐに取り出せるし、引き出しも有効活用できて一石二鳥。

いや~~~。40年間掃除嫌いだった私が、ここまで変わるとは~~~。
かゆみも消えて、いいことずくめ。
もっとはやく気がつけばよかったなぁ。

保湿対策

もう一つ、今年ぐらいからやり始めたこととして、お風呂から出てきたら3分以内に保湿剤を体に塗ること。
ためしてガッテンでやっていたのですが、アトピー性皮膚炎の人の多くは、乾燥肌なんだそうです。
で、乾燥肌だとかゆみを感じる神経が皮膚の表面にまで伸びてしまう。
そのため、ちょっとの刺激でもかゆみを感じてしまい、アレルゲンが触れなくてもかゆみが発生してしまうそうです。

お風呂から出た直後は、肌も水分がたっぷり含んだ状態なんですけれど、3分も経過すると、お風呂に入る前より水分が肌に残らないらしいんです。
そのため、保湿剤はお風呂から上がったあと、3分以内に塗らないとまったく効果がないそうです。

ヒアルロン酸で保湿保湿剤はオイリータイプが効くんですけれど、肌がべたべたスルしに甥も嫌いなので、ちょっと効果は落ちますが、左のようなヒアルロン酸タイプの製品を使っています。
これだと水っぽいので塗るのも楽だし、べたべたしません。
またほぼ無臭なので、まわりにも気になりません。
効果も抜群です。

また、人間の細胞は28日程で生まれ変わるため、夏だけでなく冬場のうちから保湿剤を塗るようにしました。
これも効果があったのか、おかげでかゆみはそれほどではありません。
今までは、夏場になると足、特に太ももがかさついていたんですけれど、今はまったくそんなことはなく、かゆみも発生していません。

刺激の少ない服にかえる

綿のパジャマアトピー対策の第一歩。綿のパジャマでも書きましたが、アトピーはアゲルゲンが肌に触れなくてもかゆみが発生します。
その原因の一つが、肌への刺激。
特に服の刺激。
私は夏用の背広を着ると、ばーっと足がじんましんだらけになってしまうんですけれど、背広のウール100%が刺激になっているみたいです。
ウールはアレルゲンではないのですけれど、ちくちくする刺激が原因なんですね。
なので、着るものは気をつけた方がいいです。
今のところ、綿やポリエステルが含まれている製品なら、刺激は少ないみたいです。

まとめ

私と同じように、夏になると足首がかゆくなったり、太ももやふくらはぎがかゆくなる。とか、大人になってからアトピーが発症した。なんていう人で、掃除嫌いな人にはたぶん絶大な効果があると思います。
まずは医者でアレルギー検査をしてもらって、原因を追及してもらい、実行してみてください。
アトピーやじんましんは、すべての人に対策が当てはまるわけではありませんが、私のようにずっと悩んでいたかゆみがピタッと消えたのは、単なる偶然やたまたま。というわけではないと思います。

当サイトでは、私が掃除嫌いを克服するための過程や、使っているグッズを紹介していきたいと思います。

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最終更新日 2015-12-20 23:22

 

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投稿日:2011-08-12 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理