明るい!LEDセンサーライト
Last update 2014/04/08 13:30
前回、コーナンで購入したソーラーパネル式センサーライトの取り付けという記事を書きましたが、こういった製品は実際に取り付けて使ってみて初めてメリット・デメリットがわかる、という点があったりします。
前回購入した製品は明るくすごく気に入っていたのですが、
「もっと明るくしたい」
「ニカド電池仕様」
「センサーの範囲が向きのみ」
と言った不満がありました。
前回の製品ではライトの明るさが1Wが2つと、まぁまぁ明るかったのですが、夜間探しものをしたい。とか、防犯の威嚇という意味でもっと強力な明るさがいいと思ったので、もっと明るい製品はないかな、と。
また、充電電池は「ニカド電池」という、古く効率が悪い充電電池を使用していたので、エネループで使われているようなニッケル水素充電電池のほうが大容量で価格も安く、入手しやすい、という点。
前回の製品はセンサーの感知範囲を向きのみで調節していましたが、かなり広範囲まで感知してしまうので、もっと細かく調節できる製品がいい。
という3点の不満を解消すべく、3W x 2個のライトが搭載されたELPA ソーラー 3W LEDセンサーライトを購入しました。(画像右側)
また、別の場所にも設置しようと1W x 2個で明るさは前回のものと同じぐらいなものの、価格が3,000円台でニッケル水素電池を使用しているソーラー 1W LEDセンサーライトも購入しました。
合計1万円ちょっと。
前回のセンサーライトも含めると、1万5000円ほどかかってしまいました・・・。
実際には空き巣はほぼ、午前中10時から午後3時ごろが最も多く、夜間はほとんど空き巣というのはないんです。
そりゃあ、夜は殆どの家庭で在宅中だし、真っ暗で作業もしにくいし、周りも静かなので目立ちやすいので、空き巣の心配は殆どないんですよね。
私の周りの空き巣にやられた人たちの話を聞くと、ほぼ100%、昼間の留守中。
ただ、車やバイクに限っては圧倒的に夜間の被害が多いです。
やはり私の周りの友達の話でも、ほぼ、夜間に被害があっています。
私もバイクを盗まれたことが2回ありますが、夜間でした。
こういった屋外の被害は夜間が多いようです。
以前、見知らぬ人が道路からは絶対見えない場所においていたタイヤを「使わないなら引き取らせてくれ」と、営業に来た人がいました。
明らかに事前に庭に侵入してこないと知り得ないタイヤの事を言い始めたので、やっぱり昼も夜も防犯設備は必要だな、と感じました。
これが購入したライトの一式。
外壁へ取り付けるためのアンカーやネジも付属しています。
手すりや雨樋に取り付ける場合は、特に他に部品は必要ありません。
ニッケル水素充電池
今回購入の決め手になったのが、ニッケル水素充電池使用とのことだったのですが、防水仕様のためかこのようなエネループなどに交換できない専用のバッテリー・・・。
寿命は2年間ほどらしい。
しかも、インターネット上でもほとんど交換用のバッテリー単品は売ってない!
とほほ・・・やっぱりこういう製品は、実際に購入して使ってみないとわからないのが欠点ですね・・・。
ある程度知識があれば、自作出来ちゃいそうですが、充電電池は熱を持ったりするので怖いのであきらめました。
もう一つ購入した製品も、ELPA社製。
まさか・・・と思って開けてみると、やはり専用のバッテリー。
がっかり・・・
電気代がかからない点は評価できますが、ランニングコストを考えると、ACアダプターでコンセントから電源を供給するタイプのほうがいいかもしれない。
ただ、電源が設置できない場所にも設置できるので、ランニングコストでは測れないメリットもあるんですが。
アイリスオーヤマ ソーラー式LEDセンサーライトは、エネループなども使えるっぽい。
他にもセンサーライトのメーカーとしては、ムサシも有名のようですが、やはり専用のバッテリーが高いようで、あまりお勧めできません。
組み立てるときにバッテリーを取り付けます。
難しい作業は殆どなし。
安い製品と違い、「点滅モード」「点灯モード」「OFF」から選択できます。
ただ、点滅・点灯時間は10秒固定。
前回購入した製品は、30秒まで選択できたので、点灯時間を長くしたい場合はおすすめは出来ません。
それ以外にもテストモード用に、昼間のみ点滅・点灯するモードも備えています。
センサーの範囲を設定するときに便利。
防水用キャップに覆われている、右側の穴はソーラーパネルへのコードを差し込む穴でした。
別売のワイヤレスチャイムを使用する場合、ここにアンテナを差し込むと、センサーが反応すると、離れた場所にある専用のアラームを鳴らすことが出来るようです。
ただ、アラームは昼間、夜間どちらでも鳴るようで、夜間のみ、ということは出来ない様子。
明るさはびっくりするほど明るいです。
この写真、昼間に撮影したのですが、周りの景色が真っ暗になるほどシャッタースピードが速くなるぐらい明るい!
3Wの明るさは伊達ではありません。
40Wから60Wレベルの電球並の明るさはあります。
センサーの調節
今回の製品の特徴として、センサーの感度を調節できる点。
実は前回購入した製品や他の製品は、ほぼセンサーの範囲を向きのみで調節するんですが、これが以外に範囲がいい加減。というか広い。
なので、道路に車が通っただけで反応するんです。
そこで、付属のセンサー調節カバーを取り付けます。
このカバーで覆われた範囲は、センサーで反応しません。
はさみで切込みを入れ・・・
センサーの範囲を小さくしてみました。
すると、ちゃんと道路の車には反応しなくなりました。
強力な明るさの割にソーラーパネルのコードが届かず、完全にソーラーを南側に設置できなかったので、朝までバッテリーをもたせるには、なるべくセンサーの範囲を狭くして、侵入者にのみ反応させたかったので、交通量が激しい道路に接している場所に設置する場合は、このようにセンサーの範囲を調節できるセンサーライトのほうがいいかもしれません。
センサーに取り付けたところ。
なんかガチャガチャのケースを、曇りガラス風にすればいけるかも?
さすが3Wは半端なく明るいです。
昼間にもかかわらず、直視できないレベルの明るさ。
前回取り付けた時は、1階の屋根の部分に取り付けました。が、どうも、防水仕様であっても直接雨や直射日光が当たるとこは避けたほうがいいらしい。
まず、直射日光に当たると紫外線で寿命が短くなるっぽい。
また、防水性能も完璧では無いようで、軒下の雨樋につけることにしました。
付属のクランプでは、雨樋にも対応しているのですが、意外と重さがあるので注意する必要があります。
明るさ
消灯時の様子。
道路のすぐ近くに街灯が立っているため、その明かりが少し届いています。
点灯時。
デジカメでF値やISOが自動で選択されてしまうので、最も肉眼で見た時に近い設定にして撮影したもの。
このようにめちゃくちゃ明るいです。
点灯した時、ちょうど車が近づいてきたのですが、どうも明るすぎて自動車のヘッドライトと勘違いしたようで、ゆっくり通過していきました。
点灯時の真下。
蛍光灯並みの明るさ。
威嚇効果としては、かなり効果的かもしれない。
まとめ
今回、センサーライトを設置してわかったことは、全て100点満点という製品は殆どない。ということ。
ある程度妥協してでも、不満が少ない製品は、アイリスオーヤマ ソーラー式LEDセンサーライトの1WのLEDが2つついた製品かな。と。
ニッケル水素電池でエネループのような他社充電電池も使用でき、1Wの明るさ2個は、明るさの面でも十分です。
今回購入した、ELPA ソーラー 3W LEDセンサーライトは、センサーの範囲も調節でき、点滅か点灯か選択できる点、そしてなにより3WのLEDが2つで、かなり強力な明るさと、申し分がないんですが、専用バッテリーしか使えず、しかも交換用としてもアマゾンなどインターネットでもほとんど売られていないので、バッテリーの寿命=センサーライトの寿命、という感じ。
6000円台だったので、次回はELPA以外の製品を検討したいと思います。
さて、ソーラーパネル式センサーライトの取り付けで紹介した製品の弱点は、充電電池に「ニカド充電池」という、古い仕様の充電電池を使っていると書きました。
ニカド充電池は、ニッケル水素電池に比べ容量が少なく、リチウムイオン電池に比べ、メモリ効果が発生し安い。というデメリットが有りました。
交換用の電池も売っていましたが、エネループなんかより高いんです。
またニカド充電池自体、やはりあまり売っていないというデメリットもあり、センサーライト選びは、ある意味バッテリー選びとも言えるかも。
他にも乾電池式、コンセントから電源を供給するタイプもあり、コンセントが近くにあるのであれば、コスト的にもコンセント式が最もいいかもしれません。
関連ページ
- ソーラーパネル式センサーライトの取り付け・・・第一弾
- ソーラーパネル式センサーライト
- ニッケル水素電池のセンサーライト
- 廊下用センサー付きライト
- インバーター蛍光灯の取り付けと交換
- カーブミラーを取り付ける
- LED電球の大きさ比較
- 軽い自転車のライト ダイナモを交換してみた
- 車のヘッドライトを交換してみた
- ポジションランプ(車幅灯)の交換とLED化
Yahoo!ブックマークに登録 | にほんブログ村 家電・AV機器 | | |