防犯 窓の補助錠をつけてみた

空き巣や泥棒の約6割が玄関以外の窓からの侵入なんだそうです。また、被害者宅の約4割が鍵を掛けていない窓や入り口があるらしい。うちの階段の窓に換気しつつ鍵もかけれる補助錠をつけてみました。

 
 

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防犯 窓の補助錠をつけてみた

 

 

Last update 2012/06/16 01:01

ネットの友達(4人家族。マンション)に空き巣がはいったらしく、色々聞いてみると家族で買い物に出かけたあと侵入されたようで、その後犯人は捕まったらしいのですが20歳ぐらいの若い男性だったそうです。
私の周りも非常に空き巣に入られた知人や友人が多く、いくつか共通点があるようなので色々調べてみました。
まず、空き巣や泥棒というとプロや外国人窃盗団のイメージがありますが、だいたい半分(もしくはそれ以上)は素人だということ。
お金に困って。ってやつです。で、1回でも成功してしまうとほとんどの犯人は2回、3回と犯行を繰り返してしまう可能性が大。
今回の友達の捕まった犯人も今回で2回目。
また別の友人宅に入った空き巣もも再犯でした。
プロではなく素人の犯行では、大抵の場合捕まるというのも興味深いことでした。
逆に全く犯人が捕まらないで今に至っているというパターンも多く、もしかしたらこういう空き巣の場合はプロの仕業だったのかもしれません。

窓からの侵入

ある調査では窓からの侵入は全体の60%ぐらいらしいです。
また、被害者宅の約4割が鍵を掛けていない窓や入り口があったという。
実は私の家でも数カ所、夏場換気のために開けっ放しやカギをかけていない窓があるのですが、そろそろ本格的に防犯に取り組んだほうがいいんじゃないかと思い、最も手軽でなおかつ効果的な補助錠を購入してみました。

マンションに住んでいる彼氏と同棲している友人は、二人でコンビニに買い物に行ったわずか30分の間に空き巣に入られました。ベランダから侵入したようで、そのマンションに住んでいる他の人も同一の犯人に侵入されたそうです。

格子がある窓でも危険

トイレなどの格子付き窓私のおふくろの友人に侵入した泥棒は、トイレの格子付きの窓にも関わらず侵入されたそうです。
写真は我が家のトイレと洗面所の窓。
換気のために24時間開けっ放し。
ただ格子があるから平気だろうなんて思いがちですが、この格子、知識があれば簡単に外すことができるらしい。
しかもトイレの小さな窓でも慣れた空き巣は簡単に侵入してしまうとのこと。

ルーバー状の窓このようなルーバー状の窓もドライバーがあれば簡単に外すことができるらしい!?

たしかにこれらの窓は格子も付いているし換気のために常にカギをかけていないことが多い。
うーん。実はすごく危険な状態だったのかも。。。

補助錠

ベッセルの補助錠、まど番すで、購入したのが補助錠
補助錠とはサッシの枠などに取り付ける窓のクレセント錠以外の鍵。
色々なタイプがあるのですが、私が購入した補助錠はテープで取り付けることが出来、換気しつつカギをかけることが出来るタイプのもの。

サッシなどのクレセント錠は、カギをかけていない場合はもちろんカギをかけている場合でもガラスを割られて侵入されるパターンが非常に多いです。
しかもガラスはドライバーなどで小さい穴を開けて、そこからクレセント錠を解錠されてしまうので、ガラスが割れる音も小さく、また簡単に解錠されてしまうんだとか。

裏面レールの厚みが5ミリ弱なのでサッシとサッシの間が5ミリ以上あれば取り付けることができます。
またレール上の任意の位置でカギをかけることができます。
万が一ドライバーなどでクレセント錠のロックを外されても、完全にガラスを割らないとこの補助錠は開錠できません。

階段の窓階段の窓。
北側に面していてこの窓をあけると2階の風の通りが非常に良くなるため、6~10月は頻繁に開けっ放しにしていることが多いです。

設置と使い方

取り付け部を綺麗に掃除今回はこの窓に補助錠を取り付けてみました。
まずは取り付ける場所を綺麗に拭きます。
テープだと簡単に外されてしまうかと思われるかもしれませんが、テープは垂直方向に引っ張られるとはがれてしまいますが、水平方向に対する耐久力はかなりあります。
テープの粘着力と摩擦力がしっかり剥がれるのを防止してくれるためです。
なのでこのようなテープタイプの製品でも非常に効果が高いです。

しっかりと取り付けるサッシが閉まった位置でレールの一番右側でロック出来る位置に取り付けます。
テープが密着するようにしっかりと取り付けます。

ツマミを縦にするとレール上を移動できるつまみを縦方向にするとレールの上を自由に移動させることができます。

レール上の任意の位置でロックできる任意の位置でつまみを水平にすると鍵がかかります。

窓をあけたところこのように窓を開けても補助錠でロックした場所以上は開くことができません。
最大6センチまで窓を開くことができます。
また6センチ程度だと、勢いをつけて補助錠を外すには無理があるでしょう。
もちろんこの程度の隙間だと、人間は物理的に侵入は出来ません。

ちょっとやそっとじゃびくともしないちょっとやそっとではびくともしません。

あまりに簡単に設置できてしまったのと、価格も1000~2000円程度なので、階段の窓だけでなく洗面所やトイレ等怪しいと思われる窓には全て設置して見ることにしました。

まとめ

今までは防犯に関しては全くむとんちゃくでしたが、実は過去にスクーターを盗まれたことがあるんです。
当時は一人暮らしだったのですが、夜の10時頃買い物から帰って翌朝3時頃にはバイクがなくなっていました。
他にも2台、他の人のスクーターがあったしハンドルロックもしていたし、人通りは少ないとはいえ怪しいことをしていれば誰かに見つかるような環境でしたが、だれも気が付かれることなく盗まれてしまいました。
また私の友人は大通り、しかも駅前という夜でも車や通行人が多い場所に住んでいたのですが、駐車場に止めた愛車のホイールを4つ盗まれました。
思うに、「まぁ、大丈夫だろう」と思っている状態こそが一番防犯としてはいけないのかな。なんて思いました。
でも一度気になったら、逆に補助錠だけで大丈夫だろうか・・・?なんて不安に感じるようになってしまったのですが・・・。

色々調べてみると、他にもいろいろ防犯グッズが売られているようです。