網戸の張り替え 素人でもきれいに出来るコツ
Last update 2019-05-05 13:37
家を建て替えて20年以上経過し、2階の窓の網戸が去年ぐらいからボロボロになったので、自分で張り替えてみました。
YouTubeの動画やホームセンターでの実演販売では、簡単そうに見えましたが、初めての張り替えは四苦八苦。
ところが2回めからは、短時間で綺麗に貼ることが出来るようになりました。
今回、素人でもできる網戸をきれいに張り替えるコツを紹介します。
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目次
動画で紹介。網戸の張替え方法
20数年が経過した網戸。
やはり紫外線があたる2階のベランダの網戸が一番劣化がひどいです。
1階の網戸は、それほど直射日光が当たらないので、まだきれいでした。
網戸の張替え
材料の準備
必要な材料は以下になります。
工具
- ローラー
- 千枚通しのような先のとがった物
- 専用のクリップ・大きめの洗濯バサミ
- カッターもしくはハサミ
これ以外に水で湿らせた雑巾か、いらない歯ブラシ。古い網とゴムを捨てるためのゴミ袋があるといいと思います。
押さえゴム
まず材料を購入する前に、一番大事な押さえゴムの太さを測ります。
押さえゴムは、四隅の近くに切れ目が入っているので、千枚通しのような先がとがったもので、引っ張り出します。
実際に販売されているゴムは、
「2.8ミリ」
「3.5ミリ」
「4.5ミリ」
「5.5ミリ」
「6.8ミリ」
でした。
あまり太すぎると、なかなか押し込めないといけないので、0.5ミリ細い4.5ミリを購入。
1枚の網戸につき、6~7mほどの長さが必要になってきます。
網
網は、安い製品だと2mで300円弱で売っています。
24とか20とかの数字は、1インチあたりの網の目の数のことで、数字が大きいほど目が細かい網になります。
小さなショウジョウバエなどを防ぎたい場合は、24メッシュ以上の製品を選ぶといいでしょう。
ただし、目が細かくなると通風性は悪くなるので、注意する必要があります。
安い網戸はすぐに破ける!
実はこの記事を初めて書いてから5年経過した現在、ボロボロになってしまいました。。。
安い網を買ったせいなのか、たった5年でボロボロ・・・。
なので網戸を張り替える場合は、ある程度高いものがおすすめ。
2回目の張替え時に購入したのが、金属製の針金でできた網戸。
しかも片面が黒く塗られていて、内側から外は見やすく、外から室内が見にくくなっているという特徴ももっています。
虫の侵入を防ぐ
小さなユスリガのような虫の侵入を防ぐ場合は、メッシュ(目の粗さ)の数字が大きいものを選んでください。一番目の粗い製品は18メッシュもありますが、24メッシュぐらいでOK。
私は虫よりも風の通気性を優先したかったので、2回目は20メッシュの製品を購入しました。
黒い網戸
最近は黒い網戸も増えてきました。黒だと外の景色が見えやすい、という特徴があるんですが、逆に外からも中が見えやすい欠点があります。そのため、私が購入した製品のように、外側と内側で色が違う製品のほうがよいでしょう。
網の大きさ
網戸1枚に付き90センチx2メートルは必要になります。
一般には、2mか6m(網戸3枚分)の2種があるようです。何枚か網戸を張り替えるのであれば、6mを購入しておいた方がいいでしょう。
ローラー
最も大事なのがローラー。
1回めの網戸の張り替えの時は、ローラーが1つのカッター付きのものを購入してしまったのですが、2つローラーが付いている製品のほうが使いやすい気がします。
また、コーナーの押さえゴムを押し込むとがった部分があるものを選ぶと使いやすいです。
クリップ
クリップはあまり必要ないです。
ベランダで作業をしたので、風が強く、飛ばされないように抑え用に購入しましたが、大きめの洗濯バサミで十分でした。
あんまりしっかり抑えても、シワの原因になるので、購入しなくても構わないかも。
古い網戸を外す
まずは古い押さえゴムを剥がしていきます。
経年劣化で固くなっているかもしれません。
古い網がゴムの溝に残ってしまっていたりするので、あとでいらない歯ブラシか雑巾で掃除します。
網戸は意外に泥だらけです。
なので、水で絞った雑巾でしっかりと拭いておきます。
網を貼っていく
ゴムの先端をコーナーから5センチぐらい離れたところに入れます。
しわができにくい貼り方
ゴムは時計回りに入れていく(右利きの場合)ので、ゴムの先端を入れる時は向きを間違えないようにしてください。
プロや慣れた人は、どちらの向きでもうまく貼れるのかもしれませんが、私(右利き)はこの方向でゴムを入れていったら、うまく出来ました
ローラーは片側が一回り大きい外周になっています。
この外周が大きい側を網戸の内側になるように使います。
このようにするとシワができにくいようです。
コーナーの部分はしっかり90度折れ曲がるように、このようにローラー意外のとがった部分を使用して、ゴムを入れてください。
網戸の4辺のうち、最初の2辺は、曲がらないことを気をつけてゴムを入れていけばいいのですが、3辺目からは少し網を外側に引っ張りながらゴムを入れていくと、シワができにくいっぽい。
最初から網を外に引っ張りながら入れようとすると、クリップや洗濯バサミ程度の力では網が大幅に曲がってしまうので、2辺を固定してからのほうがいいようです。
ゴムの先端まで一周したら、余った部分を切ります。
なお、もし網にシワやたるみが出来てしまったら・・・
思い切ってゴムを外してやり直します。が、意外と網がすぐに変形してしまうので、余程のシワが出来ない限り、あまり気にしなくてもいいと思います。
数を重ねていくと、うまくなっていきます。
余分な網をハサミかカッターで切ります。プロはカッターを使うようですが、枠に傷がつきそうだったのと、カッターだとうまく切れなかったのでハサミを使いました。
こちらは2枚目の網戸。
1枚目は少しシワが出来てしまいましたが、ローラーの使い方や時計回りにゴムを入れていったら、このようにほぼシワがなくなりました。
うまく貼るには
- 広いスペースを確保しておく
- ローラーは出っ張りがある面が網戸の内側になるように使う
- 3辺目からは外側に網を引っ張りながら
- 屋外で行う場合、眩しいからといってサングラスを掛けない(網が見えにくい)
- あまりクリップでしっかりと押さえつけない
初めての網戸の張り替えは、よくコツが分からなく、時間もかかったしシワが出来てしまいました。
2枚目(奥の網戸)は、1枚目に比べシワもほとんどなく、時間もふるいあみをはがす時間も含めて、15分ぐらいで完成しました。
撮影しながらだったので、15分ぐらいかかりましたが、そうでなければもう少し早かったかもしれません。
あと、2枚目を張り替えた時は、風が強く張替えをするか迷っていたのですが、意外にあまり風は気になりませんでした。
ただ、網戸を張り替えるには、意外とスペースが必要です。
私のようにベランダが広い家ならいいのですが、室内でやる場合、2m☓0.9mの網戸を寝かせることが出来る空間が確保できる必要があります。
また、屋外で張り替える場合、暑い夏が来る前(できれば4~5月か、10月以降)に行ったほうがいいと思います。
5年でボロボロに!網戸の寿命は?
自分で網戸を張り替えてから5年が経過したのですが、なんとボロボロに・・・。やっぱり300円の網では安かろう悪かろうですね。。。
2回目の張替えで購入したのは網がステンレス製のもの。
貼るのが難しそうだな、と思ったのですが、意外と普通のポリエチレンの網と変わりありませんでした。
ただ、ステンレスでできているので余分な部分をはさみで切るとはさみが痛みそうなので、カッターで切りました。
カッターの刃もすぐにボロボロになるので、1辺を切っては交換して、という感じで行いました。
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最終更新日 2019-05-05 13:37
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投稿日:2014-04-11 | | |