加湿器で体感温度をあげる

会社で夜勤をしていると、冬、室温が20度でも防寒着を来ないと耐えられないぐらい寒いので、加湿器を購入して体感温度をあげてみようと、コイズミの超音波式加湿器を購入してみました。

 
 

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加湿器で体感温度をあげる

 

 

Last update 2013/12/20 03:07

私は寒さに強く、暑さには弱いタイプなのですが、会社の事務所で夜勤をしていると、部屋の温度が20度でも寒くて寒くて室内なのに防寒着を着ていないと耐えられないぐらい寒さなので、加湿器を購入してみました。
というのも、自宅だと室温18度ぐらいでもそれほど寒いと感じないのに、会社の事務所だと20度だとすごい寒いんです。
何が違うのかな?と思ったのですが、自宅の室温は湿度が40%程度。会社の事務所だと、25~30%と、湿度がすごく低いんです。
体感温度が計算できるサイトで調べてみると、室温20度の時、湿度が30%。風速0m/sだと体感温度は18.8度ですが、室温20度で湿度が52%だと19.8度と1度も違ってくるんです。
1度というと、すごく小さい差でしかない、と思われるかもしれませんが、実際には1度は意外と大きい違いなんです。
以前、熱帯夜対策でも書いたのですが、28度だとTシャツ1枚で扇風機の風を当たれば、すごく快適な温度なんですが、2度高い30度だと扇風機の風にあたっても暑く、エアコンを付けないと耐えられないぐらいの暑さになるんです。
で、2度低い26度だと、Tシャツ1枚だと寒く感じてくる温度なんです。
なので、意外と1度違うとびっくりするほど違ってくるんです。

超音波式加湿器と加熱式加湿器

会社の事務所では、外の気温が5度以下になると、エアコンの設定温度を何度に設定しても21度以上にはならないんです。
なので、他に体感温度をあげるには湿度を上げるしかない、と。
で、加湿器を購入しようと思ったわけですが、加湿器には超音波式加湿器と加熱式加湿器があり、一般的には超音波式加湿器は、超音波で振動させて水を空中に放出するため、場合によって菌やウィルスまでばら撒いてしまうと言われています。
また、加熱式加湿器は、熱で水を蒸発させて水蒸気として空中に放出するため、電気代がかかります。
どちらもデメリットがあるわけですが、色々なネット上のレビューなどを見ていると、超音波式加湿器のコイズミ KHM-4031-Nが非常に評価が高かったので購入してみました。

コイズミの加湿器は、超音波式加湿器がメインのようですが、どれもおしゃれな物が多いみたいです。
私が購入したKHM-4031は、縦長で面積をそれほど専有しません。

コイズミ KHM-4031届いた時の第一印象は、「でかい」(笑)
本体の高さは652mm。
以前購入したカーボンヒーターより背が高いです。

コイズミ KHM-4031-N他のサイトでも多くの人が評価していましたが、デザインは意外とオシャレ。
スイッチをいれると、ブルーで光ります。

カバーを開けるまずは水を給水するためにカバーを外します。
カバーはこの取手を上に持ち上げると外れるのですが、本体を運ぶときここしかもつ部分がなくて、ここに手をかけて運ぼうとすると、カバーが外れてしまうので運ぶ時はここは持たないでください。

タンクが現れる給水タンクが現れました。

タンクの蓋給水タンクを外し、逆さまにすると給水用の蓋がありました。ネジ式になっています。

洗面台の蛇口では補給出来ませんここでちょっとトラブルが。と、いうのも一般的な洗面台では高さが全然足りないので、給水することが出来ません。

ペットボトルで水を入れるしかたがないのでペットボトルで給水することにしました。
3.2リットルほど入れることが出来ます。

加湿器にセットしたところ蓋をしっかり閉めて取り付けると、タンクから本体側に少し水が補給され、ぶくぶくと泡が出てきました。

実は蓋にはフィルターがついていて、水に含まれる不純物はここでカットされるっぽい。

操作パネル操作パネル。
上のランプが点灯しているとこは、放出量のレベル。5段階で選ぶことが出来ます。
その隣の3つのランプは、タイマー。1時間、3時間、5時間で停止させることが出来ます。
下の4つのボタンは、左から「電源オン・オフ」「放出量のレベル」「切タイマー」「ライトのオン・オフ」になります。
写真ではわかりにくいのですが、電源をオンにすると本体にライトが点灯するんですけれど、夜間寝るときに眩しい場合はライトを消すことができるようです。

噴出口は方向を選べるこれが噴出口。
回転させることが出来るので、噴出方向を選ぶことが出来ます。

アロマオイルを垂らしてこの噴出口は外して、中の脱脂綿にアロマオイルを垂らして、アロマディフューザーとしても使えるようです。
実は私はよく眠れるように「ラベンダー」のアロマがいいと友人のアロマセラピストにアドバイスを受けて、アロマオイルを持っていたのでさっそく試してみました。
部屋中が香りで充満する、という感じではなく、ほんのり香るという感じ。
ただ、オフにしてもしばらくアロマの香りが続きます。
トイレから帰ってきて部屋に入った時や、ノビをしようと深呼吸した時にラベンダーの香りがしました。

リモコン付き意外と便利なのがリモコン。
いちいち席を立たなくてもスイッチをオンにすることが出来ます。

過失能力

19時25分。気温19.2度。42%まずはスイッチをいれる前の室温と湿度。
19時25分の段階で19.2度で湿度は42%でした。

20時48分18.2度47%その後、夕食を食べに行き部屋に帰ってきてみると、20時48分。室温は18.2度で47%になっていました。
この時、加湿器の設定は「弱」。
弱だと47%止まりっぽい。

21時49分19.4度で52%続いて「強」にしてみました。すると、だいたい1時間後には52%に上昇していました。

強にしたところ超音波式加湿器なので、スイッチをいれるとすぐに水蒸気が放出されます。
写真は「強」にしたところ。かなりの量が放出されます。
ちなみに3.2リットルのタンクを満水にしていると、「強」だと1時間あたり400mlほどのの水蒸気が放出されるようです。
説明書では満水だと8時間で空になるようです。
「弱」だと100ml。時間にして32時間の計算になります。
スイッチをいれるとこのように本体部のライトが点灯します。強弱によってライトの色が変わります。
また、タンクに水がなくなるとライトが赤くなり、5分後に停止します。

床が濡れていたびっくりしたのが「強」にしたとたん、1時間後、床が細かい水滴がついていたこと。
電気機器が近くにある場所には設置しないほうがいいかも。
あと「弱」で充分かもしれません。

消費電力

強だと23W「強」にした場合の消費電力は、約23W。
だいたい0.53円/時。
1日8時間動作させたとして、4.2円/日。
電気ストーブの消費電力は400~800Wなので、エアコンの補助的に電気ストーブを使う場合よりかなり節約することができるようです。
「弱」にすると、16.7Wでした。
また、待機電力は1.5W(1ヶ月で25.25円)と結構高いので、使わない時は電源コードを抜いておいたほうがいいかも。

他にも暖房を節約する

小型扇風機で電気代を節約でも書きましたが、エアコンをつけている時の天井付近と床付近の温度差は、なんと3度もあります。

床の温度は16.7度暖房のエアコンをつけている時も、設定温度19度の時、床の温度は16.7度でした。

1.8mの場所は19.6度ところが1.8m付近では19.6度とやはり約3度もの差がありました。
なので、扇風機を使って天井と床の空気を循環させたほうが低い温度設定で、暖かくすることができるかもしれません。
DCモーターの扇風機だと「弱」の時の消費電力は3.5Wほどなのでそれほど電気代を気にしなくても、設定温度を低くしたまま部屋の温度を均一にできると思います。

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