USB3.0ハブで速度低下するか

USBの分岐(ハブ)を使用すると、HDDなどの速度が低下すると言われていますが、USB3.0で実際にハブでつないだHDDの性能を比較してみました。

 
 

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USB3.0ハブで速度低下するか

 

 

Last update 2013/12/20 02:16

外付けHDDたち最近のパソコンは、ほぼUSB3.0が主流になりつつあります。
USBの後の数字はUSBのバージョンを示しており、数字が大きくなるほど最新のバージョンになります。少し前までは2.0が主流でしたが、2.0用のポートは現在のパソコンでも搭載しています。つまり、USB2.0とUSB3.0の両方が搭載された物がほとんどになります。
私の場合、バックアップように外付けHDDを2つほど取り付けているのですが、USB3.0ポートが2つしかないので、2つの外付けHDDを取り付けたらUSB3.0用のポートは全て埋まってしまうんです。
というわけで、ハブを購入しようと思ったんですけれど、一般的にUSBは、ハブ経由で接続すると速度が低下するというのを聞いて、実際に速度が低下するか調べてみました。

USB2.0とUSB3.0の違い

USB2.0に接続した時のベンチマークパソコンにはまだ3つのUSB2.0のポートがあるので、スキャナやプリンターなどはそれほど速度を必要としていないので、USB2.0の方につないでいます。
2.0と3.0の違いですが、1つは転送速度になります。
USB2.0で外付けHDDをつないでHDDのベンチマークを測ってみると、画像のように「Read」が32.0MB/s。
「Write」が26.89MB/sとすごく遅いです。

USB3.0の外付けHDDのベンチマークそれに対して同じHDDをUSB3.0につなげてベンチマークを測ってみると、「Read」が202.3MB/s。
「Write」が171.4MB/sと、約6倍ほどの差が付きました。
このUSB3.0の速度は、ほぼSATAと変わらない速度になります。

  USB2.0 USB3.0
理論値 5Gbps(5,000Mbps) 0.48Gbps(480Mbps)
ベンチマーク 202.3MB/s 32.0MB/s

参考ページ

USB3.0ハブを購入した

4ポートハブUSB3.0のハブを購入しました。
今度はハブで2つの外付けHDDをつなげ、速度が低下するか計測してみました。

アマゾンで購入したUSB3.0ハブUSBハブのケーブルはあまり長くてもじゃまになるだけなので、20cm程の短いものを購入。

差込口が青色USB2.0とUSB3.0の違いの1つに、ポートの色がUSB3.0だと青になっています。

使用中こんな感じで外付けHDDの2つのケーブルをハブにつないでベンチマークをとってみました。
ちなみにバスパワーで、ハブをPCに接続するとブルーのライトがつきます。

USBハブ経由のHDDのベンチマークすると、「Read」が186.9MB/s。「Write」が170.3MB/sでした。若干遅くなったかな、と思ったのですが・・・

USB3.0ハブ経由のベンチマークもう一つのHDDは、「Read」が214.5MB/sと逆に速くなっていました。
どうやらUSB3.0では、ハブ経由でつなげても速度が低下しないようです。

ファイルのコピーは138MB/s今度は実際に40GBほどのファイルを外付けHDDにコピーしてみました。
こちらはUSB3.0ハブを経由せずに直接外付けHDDをつなげたものです。
だいたい1秒間あたり138MBの速度でコピーしていることがわかります。

ファイルのコピーの速度129MB/s今度はUSB3.0ハブ経由でつなげたHDDにコピーした時の速度。
129MB/sなのでほとんど違いがないことがわかります。

USB2.0のファイルのコピー25.5MB/sちなみにUSB2.0で接続した場合は、25.5MB/sでした。
USB3.0に比べ、5分の1の速度しかありません。

HDDの構成は変わるか

ハブでつなげたHDDは、構成がかわってしまうのでしょうか?

外付けHDDの構成「コントロールパネル」の「管理ツール」の中にある「コンピューターの管理」の「ディスクの管理」を見てみると、外付けHDDは、パーティションごとにG~Jが使用されていました。

ハブ経由の外付けHDDの構成こちらはUSB3.0のハブ経由でつなげた場合。
ディスク2とディスク3が入れ替わっていますが、構成は変わっていないようです。

HDDの性能の変化

外付けのUSB3.0HDDのベンチマーク今回(2013年12月)、HDDのベンチマークを測定して1つ気がついたことがあります。
以前書いた外付けUSB3.0 HDDケース(2012年1月)の時の外付けHDD(USB3.0経由)のベンチマークは109.9MB/sと、現在(2013年)の半分ほどの性能だったようです。

dynabook R731 16Cの内蔵HDDベンチマーク結果ちなみに2011年に発売されたノートパソコンのdynabook R731の内蔵HDDのベンチマークは61.12MB/sとびっくりするぐらい遅いです。

内蔵SSDの速度デスクトップパソコンの内蔵SSDの速度は、なんと468.6MB/sとびっくりするほど速いです。
内蔵HDDは、速ければ速いに越したことはないのですが、外付けHDDの場合は、それほど頻繁にアクセスするわけではないので、200MB/s程度のHDDでじゅうぶんかもしれません。
ただ起動用の内蔵ディスクをSSDにすると、とんでもなくWindowsが快適に動作するようになります。
一度この快適さになれると、もう戻れないぐらい超快適です。

関連ページ