自宅で縮毛矯正をしてみた

自宅で縮毛矯正をしてみました。かなり上手にくせ毛を真っ直ぐにすることが出来ました。ただ、ある程度コツがあるので、動画と写真で詳しく紹介します。

自宅で縮毛矯正をしてみた

 

Last update 2015-05-06 07:02

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自宅で縮毛矯正をしてみた私は子供の頃からずっと強いくせ毛でずっと悩まされてきたのですが、10年ぐらい前から縮毛矯正自体が非常に安くなり、美容院で縮毛矯正してもらっています。
昔は1回に3~4万円ぐらいしたのですが、今では1~2万円ぐらいまで価格が落ちてきました。

私がお世話になっている美容院は、男性用(もちろん女性も来店しますが)の美容院で、縮毛矯正の価格は1万5000円ほど。
価格が安くなったとはいえ、3ヶ月おきぐらいに美容院でかけてもらっているので、1年間で4回。合計6万円ぐらいかかる計算になります。
そこで、自分で縮毛矯正してこの3か月の期間を4ヶ月ほどに伸ばせないかな。と、思って試してみたところ、かなり上手く行ったので動画と写真で紹介したいと思います。

縮毛矯正をして3ヶ月目の前髪これが美容院で縮毛矯正してから3ヶ月経過した髪です。
前髪の新しく生えてきた部分が3~5センチぐらいになり、かなり癖のうねりが目立ってきました。

3ヶ月経過した前髪生え際はかなり癖が目立っています。
普通ならこの状態になったら美容院に行くのですが、今回はこの伸びた部分に自分で縮毛矯正をしてみようと。

自分で縮毛矯正を成功させるコツ

ただし、いくつか条件があります。実は、以前にも自分で縮毛矯正をしてみたのですが、ほとんどうまくいったことがありませんでした。
そこで、自分で縮毛矯正をする場合の、うまく成功させるコツをピックアップしてみます。

前髪と頭頂部のみにする

縮毛矯正を成功させるコツは、うまくヘアアイロンでまっすぐに伸ばせるかどうか。です。実際にやってみるとわかるのですが、鏡を見ながらヘアアイロンでのばそうとすると、すごく難しいです。
なにしろ左右あべこべだし、周囲の髪が邪魔をしてよく見えない!
なので、前髪と頭頂部、そしてサイドの一部だけにとどめておくこと。
すべての髪の毛を1人でやろうとすると、ほぼ成功しません。むしろ、髪をいためただけで終わり。なんてパターンになります。
誰か家族か友だちで協力者がいれば、出来るかもしれませんが、1人で行う場合はほぼ無理だと思ってください。

プロが使用する縮毛矯正剤を使用する

たまにドラッグストア等でも縮毛矯正剤が売っていますが、これらの液はヘアアイロン無しで真っ直ぐにする、いわゆるストレートパーマ用の液なのであまり効果がありません。
私も何度か試したことがありますが、うまく行きませんでした。

200度以上のヘアアイロンを使う

縮毛矯正で使用するヘアアイロンは、200度以上まで熱くなるものを選択してください。
どこか忘れましたが、200度ぐらいの熱を入れることで、真っ直ぐな状態が記憶されるようです。

実は簡単?

以前、美容院の人に聞いたのですが、縮毛矯正は実は難易度としてはすごい優しいので、見習いにやらせることが多いそうです。しかも、単価は高いので、かなり美味しいんだそうです。
そういえば私の通っていた美容院も、ほとんどアシスタントや見習いの人が施工していました。
ヘアカットのように免許も必要ではないし、最新の縮毛矯正剤はほとんど失敗しないレベルまで達しているので、素人でも簡単にできるんだそうです。

ただし、先ほど言ったとおり、ヘアアイロンで確実にまっすぐ伸ばさないといけないので、前髪や頭頂部のみにとどめておいてください。

注意点

肌がヒリヒリする注意点としては、第一剤(髪を柔らかくする薬)は、直接肌に触れると私のような肌が弱い人は、2~3日ほどヒリヒリすることがあります。
なので、美容院で縮毛矯正をしてもらうと肌がヒリヒリする。という人は注意してください。

また、髪が濡れている状態でヘアアイロンをすると、髪に付着した水分が一瞬で蒸発し、髪を痛めるので十分乾かしてから使用してください。

また、髪質や皮膚によって今回紹介した方法で逆に髪や肌を痛めてしまう可能性があるので、自己責任で行ってください。

縮毛矯正を行う手順

では、さっそく縮毛矯正をしていきましょう。だいたい1時間ぐらいかかるので、時間のある休日行うといいでしょう。

用意するもの

200度まであげられるコテ220度まで高温になるヘアアイロン。
プロ仕様のヘアアイロンであればOK。
インターネット上でないと販売されていません。

私が購入したのは、男性用のアズスタイルのスリムヘアアイロン
幅が1.5センチと非常に細く、すごく使いやすいです。220度まで上がります。

縮毛矯正剤アズスタイル 縮毛矯正剤 リファイン ストレートH
インターネット上には大量に入って、10回分ぐらい使用できるものもありますが、前髪程度だけであれば、それほど大容量なものは必要ありません。
一応、あまっても保存できるそうですが、1回で全てを使い切るぐらいでちょうどいいです。

アズスタイル 前後処理剤アズスタイル 前後処理剤動画では紹介しませんでしたが、前後処理剤をあらかじめスプレーしておくと、髪が傷まないそうです。
私ももちろん使っています。

クシヘアダイブラシ縮毛矯正剤を塗るブラシ付きのクシ。
ただ、鏡を見ながら塗ろうとすると、すごく難しいのでブラシの部分は必要ありませんでした。
100円ショップで売っている目の粗いクシで十分です。

その他

それいがにドライヤーやサランラップ、ビニールの薄手の使い捨て手袋、包帯かヘアバンドを用意しておいてください。

縮毛矯正 手順

包帯かヘアバンドをする

包帯を巻く第一剤は肌に付着して放置すると、肌が弱い人は真っ赤に腫れあがる時があります。
なので気になる人は、包帯かヘアバンドでおでこに液が付着しないようにガードしておきます。
包帯を巻いたら、包帯とおでこに挟まった前髪をクシで出しておきます。
なお、この画像は縮毛矯正をした後の髪なので、かなり直毛になっています。
ビデオ撮影をするために、自分で縮毛矯正をした後に撮影したものなので、直毛状態ですがそのへんは気にしないでくだださい。(笑)

第一剤をたっぷり手に取るまずは第一剤を手のひらにたっぷり取ります。
第一剤は肌に付着すると、肌が弱い人は真っ赤になる可能性がありますが、すぐに洗い流せばそれほど影響はありません。
なので私は素手でやってしまいました。が、心配な人は、薄手の使い捨てのビニール手袋が付属しているので、それをはめて行うとよいでしょう。

なお、プロの美容院のようにブラシで塗ろうとすると、鏡を見ながらだと全く出来ないので、手で付着させたほうがやりやすいです。

手で塗っていくこんな感じに何本か髪をすくい取ったら、くせ毛の部分にこするように第一剤を手で塗っていきます。
縮毛矯正をしている人は、新しく生えてくせ毛の部分(1ヶ月あたり1センチ伸びます)のみ第一剤を塗ってください。
また、頭皮に付着しないように、根本には塗らないようにします。

クシで液が行き渡るようにひと通り塗り終わったら、クシで髪と髪の間にも第一剤が行き渡るようにします。

サランラップを巻いて放置

サランラップで頭を巻くいくつかの美容院で縮毛矯正をしてもらいましたが、多くのお店ではこのようにサランラップを巻いて放置していました。
なので真似してサランラップを巻いてみます。

ドライヤーで温めるあまり気温が低すぎると、髪が柔らかくならないようなので、ドライヤーを弱風にしてサランラップの上から温めます。
近づけすぎないように、かつ、ほんのり温かくなる程度。
1~2分、ドライヤーで温めたら、そのまま放置します。
放置時間は、冬場の気温が低い状態であれば30分ほど。
夏場であれば、20~25分ほど。

実は縮毛矯正が成功するかどうかは、この第一剤の放置時間で決まります。
説明書には20分ほどと書かれていますが、短すぎると失敗します。
縮毛矯正のようなパーマ液は、脱色剤と違いそれほど髪を傷めないので、少しぐらい放置しすぎてもOK。

髪が指から離れなくなるまで放置時間が経過したら、サランラップを外して髪の一部を指に巻いてみます。
巻いた後にすぐにスルスルっと髪がほどけるようなら、まだ放置時間が足りません。
ゆっくり指からほぐれるようならOKです。

洗い流しドライヤーで乾かす

ドライヤーで乾かす第一剤をしっかりお湯で洗い流します。
この時シャンプーは使わないでください。
また、液が残っていると失敗の原因になるので、必ずぬめりがなくなるまでよく洗い流します。

洗い流したらドライヤーで十分水気がなくなるまで乾かします。
なお、ドライヤーの熱で髪がその形状に記憶してしまうんじゃないか。と心配する必要はありません。
アイロンのような200度程度の熱でないと、癖がつかないので十分乾かしてください。

ヘアアイロンで伸ばしていく

タオルで余計な髪を押さえるいよいよヘアアイロンで伸ばしていきます。
まず、ヘアアイロンを使うときに余計な髪がじゃまにならないように、タオルなどを巻いておきます。

引っ張りながらプレスする前髪の一部をクシですくい上げ、反対の手で引っ張るように伸ばします。
この時、髪の束から向こう側が十分見える量にしておきます。
あまり大量に髪を一度に伸ばそうとすると、熱が伝わらず、またヘアアイロンの温度も急激に下がってしまい、失敗の原因になってしまいます。

ヘアアイロンで押さえつける髪の根元から毛先に向かって、ヘアアイロンをはさみます。
挟んだらすぐにヘアアイロンをゆるめ、数ミリ毛先に向かって動かし、また挟む・・・を繰り返します。
ヘアアイロンで引っ張るようにスライドさせると、痛む可能性があるので、アイロンで押し付けるような感覚で。

この時水分が残っていると、ジュッと音がして、水が水蒸気に変わります。
この場合は、もう一度ドライヤーで乾かして水分がなくなってから伸ばしていきます。

ヘアアイロンで伸ばしたあとの様子前髪をヘアアイロンで伸ばした直後の状態です。

第二剤を塗布していく

第二剤を塗っていくヘアアイロンで伸ばし終わったら、第二剤を塗っていきます。
第一剤と違い、かなりトロッとしているので床にこぼれないように注意。
なお、第一剤に比べ肌にそれほど影響がないので、素手で塗っても大丈夫です。
この第二剤でまっすぐに伸びた髪を真っ直ぐな状態で記憶させます。

第二剤を塗って放置する第二剤もベットリ十分に加味に行き渡るように塗ります。
第一剤も第二剤もケチって少ししか使わないと、ほぼ確実に失敗します。
液剤はそれほど高価でないので、たっぷり使ってください。

第二剤は製品によって放置時間が違います。
私が購入したアズスタイル 縮毛矯正剤 リファイン ストレートHは、5分ほど放置すればOK。

洗い流してドライヤーで乾かす

洗い流し乾かす再び液をしっかり洗い流します。
この時もシャンプーは使わないでください。

ぬめりがなくなるまでお湯で洗い流したら、タオルで軽く水気を取り、ドライヤーで乾かします。

一人でも縮毛矯正できた完成です。
びっくりするぐらいきれいなストレートになりました。

まっすぐに伸びた前髪今回自分で縮毛矯正をした部分の拡大写真です。
すごく真っ直ぐになっています。

自宅で縮毛矯正した直後手ぐしでとかしたところ。
最近の縮毛矯正剤は、匂いも殆ど無く、ぺたんこにならないのが特徴です。
昔は匂いが強烈で、一週間ぐらいパーマ液の匂いが取れなかったので、密室で他の人と同席したりするときは、気を使ったりしましたが、最新のは匂いがだいぶ少ないです。
また、以前は不自然なほど真っ直ぐになってぺたんこになってしまうことが多かったのですが、最新版はナチュラルなストレートになるようで、バレることがあまりなくなりました。
写真を見てもらえば分かる通り、縮毛矯正をした髪だとは気が付きませんよね。

2日後の様子

二日後縮毛矯正に失敗すると、2~3日後には癖が目立ち始めて、元に戻ってしまいます。
が、このようにストレートのまま!
これであと1ヶ月は、美容院にいかなくて良さそうです。

2週間後二週間後の様子。
ちょっと暗くてわかりにくいのですが、まだまだ癖が目立ちません。

髪が伸びることのデメリット

個人的にはあまり髪は長くしたくないんですが、短くカットしてしまうと新しく生えたくせ毛の部分が目立ってしまうので、次の縮毛矯正まで髪をカットできないのがデメリットです。
また、男性の場合、3ヶ月目を過ぎたあたりから前髪が目に入り、すごくうざい時期を経験するはめになります(経験した人ならわかるでしょうが)。

まとめ

今まで3ヶ月おきに美容院に行っていましたが、これからは4ヶ月ごとに間隔を開けることが出来ました。
1年間に6万円かかっていたところを、4万5000円に抑えることが出来る計算になります。
1万5000円/年浮く計算ですね。

ヘアアイロンに1万円弱。縮毛矯正剤などに3000円ほどかかるので、最初の年は材料などを揃えるだけでペイされますが、年月が経過するごとに得になる計算です。

最終更新日 2015-05-06 07:02

 

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投稿日:2015-05-06 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理