暖房 節約・節電

今年の冬は、ほとんど暖房を使わずに過ごしました。暖房をうまく節約する方法を載せています。

 
 

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暖房 節約・節電

 

 

Last update 2011/11/12 18:14

私の部屋にはエアコンがついているんですけれど、クーラーしか使えない20年以上も昔のエアコンで、暖房となると電気ストーブか石油ストーブのどちらかしかありませんでした。
ただ、石油ストーブはやっぱりめんどくさい!
なので電気ストーブ(ニクロム線の35年ぐらい前の!)を使っているんですけれど、電気ストーブと電気ポットを同時に使うとブレーカーが落ちてしまうし、弟もストーブをつけたりすると、やっぱりブレーカーが落ちてしまい、安心して使えない。
いろいろ調べてみると、どうも400W程度のストーブであればブレーカーは落ちないことに気がついたんですけれど、どうせなら電気ストーブもなるべくつけないような暖房の節電をしてみようと。
その甲斐あって、2010年12月~2011年3月の真冬期間は、ほとんど電気ストーブも使わず、使ったとしても400Wで十分でした。
当サイトでは、私が行っている暖房の節電を紹介してみたいと思います。

冬の方が電気代がかかる

節電というと、夏のエアコンばかり注目されがちですが、実際には冬の暖房のエアコンの方がずっと電気代がかかります。
というのも、クーラーも暖房も、エアコンは仕組みは同じ。
エアコンは、空気中の熱を奪うことによって温度を効率的に下げるんですけれど、暖房は室外機をクーラー化して外部の熱を室内に放出するだけ。
なので実際には暖房だから、クーラーだから電気代がどっちがかかる。ということはないんですけれど、クーラーの場合、外気温約35度から室内約28度に下げる程度。
気温差としては、約7度程度しかない訳です。

ところが、冬の場合は外気温約0度程度にもなり、室内の設定温度を20度とすると、約20度ほどの差があるわけです。
理論的にクーラーの3倍ぐらいの電気代がかかる計算になります。

ただし、クーラーは電気でしか動作しませんが、暖房はエアコン以外にガスや灯油といった電機以外のエネルギーを使う事が出来るので、分散されるために夏ほど節電、節電。なんて騒がれないんですよね。
でも実際は節電すべきは冬の方だと思うんです。
逆にいえば、節約すべきポイントがたくさんあるのが冬なんだと思います。

節約がいかに大事か!

現在は、エアコンの暖房が当たり前になりましたが、少し前までニクロム線の電気ストーブが多かったですよね。
まあ、設置も楽だし灯油と違ってすぐに暖かくなる。
仕組みが単純なので軽いし、壊れにくい。
私が使っていた電気ストーブは、なんと35年ぐらい前の製品。笑
一応800Wと400W切り替えが出来るんですけれど、先ほど書いたように800Wで使っているとブレーカーが飛んだりするので、400Wで使っています。
エアコンの暖房なんかを見ると、最大2500Wなんてことが書かれていて、いかにエアコンが電力を使うか。なんて思われるかもしれませんが、最近のエアコンはインバーターなので、300~2500Wぐらいで調節しているので、平均すると意外と電気代がかかっていなかったりします。

それに対してニクロム線の単純な暖房は、800Wなら電源を切るまで800Wのまま。
これだとどれくらい電気代がかかるか・・・・というと、1000Wを1時間使い続けた場合、だいたい電気代は21円ほど。
1日8時間つけたとして、だいたい135円ほどになる計算。
1カ月だとなんと4000円強!
下手をすると1日中つけてたり。なんてこともあり得るわけで、冬、電気代がとんでもないことになるのは、暖房によるものが大きいんですよね。
暖房だけじゃなくて、ウォシュレットの水を温める・保温しておくのも実はめちゃくちゃ電力を必要としているので、冬になると電気代が2万円を超えた!なんていうご家庭があってもおかしくない訳です。

節電対策

そこで私は以下の方法で暖房費を節約してみました。

電気敷きマット

これは椅子に敷く電気カーペットみたいなもので、電力がものすごく小さい。
だいたい25~50Wと、電気ストーブの10分の1以下。
また、低温やけど対策で、ある一定時間暖まるとその後、しばらくヒーターが切れるので、実質もう少し電力が低くなると思います。
仮に平均電力が40Wだとすると、1時間当たり約0.8円。
8時間つけても7円弱。
1カ月で200円強。
しかも、これ、ほんとあったかい。
直接身体を温めるから、無駄が無いんですよね~。
ただし、その分、それ以外の部分を温めなくっちゃいけなくなるわけですが。

はんてん

最も電気代がかからない暖房(?)は、体温だったりします。
そこで、いかに体温が放出されるのを防ぐか。
で、私が購入したのがハンテン。
普通の服だと、重ね着をすると窮屈で身動きがとりにくくなりますが、はんてんならそんな心配も必要なし。
ボタンも1つぐらいしかないので、着たり脱いだりも楽。

私は袖が無いちゃんちゃんこをさらに中に着こんでいるんですけれど、関東以南の真冬であればこれと、電気敷きマットで十分過ごせちゃいます。

電気ひざ掛け

ただし、上記の2つ(電気敷きマット)と、はんてん+ちゃんちゃんこでもどうしても寒い部位が出てくるんです。
それが足。
足ってズボン1枚だけなんで、どうしても寒い。
かといって防寒用ズボンは、トイレにも困るし履き心地の点でも難がある。
で、購入したのが電気ひざ掛け。
電気ひざ掛けもほとんど電気代がかからないので(他の電気暖房器具に比べて)、なおかつ直接肌に熱を届けるので、効率的であったかいんですよね。
弱点は、パソコン用のチェアに座ってると、椅子に絡まったりコードが邪魔な点。

湿度を上げる

冬、芯から冷えるのは湿度が低いという点も関係してくると思います。
特にエアコンの暖房をつけると、湿度が低くなるし。
そこで暖房の補助として加湿器なんかも役に立ちそう。
私の場合は加湿器付き電気ストーブを購入しました。
この電気ストーブ、加湿できるだけじゃなくて300Wという400Wよりちょっと少ない電力を選択できるので、節電という意味でもいいかもしれない。

まとめ

といろいろと私が利用している暖房節約術をリストアップしてきましたが、このカテゴリーでは、実際に私が使用している器具や術(すべ)を紹介していきたいと思います。