日付をまたぐ時間の計算
Last update 2018-04-13 15:13
エクセルで時刻の計算をする場合、単純に足したり引いたりするだけで出来るのですが、日付が変わってしまう時刻の計算をしようとすると、シャープ(#)が表示されてうまく出来なかったり、24時間を超える合計時間になると、やはりうまく思惑通りに表示されません。
そこで今回はエクセルで日付をまたぐ場合の計算方法と、合計が24時間を超える場合の計算結果の表示方法の2つを紹介します。
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日付をまたぐ時間の計算の計算式
まずは日付が変わってしまう時刻の計算のやり方。
基本的に時間の計算はこのように
=B3-B2
のような数字の計算と同じやり方で計算できます。
が、日付をまたいでしまう時刻の場合、なぜか#で埋まってしまいうまく表示されません。
こういう場合は
= B3 - B2 + 1
のように、「 +1」を付け加えます。
正しい計算なのか確認してみます。
先程の時刻を12時間ずらし、日付をまたがない場合で計算してみます。
すると同じ計算結果になりました。
どうやら正しい計算のようです。
日付を超えない場合で別けたい
でも、前もって日付をまたぐかどうか判っていればいいですけれど、日付をまたがない時刻の計算にも応用できるようにIFを使う必要がありそうですね。
実はそんな必要ないんです。
この「+1」と付け加えても、日付けが変わらない時間の計算にも使えるんです。
例えば「0時30分」から「6時30分」のように日付が変わらない場合で、この計算式を入力してみます。
と、ちゃんと6時間という結果が表示されました。
つまり「IF」でいちいち分ける必要はないんです。
24時間を超える時間の表示方式
エクセルでは時間の合計が24時間を超えるような計算結果を求めようとすると、0にリセットされてしまいます。
例えば時間の合計が「25時間」だとすると、エクセルでは「1時間」として表示されてしまいます。
明らかに9時間以上になりそうなことは一目瞭然ですが、結果は「8時間15分」となってしまいました。
これを正しい時間に表示させるには・・・
②「セルの書式設定」を選択します。
「表示形式」を「ユーザー定義」にし、「種類」の中にある
[h]:mm:ss
を選択し、「OK」をクリックします。
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最終更新日 2018-04-13 15:13
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投稿日:2018-04-13 | | |