虫よけ 効果が長持ちするのはディートの濃度
最終更新日 2016-07-21 12:50
農作業をしてみて、一番きついのが夏の草むしり。暑さで何もしなくても死にそうになります。そこで気温の低い、明け方や夕方に作業をするのですが、その時間だと蚊も多いんですよね。
虫よけというか、蚊よけというか、効果が長持ちする虫除けスプレーを探してみました。
また、2015年から日本でも発売が可能になった、イカリジンも紹介したいと思います。
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長持ちの基準はディート
調べてみると、虫よけ成分はどの製品も「ディート」と呼ばれる有効成分を含んでいることが分かりました。
このディートは米軍がマラリア予防のために開発したものです。蚊だけではなく、ノミやダニ、ツツガムシと言った吸血昆虫を寄せ付けないようです。
昆虫だけでなく、ヒルなどにも有効らしいです。
ディートが吸血昆虫に有効な理由ははっきりとはわかっていないっぽい。吸血昆虫などは、人間の息に含まれる二酸化炭素を嗅ぎつけて寄ってくるわけですが、ディートはこの二酸化炭素を嗅ぎつける器官を麻痺させるという説や、ディートの匂いが昆虫が嫌うためという説などがあるようです。
で、この主成分のディートですが、日本で発売されている製品は5~12%と差があるようで、この濃度の差が効果の持続時間になるようです。濃度が高いから効果も高い、というわけではないようです。
つまり濃いほど長持ちする、ということ。
日本で販売されている虫よけでは、12%が最高のようで、ディートを12%含んでいる製品を探してみました。
ディート12%の製品
ムヒ ムシペールα
個人的に一番お勧めなのが、このムシペールα。
虫よけには、主に3タイプの製品があるのですが、一般的なのが缶スプレータイプ。
このムヒ ムシペールαは、スプレーですがミストタイプなので吹きつけたあと、手で広げる事ができるのが特徴。
腕にミストを吹き付けて、手のひらで伸ばす。という感じ。
液体はさらっとしていてベタベタする感じはありません。
ディート独特の香りはそれほど強くなく、あとで紹介するディート12%のサラテクトFAに比べると不快さは少ないかも。
虫除けスプレーのパッケージにはほぼ必ず、ディートの濃度が表示されています。
ここが12% 100g 中12gであれば高濃度なわけです。
ディート12%の製品は、「第2類医薬品」に指定されているので、よくわからなければ「第2類医薬品」の虫よけを選択すればOK。
そのため、コンビニなどでは購入できないかもしれません。
基本的にディートの濃度が濃ければ濃いほど価格も高いので、高い製品を選択しておけばOKかも。
サラテクトFA
他にディート12%はこのサラテクトFA。
こちらは缶スプレータイプ。
缶スプレータイプのデメリットは、風圧で成分が空中に飛び散ってしまう点。
ディートは人体に影響があるとも言われているので、吸い込んでしまう可能性があります。
ただ、缶スプレーの利点としては、服の上からも吹きつけることが出来る点。
蚊は服の上からも刺してくるので、服の上からも吹きつけることが出来るのは大きなメリットだと思います。
また大容量なのも利点です。
有効成分ディートを12%配合!
と、大きく記述されていました。
腕に吹き付けてみると、白いパウダーが。
サラサラした感じは暑い夏に向いているかも。
ただ、若干他の製品と比べ匂いが強い気がします。
サラテクト ウォータージェルタイプ
虫よけの3つの分類の最後は、ウォータージェル。
購入したのはサラテクト ウォータージェル。
なんとなく塗りやすくて効果も長持ちしそうな気がしますが。。。
塗ってみるとベタベタした感じがして、不快さがあったのですがすぐに乾いて気にならなくなりました。
匂いも少なく、これで濃度が高ければよかったのですが・・・。
イカリジン
まとめ
夏、畑仕事や庭で車のメンテナンスをするときなどは、必須の虫除けスプレーですが、基本的に効果は抜群。
ただ、タイプによって塗りにくい場所、塗りやすい場所があって、塗らない場所は意外と刺されてしまうので注意が必要です。
一番塗りにくいのが顔で、個人的には缶スプレータイプとミストタイプの2つを用意しておいて、顔はミストタイプ。
広い面は缶スプレータイプを使うといった使い分けがいいかもしれません。
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最終更新日 2016-07-21 12:50 / 投稿日:2015-06-18 | | |