自転車 バイク用のレインコート
Last update 2013/05/31 18:52
最近ジムに通っているのですが、1ヶ月8,000円ぐらいするのに、週に2回しか行けず、1回あたり1,000円ぐらいの高いトレーニング代になっています。(笑)
ただ、1回あたり3時間ぐらい時間をかけているので、個人的には高いって感覚はないんですけれど。
ただ、夜中自転車でジムに行っているので、雨が降ってしまうと、「今日はやめるか・・・」感に襲われてしまうんです。
ジムはある意味、肉体よりも精神との戦いでもあり、一度でも挫折感を味わってしまうと、そこで通うのをやめちゃうっていう人も多いですよね。
というわけで、雨が降っても自転車で通えるように自転車用のレインコートを探してみました。
なおかつ、蒸れにくいものがいい。
探してみると、意外とすんなり見つけることが出来ました。
実際のレビューに行く前に感想を言ってしまうと、すげー、いいです!!
今までのカッパに対する(ムレる・重い・ゴワゴワ)イメージが払拭されました。
エントラントレインコート
で、その見つけたレインコートというのが、エントラントレインコートという、コートタイプのカッパ。
今まで購入してきたカッパは、上着とズボンが別々になっているツーピースのタイプばっかりだったのですが、ズボンの上にカッパのズボンを履くと、すごく蒸れるし締め付けられるし、そうだ、ワンピースタイプならいいかもしれない。と、コートを購入。
レインコートにはたたんだコートを入れられる巾着袋もついてきて、しまい込むとこのぐらいの大きさになります。
一般的な(本格的な)レインコートというと、意外とゴワゴワしてずっしり重いイメージがありますが、これはすごく軽い!
リュックサックなどに入れるとかさばる大きさですが、持ち歩いても重さを感じないほどの軽さ。
今回重視したのが「蒸れないこと」。
裏側はメッシュになっています。
ところが私は、軽度のアトピー性皮膚炎で、こういうチクチク(?)するナイロンっぽい素材に触れると、痒くなる体質なんですけれど、このエントラントレインコートは、メッシュが柔らかいのかまったくチクチクしない!
こりゃあ、なかなかいいかも。
このエントラントレインコートは、コートなので首下から足首までの長さがあるのですが、メッシュがあるのは腰から上だけ。
肝心の外側の素材はこんな感じ。
ビニールやゴムというような感じではなく、トラックのホロににた素材。
ビニールとゴムの中間という感じ。パッと見、湿気を通さず、すごく蒸れそうな感じがしますが・・・?
ところが、この素材、東レと協力して開発した特殊撥水技術らしい。
そのポイントとして、高い撥水性と耐水性(生地に備わった防水性能)なのですが、それ以外に高い透湿性。
私の使い方として、通勤用と言うよりは雨が降らないと思って外出したら、雨にあたってしまった的なたま~にちょっとだけ使用するような使い方を想定していたので、防水性や撥水性などはあまり重視していなかったのですが、透湿性が高い点が気に入っています。
透湿性とは、24時間でどれくらいの湿度を通すか、という値だそうで、このエントラントレインコートは、なんと10,000g/m2らしい。
ところが、一般的な透湿性が高いと言われているカッパは、3,000g/m2とか4,000g/m2程度なんだとか。
で、透湿性が高い製品としては、ゴアテックス(12,000g/m2)やベルグテックex(16,000g/m2)が有名なのですが、ゴアテックスは価格が3万円以上。
ミズノのベルグテックexは価格が1万2000円クラスと、エントラントレインコートの約6,000円の2倍以上の価格なんです。
昔から登山などで使用している透湿性が高いカッパというのは、1万円以上もしてすごく高いイメージが合ったのですが、エントラントレインコートは、価格が安いのもポイントの1つですね。
チャックの部分。
一応、ボタンとチャックの二重構造になっていて、あまり雨が強くない場合は、ボタンだけ止めれば通気性もさらに上がります。
コートには、ボタン付きのポケットが左右に配置。
自転車やバイクの鍵や財布を入れたりすることができます。
で、実際に着てみました。
うおぉ!こんな長いとは思わなかった。(笑)
今回LLを購入してしまったのですが、身長170cmの小生としてはちょっと大きすぎた・・・。
足元が広がっていますが、これは自転車やバイクにまたがった時にじゃまにならないような仕様のためらしい。
このようにコートの裾が三角状に広がっていて、自転車を漕いでいても足にへばりつかないようになっています。
で、腰から下はこのように腰巻のような布地があって、チャックで止めるとこんな感じに。
うーん。これはなんのために必要なのかな?
腰から下のボタンをはめない場合は、これで雨を防ぐ的なものなのだろうか・・・?
横側から見たところ。
イメージ的には警官が雨の時に着ているレインコートに近いかも。
LLを購入してしまったので、袖が長すぎた・・・。
フードをかぶったところ。
フードの首周りは、このようにマジックテープで止めます。
背中には大きな通気用の空気取り入れ口があります。
ここに光を反射する素材が取入口にそって配備されていて、夜でも遠くから目立つようになっています。
実際に自転車に乗ってみました
届いたその日、ちょうどジムに行く日で、さらに小雨が降っていたので試しに着てジムに向かってみました。
小雨というか、霧雨という感じだったので、フードはせずに着てみたのですが、まったく蒸れない!
その日の気温は、20度程度とちょっと肌寒い気温。
レインコートの下は、Tシャツと長袖のシャツを着てジムまでの2kmの距離を自転車で向かったのですが、ほぼといっていいほど蒸れなかったです。
しかも素材がすごく柔らかく、ゴワゴワしていない!
普通、レインコートやカッパというと、気温が低くても体温を逃さず、汗で蒸れてしまいますが、これは本当に蒸れない。
気温が20度ということもあったのですが、おそらく下にTシャツ1枚程度であれば、25度ぐらいまでは不快感は感じずに、自転車に乗れるかもしれない。
それぐらい蒸れないです。
デメリット
あまりいい事ばかり書くと、ステマとか色々思われてしまうかもしれないので、悪い部分も書いておきます。
作業用には向かない
これはコートタイプなのでしかたがないのですが、足首までの長さがあるので、自転車やバイクなどには適していますが、走り回ったり作業をする場合には向いていないです。
また、自転車やバイクに乗った時も、乗る時や降りるときに男乗り(?)すると足が引っかかって転けそうになります。(笑)
乗るときはまだいいのですが、自転車に乗っていて降りようと片足をまたごうとすると、引っかかってあぶなく転けそうになりました。
なので、降りるときは女乗りのようにする必要があるかも。
ただ、災害時などや土砂降りの中、外に出なければならないときは、コートタイプのほうが向いている気がしました。
上着とズボンにわかれているようなカッパより、気軽に羽織れ、足まで濡れないので温暖化で台風が大型化している現在、1つぐらいは用意しておいたほうがいいかもしれない。
おしゃれ・・・ではない
オシャレ感はまったくありません。(笑)
今回白(実際にはシルバーらしい)を購入してしまったのですが、なんかすごく目立つような気がして、雨が止んだらすぐに脱がないと、目立ちそう・・・。
私の場合は主に夜間に使うので、白いほうが目立っていいんですけれどね。
耐久性
これはまだ不明なんですけれど、安いし柔らかい素材なので、耐久性は低いかもしれない。
柔らかいのですごく着心地もいいんですけれど、なんかちょっとしたことで(どこかに引っ掛けたりして)破けそうな気も。
まとめ
あまりに蒸れないし、着心地が良かったので、スーツタイプ(上下分かれているもの)も購入してしまいました。(笑)
私はトラックのドライバーをしていた時、雨は最大の敵だったんです。
かっぱを着ないと雨で濡れるし、着れば着たで汗で蒸れて濡れるし。。。
だから毎日毎日天気予報とにらめっこだったんですよね。
私の先輩は、汗で濡れるから、というので、どんな土砂降りでもカッパを着ない人だったんですけれど、土砂降りだとパンツの中間でびっしょりになって、運転中すごく不快になるんですよね。
特に私はすごく汗っかきで、いつも作業が終わってトラックに乗り込んだ時に、ガバっと脱いで助手席に投げつけていたのを覚えています。それぐらい、カッパを着た時の汗で蒸れた不快感が許せなかったんです。
今はもう、トラックに乗ることはなくなったし、雨の時に外で作業をすることもなくなったのですが、会社にバイクで通勤するるようになったのと、ジムに自転車で通うようになったので、自転車やバイク用にカッパが必要になりました。
今までカッパやレインコートには、蒸れるイメージしかなかったので、どうせなら蒸れないような最新の製品があるかもしれない、と探したのがきっかけだったんですけれど、かなり満足度が高い製品が見つかってよかったです。
去年から畑仕事も始めたので、台風が来た時用に親父にも買ってあげたいな、と思います。
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