LEDと蛍光灯 シーリングライトの比較

部屋のシーリングライトを蛍光灯からLEDに買い替えました。明るくなった?暗くなった?実際の明るさは?ということで比較してみました。

LEDと蛍光灯 シーリングライトの比較

 

Last update 2015-03-20 02:55

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部屋の明かり(シーリングライト)を蛍光灯からLEDへ変更してみました。
今まで私の中のイメージとして、LEDは暗いわりにまぶしいというイメージがあったので、部屋の明かりは蛍光灯を使っていたのですが、インテリアコーディネーター友達が言うには、最近のLEDは、目に優しくなった。というので、買い替えてみました。

ツインPaシーリングライト HHFZ4150以前、購入したのは2009年8月に購入した、ツインPaシーリングライト
当時の価格で、約8,100円ほどでした。
ツインパルックプレミア蛍光灯は、寿命1万6000時間で、消費電力が全灯で62W。
当時としては最新のシーリングライトの1つでした。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、普通の蛍光灯より少し細いのが特徴です。
寿命が1万6000時間ということですが、1日8時間点灯させたとして、約5年半使用できる計算になります。
LEDと違い、蛍光灯だけを交換できるのが利点ですね。

LEDシーリングライト HH-LC464Aで、今回購入したのが同じパナソニックのLEDシーリングライト
2015年1月に購入しました。価格は約8,000円。
LED=価格が高い
というイメージが有りましたが、蛍光灯とほぼ変わらない価格帯まで安くなってきましたね。

私が購入したLEDシーリングライトは、明るさだけでなく調色もできる珍しいタイプ。
なのでこのように白色のLEDと電球色のLEDの両方が交互に埋め込まれているんですね。

消費電力は全灯で、37W。
先ほどのツインPaに比べると、40%も省電力です。

昼光色昼光色にすると電球色のLEDが暗くなり・・・

電球色電球色にすると昼光色のLEDが暗くなる・・・という単純な仕組みでした。(笑)
LEDは調色が自由と思っていたので、1つのLEDが自由に色を変更出来るのかと思っていました。

LEDは暗い?

実際に取り付けた時の第一印象は、あれ?なんか暗い?
ということでした。インターネットで色々調べてみると、確かにこのLEDシーリングライトは暗い。という意見を書き込んでいる人がいるようです。
先ほどLEDのシーリングライトのほうが、40%省電力と書きましたが、ツインPaを使っていた時は60~70%の明るさで使用していたので、なんだか全然省エネじゃない??

明るさの比較

というわけで、実際に明るさを比較してみました。
シーリングライトなどの明るさには、基本的にはルーメンが使用されるらしいのですが、個人で購入できるようなルーメン測定器(?)は売っていないようで、ルクスで測定しました。
ルクスとは照度の単位で、1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされるときの照度・・・ということらしい。

約2m30cmシーリングライトから床までの高さはだいたい2メートル30センチほど。
一般的な住宅の高さになります。

蛍光灯シーリングライトの場合

蛍光灯シーリングライト最も明るいこちらが古い方(ツインPa)。
つまり蛍光灯のシーリングライト。
全灯にした時のルクス。
147ルクスですね。

蛍光灯シーリングライト最も暗いこちらは最も暗くした時の蛍光灯シーリングライトの場合。
45ルクスですね。

LEDのシーリングライトの場合

電球色最も明るいこちらは電球色で最も明るくした時の場合。
134ルクスです。
蛍光灯シーリングライトとあまり変わらない明るさですね。

昼光色最も明るい今度は昼光色で最も明るくした場合です。
170ルクスと、電球色よりずっと明るくなりました。

全灯今度は全灯にした時です。
全灯にすると電球色も昼光色のLEDも全開になるので、両方を足した300ルクスになりました。

本当に明るいのかな

なぜ、LEDシーリングライトを取り付けた時に暗く感じたか、というと、私は昼光色が好きで、昼光色で全開にした状態で使っていたからということらしいです。
つまり、170ルクスが一番明るいと。まぁ、実際には蛍光灯シーリングライトの147ルクスより明るいのですが・・・。

紙の見え方の比較

今度は実際に紙の文字がどう見えるのか、カメラの「ホワイトバランス」「シャッタースピード」「ISO」「絞り値」を固定して撮影してみました。

蛍光灯シーリングライトの場合

蛍光灯シーリングライトの紙の見え方1こちらは蛍光灯シーリングライトの全灯の場合の紙の見え方。
シャッタースピードは、60分の1秒。
絞り値はF2.5。
ISO400で撮影。
以下同じ条件で撮影しました。
なお、写真だと暗く見えますが、実際にはもっと明るく見えます。

LED 昼光色の場合

昼光色 紙の見え方1こちらはLEDシーリングライトの昼光色全開の場合。
うーん、蛍光灯より少し明るい気が・・・?

LED 電球色の場合

電球色の紙の見え方1今度は電球色にしてみました。
ホワイトバランスを固定しているので、緑がかっていますが、実際には電球よりも若干黄色っぽい感じになります。

全灯の場合

全灯の紙の見え方1昼光色・電球色を全開にした最も明るい状態の場合です。

紙の見え方の比較よくわからないので、並べて比較してみました。
こうしてみるとLED、のほうがやっぱり明るいですね。

でもなんとなーく、パソコンのモニターを見ているときは、LEDシーリングライトの場合、一番明るくしないと目がつかれるんだよなぁ。
でもこれは単に「慣れ」なのかもしれない。
実は蛍光灯シーリングライトを使っていた時も、電気代の節約で一番暗くして使っていたんです。
その当時は暗い。とあまり感じなかったのですが、その後、もっと明るくしたら目の疲労感が減ったので、明るくして使うようになったんです。
すると、今度は一番暗くすると、めちゃくちゃ暗く感じて、よくこんなくらさで使っていたなぁ。と感じました。

人の慣れとは恐ろしいもので、一度明るさに慣れてしまうと、その明るさに慣れてしまうのかもしれません。
現に、今回古い方(蛍光灯シーリングライト)を久々に使ってみて、「あれ?こんな暗かったっけ?」と感じました。

まぶしい

蛍光灯シーリングライトは、隣の部屋に取り付けたので、どちらも全灯にして行ったり来たりして比べてみました。
すると、LEDの全灯のほうが確かに明るい。が、眩しさも上だということがわかりました。
眩しさというか、影のくっきり感というか、「あぁ、なんかまぶしいな」というのはLEDのほうが感じますね。

カバーをした場合

カバーをつけたさて、上の比較はカバーを外した状態で測定しました。
実際にはこのようにカバーを被せて使用するのですが、どれくらい暗くなるのでしょうか?

蛍光灯シーリングライトにカバーを付けた場合こちらは蛍光灯のシーリングライトにカバーをした場合。
むき出しの状態では147ルクスでしたが、113ルクスまで落ちました。約23%減です。

LEDシーリングライトにカバーを付けた場合LEDシーリングライトにカバーをかぶせた場合。
300ルクスから234ルクスまで落ちてしまいました。
こちらは約22%減です。
LEDシーリングライトの場合、カバーをかぶせたら眩しさが減りました。
なんとなくですが、目の疲れも軽減されたような気がします。

まとめ

今回購入してみてよかった点としては、電気を消す時に徐々に暗くなる機能が付いている点。
なので、夜、外出するときなどに、部屋の電気を消してもドアノブの位置などがわかりやすくて便利になりました。
後は消費電力が抑えられる点。
37Wというのは、だいたいパソコンのモニター程度の消費電力

蛍光灯の時は最も明るくすると、パソコン本体ぐらいの消費電力があるので、若干消費電力が抑えることが出来そうですね。

ちょっと残念だったのが、蛍光灯のシーリングライトは、お気に入りの明るさが登録できたんですが、LEDの方は前回設定した明るさが記憶されるだけのようです。
また、寝るときや読書時に電球色があるといいかな。と思って調色できるタイプを購入しましたが、ほぼ使わない。(笑)
なので調色は必要なかったかな。と思いました。それよりも、もっと明るく出来るタイプを選択したほうがよかったような気もします。

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最終更新日 2015-03-20 02:55

 

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