LED電球の大きさ比較

階段の灯りをLEDにするつもりがたくさん買ってしまったので、大きさや明るさ、価格などを比較してみました。まずは大きさと概要の比較。

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LED電球の大きさ比較

最終更新日 2012-08-08 04:42

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階段の灯りがいまだに白熱電球なので、LED電球を購入したのですが、どれにしていいのかわからず沢山購入してしまい(沢山購入したのには理由があるのですが・・・)、ちょうどいい機会なので大きさや明るさ、つけた時の様子などを比較してみました。
以前蛍光灯電球にもハマったので、蛍光灯電球もいくつかあるので、LED電球と蛍光灯電球、そして白熱電球も含めてみました。

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比較に使ったLED電球今回揃えたLED電球と家にあった蛍光灯電球、そして今使っている白熱電球です。
階段やトイレ、廊下の明かりはそれほど長時間点けないので、廊下の電球に関しては24年経過した今でも現役で使っていました。
白熱電球は寿命が1000時間程度で、電気代が高いと言われますが、24年経過した今も全然普通に使えていますし、40Wの電球(実際には33W程度)なので、1日1分点灯させたとしても24年間で146時間。電気代は約106円にしかなりません。
なので数千円かけてLED電球にする必要はないのですが、子供の頃から(なぜか)明かりが大好きで(どんな子供だろ・・・)比較もしてみたかったのでついついたくさん購入してしまいました。

沢山購入してしまったのは他にも理由があって、最初に購入したユニティのXLEDIA X13-WJという製品が、スイッチを入れてから0.5秒後に点く仕様で、LEDはみんなそうなのか?と、つい色々試し外してしまったのです。
ヤマダ電機のようなリアル店舗で購入していれば、すぐに試すことができたんですけれど、インターネットで購入(インターネットのほうが500円ぐらい安かったりするし)したので、届くまでに時間がかかり・・・といった経過があったのです。

さて、結論から言ってしまうと意外と価格や製造元が記載している明るさの値(ルーメン)ではわからないことも色々あったので、比較のしがいがありました。

明るさ・電力・寸法・重さの比較

メーカー 名称 明るさ 電力 寸法 重さ
ユニティ XLEDIA X13-WJ 820lm 13.5W 132x70 155g
XLEDIA X10-CJ 820lm 10W 117x61 99g
XLEDIA X10-WJ 620lm 10W 117x61 99g
東芝 LDA9L 650lm 9.4W 107x60 133g
LDA9L-G 640lm 8.8W 119x60 165g
SHARP DL-LA63N 640lm 7.5W 111x60 87g
OHM ACLEDS LDA8L-H 21 640lm 8.0W 110x60 163g
パナソニック PREMIER Q EFA15EL/10HS 750lm 10W 115x55 86g
東芝 ネオボールZ EFD15EL/13-Z 810lm 13W 109x40 63g
東芝 電球40W 240lm 33W   28g

色:LED電球
色:蛍光灯電球
色:白熱電球

LED電球

ユニティ XLEDIA X13-WJ

XLEDIA X13-WJ 820lm大きさの比較XLEDIA X13-WJ最近は800lmを超えるLED電球も登場し始めましたが、電球色での800lm超の製品はあまりありません。
数少ない電球色LED電球の1つがXLEDIA X13-WJ
ユニティという聞きなれないメーカーの製品なのですが、他のメーカーと違い寿命が5万時間(他は4万時間)と長いが特徴。
このXLEDIA X13-WJは、4000円前後で売られています。
さすがに電球色で820lmの明るさでは、価格が2倍ぐらいするのでそう簡単に購入事はできません。
しかもこの製品は、他の製品と違いスイッチを入れてから0.5秒後ぐらいに点灯するという仕様で、階段や廊下の明かりとは不適切でした。
もともと階段の灯りに白熱灯を使っていたのも、蛍光灯電球だとスイッチを入れてからタイムラグがあるので、ストレスが溜まるせいだったのです。

大きさも他のLEDを凌駕する全長132ミリ(他は110~120ミリぐらい)。
重さは3番目に重い155gでした。
別のページで明るさの比較も載せますが、記載されている820lmはたしかに明るいのですが、実際には東芝のLDA9Lもほとんど同じような明るさなので、820lmという値はあまりあてにできないかも。

1メートル真下の明るさは、今回紹介する製品では1番明るい227ルクス。
実は白熱灯の100Wでも1メートル真下の明るさは212ルクス。
明るさは100Wの白熱電球並なのに、消費電力は8分の1とかなりエコな電球です。が、後で紹介する東芝のLEDのほうが消費電力が3割程度少ないので、あえてこの製品を購入するほどではないかも。

おすすめ度・・・★☆☆☆☆☆

ユニティ XLEDIA X10-CJ

XLEDIA X10-CJ 820lm大きさの比較 XLEDIA X10-CJ1つ目のX13-WJと同じ明るさ(820lm)ですが、こちらは昼白色のXLEDIA X10-CJ
同じ明るさなんですけれど、こちらは大きさもひと回り小さく、重さも軽く、X13-WJと違いスイッチを入れた瞬間に点きます。

消費電力はこちらのほうが10Wと3.5W低く、電気代も3割ほど安くなるため長時間つけるような場所に使う場合で、昼白色でも構わない場合はこちらのほうが向いています。

価格も1000円ほど安くそれでいて寿命は同じ5万時間。
強い明かりを求めるならこちらのほうがいいかもしれません。

おすすめ度・・・★★★☆☆☆

ユニティ XLEDIA X10-WJ

XLEDIA X10-WJ 620lm大きさの比較 XLEDIA X10-WJ上の2製品と同じユニティのXLEDIA X10-WJ
こちらは電球色になります。
電球色になると明るさが若干落ちるのか、こちらは620lmとなっています。
寸法や電力、重さに関してはX10-CJと全く同じですが、明るさが200lm程下がり価格も500円ほど安い2500円ぐらいから売られています。

明るさはLED電球でも最も人気が高い600lm台の620lmですが、階段の灯りでも充分明るいので階段や廊下のようなすぐに(ある程度の明るさの)明かりが欲しい場合には500~600lmクラスのLEDで充分だと感じました。
ただし、別のページでも比較しますが明かりの広がり方は白熱灯や蛍光灯電球に比べ狭いので、直下の足元を照らす用途には向いていますが、広く広範囲を照らしたい場合や、間接照明にはあまり向いていません。

おすすめ度・・・★★★☆☆

東芝 LDA9L

TOSHIBA LDA9L 650lm大きさの比較 LDA9L東芝のLDA9L
今回紹介する製品で東芝製のLEDは、これと次に紹介する2製品。
それと蛍光灯電球の計3つ。
インテリアの仕事をしている友人が言うには、東芝はもっとも明かりに力を入れているメーカーで、LEDも蛍光灯も人気が高いそうです。
で、こちらのLDA9Lは、一般的なLED電球。
明るさも650lmで大きさも107x60ミリと他の同じ明るさのLED電球と変わらないレベル。
が、実は別のページで詳しく比較しますが、1メートル真下の明るさ(ルクス)は1番目と2番めのユニティの820lmの明るさをもつLED電球とほぼ同じレベルの210ルクス(X13-WJは227ルクス。X10-CJは212ルクス)だったんです!
それでいて価格は2000円程度とX13-WJの半額。
X10-CJと比較しても1000円以下の価格。
真下を照らす明るさがトップレベルで、価格は普及帯と同じなので、階段や廊下のような光の広がりよりも、真下を照らして欲しい場所に使う場合は最もオススメです。

おすすめ度・・・★★★★★

東芝 LDA9L-G

TOSHIBA LDA9L-G 640lm大きさの比較 LDA9L-G上のLDA9Lと同じ東芝製のLED電球ですが、こちらは広範囲を照らすバージョンのLDA9L-G
価格は2000円ほどとそれほど変わりないし、明るさもほぼ同じの640lm。
ただ、光の広がりがLDA9Lに比べ広範囲。
そのぶん、真下の明るさが半分程度に弱まっています。
LDA9Lの1メートル真下の明るさが210ルクスなのに対して、このLDA9L-Gは117ルクス。
80センチ真横の明るさがLDA9Lの場合60ルクスなのに対して、LDA9L-Gは104ルクスと倍近い値になっています。
真横から真下にかけて広範囲にまんべんなく明かりを照らしたい(玄関の明かりや横向きのあかり)にはこちらのほうが向いています。

おすすめ度・・・★★★★

シャープ DL-LA63N

SHARP DL-LA63N 640lm大きさの比較 DL-LA63N東芝の広範囲を照らすLDA9-Gと同じ明かりの広がりが大きいシャープのDL-LA63Nです。
東芝のLDA9L-Gは重さが165gもあるのですが、シャープのDL-LA63Nは、重さが87gとLED電球の中でも最も軽く、なおかつ白熱灯のように広範囲を照らすので、最も60Wの電球に近い製品となります。
どうしても白熱電球のような明るさを求める場合は、最もむいているかもしれません。

ただし、真下への明るさが東芝のLDA9L-Gと同じく124ルクスと低いので、真下を強く照らしたい(階段や廊下のあかり)では、あまり向いていないかもしれません。

価格も1,500円程度とここで紹介するLED電球では最も安く、白熱灯の代わりとしてはダントツでおすすめできる製品です。

おすすめ度・・・★★★★★

OHM ACLEDS LDA8L-H 21

OHM ACLEDS LDA8L-H 21 640lm大きさの比較 ACLEDS LDA8L-H 21ヤマダ電機で売っていた安いLED電球。
OHMは蛍光灯電球などで有名なメーカーで、意外とすぐ明るくなる蛍光灯電球だったので私自身はよく知っていたのですが、普通の人なら初めて聞くメーカーかもしれません。
意外と安く、640lmの明るさにしては2000円程度で購入することができます。

1m真下の明るさも174ルクスと平均的。
ただし、重量が非常に重く163gでここで紹介するLEDでもダントツの重さ。
1個まえのシャープのDL-LA63Nの約2倍の重さになります。

そのため、白熱灯ように作られた明かりのソケットでは、重量に耐えられない製品もあるかもしれないので注意が必要です。
安いので頑丈な土台などに取り付ける場合としてはおすすめできますが、古い家の白熱灯代わりとしてはあまりおすすめできません。

おすすめ度・・・★★☆☆☆

蛍光灯電球

以下は蛍光灯電球です。

Panasonic PREMIER Q EFA15EL/10HS

Panasonic PREMIER Q EFA15EL/10HS 750lm大きさの比較 PREMIER Q EFA15EL/10HSこちらは蛍光灯電球の中でも13,000時間の寿命と蛍光灯でもトップレベルの寿命で一躍有名になったPREMIER Q EFA15EL/10HSです。
ただ大きさはLED電球並みの大きさ、重さも86g。
価格は1,000円ほどなのでLED電球の2分の1から3分の1程度の価格で入手することができます。

ただ、蛍光灯電球なのでスイッチを入れてからコンマ数秒で点灯するため、すぐに明かりがほしいような階段や廊下の明かりには向いていません。
また点灯時が一番暗く、1分以上経過しないと最も明るくならないので、トイレや押入れ、物置等の明かりとしてもあまり向いていないかもしれません。

ここで紹介するLED電球よりも少し明るいのですが、1メートル真下の明るさは82ルクスとLEDよりも半分ぐらいの明るさ。
ただ、80センチ真横の明るさは104ルクスと広範囲を照らすタイプのLEDと同じ明るさでした。
なので玄関や庭の照明など長時間点灯させる明かりに向いています。

価格は安いというメリットはありますが、直下の明るさが暗く寿命も蛍光灯電球の中ではトップクラスとはいえ、LEDに比べると短いのであまりこの電球を選ぶメリットはないかもしれません。

東芝 ネオボールZ EFD15EL/13-Z

TOSHIBA ネオボールZ EFD15EL/13-Z 810lm大きさの比較 ネオボールZ EFD15EL/13-Z蛍光灯電球には、最初に紹介したパナソニックのPREMIER Q EFA15EL/10HSのような細い管をらせん状に巻いたタイプと、このネオボールZ EFD15EL/13-Zのような太い管を折り曲げたタイプがありますが、こちらのタイプは小型でスイッチを入れてすぐに点灯するのが特徴です。
大きさも109x40ミリと今回紹介する製品の中では最も小さく、重さも63gと最も軽い製品になります。
価格も600円ほどと、白熱灯につぐ安さ。

ただしパッケージには810lmと記載されていますが、1メートル真下の明るさが72ルクスとLED電球に比べ、半分から3分の1の明るさしかありませんでした。
また消費電力は13WとLEDや蛍光灯電球より3割ほど多いので、この大きさでないと設置できないような理由がない限り、LED電球のほうがいいかもしれません。

白熱灯

40Wの電球と20Wの電球白熱電球は20Wと40Wで殆ど大きさが変わりません。

トイレは100Wクラスの白熱灯が使われていることが多く、

まとめ

別のページで詳しく検証しますが、それぞれの製品で明るさや特徴が全く違うことがわかりました。
ただ、比較して初めて分かるという感じで、人は明るさに関しては曖昧な捉え方しかできないんだな。ということがわかりました。
ただ、白熱電球の20Wはさすがに暗く、足元の障害物のあるなしがわかる程度の役目しかありません。

それと今までLED電球を馬鹿にしていたというか、価格が高い割に暗い。と思っていたのですが、びっくりするほど明るいです。
はっきり言ってLED未体験の人は、是非1つ購入してみることをお薦めします。
蛍光灯電球はスイッチを入れてから点灯するまでタイムラグがあったので、仕方がなく白熱電球を使っている人(私がそうでした)や、オフィスで大量の蛍光灯電球を使っている会社も、球切れによる交換の手間が大幅に減るLED電球はお勧めです。

少し前まで蛍光灯電球の数倍、明るさも光の広がりが狭いと長寿命だけれど、ガッカリ感が高かったLEDですが、今は価格の面でも蛍光灯の2倍程度まで下がってきたので、買い替えするいい機会だと思います。

次回は実際にそれぞれの明かりがどのように壁や天井を照らし、1メートル真下の明るさ等を写真で紹介したいと思います。

最終更新日 2012-08-08 04:42

 

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