ペンタックスK-xのファームウェア更新でバッテリーが長持ち

5万円程度で購入でき、大ヒットしたペンタックスのK-xのバッテリーがすぐになくなるので、調べてみるとファームウェアの更新で解決するらしい。更新方法を公開。

 
 

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ペンタックスK-xのファームウェア更新でバッテリーが長持ち

 

 

Last update 2014/08/23 18:13

レンズ付きで5万円程度で購入できたペンタックス K-x。2009年発売開始後、大ヒットして私も即、購入しました。
単に安い、というだけでなく、「バッテリーに単三電池4本を使用できる」「白や赤などカラフルなボディが用意されている」と言ったことがヒットにつながったと思います。が、1つだけすごい不満がありました。
それはバッテリーがすぐになくなると言うこと。
SDカードにEye-Fiを使用していたので、バッテリーが普通の使い方より早く消耗するのは承知していましたが、あまりにもはやい!
というのも、どんなに満充電しても5枚ぐらい撮影すると、もうバッテリーがなくなる。(笑)

エネループエネループ Proを使用していたのですが、どんなに満充電しても5枚から10枚ほど撮影すると、すぐにバッテリーがなくなり、強制的に電源オフ。
元々私は室内での撮影をメインにしていたので、すごく困る、というほどではなかったのですが、それでもだんだんと使用回数が減っていき、今ではWG-IIIなどコンパクトデジタルカメラがメインになってしまいました。

ファームウェアの更新で解決!

最近、ペンタックスの一眼レフに対応した(ペンタックスK)F1.7という明るいレンズをヤフオクで購入して、再び使うようになったのですが、やはりバッテリーがすぐになくなる。というか、満充電にしても、バッテリー残量がないような表示になる・・・
なんだかんだ言ってもニッケル水素電池は、こういう使い方には向いてないのかなぁ。なんて思ってあきらめていたのですが、ネットで調べてみると、K-xのファームウェアの更新で解決できるらしい!?
というか、みんな悩んでたっぽい!(笑)
そもそも、10枚撮影したら電池が切れるカメラなんて、よく考んがえたら不良品そのものって気がしてきた。

ファームウェア更新にやり方

さて、K-xが発売された当初に購入した人は、おそらくファームウェアが古く、更新していない人も多いと思います。が、ファームウェアを最新のものにすれば、バッテリー問題は一気に解決できるので、私と似たような悩みを持っている人は、是非、アップグレードしてみてください。
以下、やり方を紹介します。
なお、アップグレードは2~3分で終わりますが、アップグレード中、バッテリーが切れると最悪起動しなくなるようです。なので、アップグレード中はエネループのような充電電池ではなく、普通のアルカリ単三電池を使用した方がいいかも。

ファームウェアをダウンロード

同意してダウンロードスるをクリックまずは、ペンタックスK-x用のファームウェアをダウンロードします。
WG-IIIの時も不思議に思ってたんですが、ペンタックスは2011年にリコーに買収されたんですね。
ダウンロードページがリコーなんです。

ファームウェアをダウンロードダウンロードしたファイルをダブルクリックします。

解凍解凍先を選択(普通はこのままでOK)し、「OK」をクリック。

インストールに失敗んん??インストールに失敗??
と表示されますが、これでOK。指定した場所に解凍されています。
※ FWDC206B.BIN

更新

FWDC206B.BINをコピー続いて、SDカードに解凍したファイル(FWDC206B.BIN)をコピーします。
なお、Eye-Fi SDカードでも更新できました。
コピーする先は、SDカードの一番上(トップ)です。

MENUをおしながら電源オン続いて、K-xにSDカードをセットし、「MENUボタン」を押しながら電源を入れます。

BATTERY LOWバッテリーが十分でないと、このように「BATTERY LOW」という表示になります。
ちなみにこのときも、バッテリー(エネループPro)は、満充電にした状態でした。(笑)
充電電池は電圧が低い(1.2V。乾電池は1.5V)ので、カメラ側が誤作動を起こしてるんじゃないかなぁ。

YESを選択バッテリーが満充電と認識されると、このように「PROGRAM UPDATE」という表示になります。
このときに十字キーで、「YES」を選択します。

十字キーで選択十字キーは、これ。
真ん中の「OK」で決定します。

UPDATINGアップデートが開始されます。
しばらくこのまま待ちます。

COMPLETEがでたら終了2~3分待つと、このように液晶画面の左下に「COMPLETE」という表示になるので、アップデートの完成です。

バッテリー選択をニッケル水素最後に、設定でバッテリーの種類を「ニッケル水素」に変更します。
私と同じようにエネループを使用している人は、「ニッケル水素」に変更してください。
また、電源をいったん切って、2~3分放置してから電源をオンにしてください。
電源を切っても1分は、バッテリーのデータを記憶しているそうです。

バッテリーが長持ちした今まで満充電してもバッテリー残量が緑になったことはほとんどなかったのですが、20枚撮影しても緑のまま!!

Eye-Fiを使用しているので、何百枚も撮影できるレベルにはほど遠かったのですが、びっくりするほどバッテリーが長持ちするようになりました。

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