Eye-Fiの種類と使い方

3枚目のEye-Fiを購入しました。Eye-Fiとは、SDカードにWi-Fiを内蔵し、ワイヤレスでデジカメで撮影した写真をパソコンやSNSなどにアップロードする機能がついたものです。

 
 

Home  About this site  BBS  Mail  Link

 
 

Eye-Fiの種類と使い方

 

 

Last update 2014/09/17 12:41

Eye-Fiの種類と機能Eye-Fiとは、SDカードにWi-Fiシステムを内蔵し、撮影した写真をWi-Fiでパソコンやインターネット上に送信できる、超便利な機能がついたSDカードのことです。
屋外で写真を撮影するような使い方よりも、私のような室内でブログやヤフオクの写真などをメインに撮影するような使い方をする人にとっては、超必須な製品です。
以前はすごく高かったのですが、最近はすごく安くなってきました。
いろいろな種類のEye-Fiが発売されましたが、現在ではパソコンに転送する機能が搭載されたものは、Eye-Fi Pro X2のみになってしまいましたが、インターネットで6,000円弱で購入できるので、デジカメで撮影する機会が多い人で、パソコンを持っている人は是非、おすすめします。
ただし、Wi-Fi電波を利用して接続するので、Wi-Fi環境がない人や、パソコンやスマホ、タブレットを持っていない人には(そんな人がデジカメを購入するか?は不明ですがw)、単なる高いSDカードにしかならないかもしれませんが。

Eye-Fiの仕組み

iPhoneでは、撮影した写真や保存した写真などを同じようにWi-Fiを利用して、パソコンやiPadに送信できる機能のiCloudのフォトストリームがありますが、デジカメで同じような機能を実現するのが、Eye-Fi。
電源は、デジカメのバッテリーを使用し、SDカードの小さな内部にWi-Fi用のアンテナやモジュールを内蔵しているので、見かけは普通のSDカードと全く変わりません。

スマホの無料のEye-Fiアプリと組み合わせると、屋外のWi-Fiがないような場所でも、直接デジカメからiPhoneやスマホ、タブレットに画像を転送することが出来ます。

似たような製品として、東芝 Flash Airや、Transcend Wi-Fi SDカードがありますが、Eye-Fiが撮影した写真をすべて自動的に転送するのに対して、「Flash Air」や「Transcend Wi-Fi SDカード」は、転送せずにWi-Fiを利用してSDカードにアクセスできる。という感じ。
なので、屋外で写真を撮影するような人で、好きな写真だけスマホやタブレットに転送したい。という人は、Flash Airの方が向いているかもしれません。

Eye-Fi ProとEye-Fi mobiの違いは?

Eye-Fiには、「Pro」と「mobi」の2種類があり、Eye-Fi mobiの方が若干安いので、違いが気になる人もいるかと思います。
違いは、「Eye-Fi Pro」が主にパソコンに転送するのに対し、「Eye-Fi mobi」は、スマホやタブレットに転送する使い方がメインの製品です。
「Pro」はスマホやタブレットにも転送できるのに対し、「mobi」は基本的にはパソコンに転送することは出来ないようです。
また、「mobi」は専用のクラウドサービスが提供され、自動的にインターネット上にアップロードされ、ブラウザなどで表示させることも出来るようです。

実際にはEye-Fi Proも、他社が提供する(たとえばFacebookやPicasa)クラウドサービスにもアップロードできるので、これから購入するという人には、Eye-Fi Pro X2のほうが後悔しないかもしれません。

インストールと使い方

では、次にEye-Fi(Pro X2の方です)の使い方を紹介していきたいと思います。

USBカードReaderEye-Fi②は写真のようなカードリーダーが付属していて、設定などは基本的にこのカードリーダーに刺した状態でソフト上から行います。
なので、このカードリーダーはなくさないようにしてください。

ソフトのインストール

Eye-Fiの設定を変更したり、撮影した写真を受信するには、「Eye-Fi Center」というソフトが必要になります。
Eye-Fiの中身にインストールソフトがあるので、まずはインストールします。

PCのEye-FiをクリックEye-Fiを専用カードリーダーに刺し、パソコンのUSBにつなげ、エクスプローラーを立ち上げると、「PC」の中に「Eye-Fi」というアイコンが表示されるので(画像の四角で囲まれた部分)、ここをクリックして開きます。

Autorunをクリック「Autorun」というフォルダがあるので、開くと、「Autorun.exe」というファイルがあるので、これをダブルクリックして立ち上げます。

すでにインストールしてある場合インストール用のウィザードが開始されます。
最初に「Eye-Fi アカウント」を作成する必要があるので、「アカウントを作成する」をクリックします。

Eye-Fiアカウントを作成するメールアドレスとパスワードを入力します。
パスワードは6文字以上の英数字を使って自分で決めてください。

転送するデバイスを選択転送先を設定します。
マイコンピュータ(パソコンのこと)かスマホを選択できます。なお、後で設定変更できるので、パソコンをメインに使っている人は、「マイコンピュータ」でいいと思います。

「はい、写真と動画をオンラインEye-Fi~」は、転送時にEye-Fiサーバー経由で転送します。
ここにチェックを入れておくと、パソコンやスマホの電源が入っていない状態でも、自動的にEye-Fiのサーバーにアップロードされ、パソコンやスマホがインターネットに接続すると、自動的に受信するので、チェックを入れておく方が使い勝手がいいです。

ネットワークの設定

Wi-Fiの設定続いて、Eye-Fiがインターネットに接続できるようにネットワークの設定を行います。
使用するWi-Fi電波が届く場所で設定してください。

「ネットワークを選択してください」をクリックすると・・・

Wi-Fiアクセスポイントを選択周辺のWi-Fi電波をキャッチするので、接続するWi-Fiのアクセスポイントを選択します。

ネットワークパスワードを入力Wi-Fi接続用のパスワードを入力します。
なお、Wi-Fiのパスワードがわからない。という人は、無線LANのパスワードを忘れた場合を参考にしてください。

クラウドサービスを利用する

オンライン共有サービスを選択うまくWi-Fiに接続できると、続いてSNSなどにアップロードするか決めます。
オンライン共有サイトとは、FacebookやPicasa、YouTubeなど無料で写真や動画をアップロードできるクラウドサービスのこと。
デフォルトで、他の人には見られない設定でアップロードされるので、すごく便利。
Facebookでは、画像の解像度を落とすと無制限にアップロードできるので、バックアップ代わりに使っています。
あと、Facebookにアップロードしておくと、自宅のパソコンに転送する設定にしていても、会社のパソコンから見ることが出来るので、FacebookやPicasaなどを利用している人は、おすすめです。
なお、動画はYouTubeにアップロードすることも出来ます。

設定が完了した設定が完了しました。

iPadに直接送信する

Eye-Fi ProではiPadやスマホなどにも直接写真を転送できます。
この転送は、周囲にWi-FiがなくてもEye-Fiカード自体がWi-Fi親機としてタブレットなどに接続できるようになります。
3GやLTE回線が使えないiPadやタブレットでも使用できます。
やり方は、Eye-Fiでデジカメから直接iPadへ転送を参考にしてください。

また、逆にiPhoneやiPadからパソコンに画像を転送することも出来ます。
詳しくは、Eye-Fiアプリでワイヤレス転送を参考にしてください。

関連ページ