貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出の書き方と見本

黒ナンバーを取得するにはまず、陸運局へ鴨地軽自動車運送事業の開業届を提出する必要があります。今回は提出する用紙の書き方の見本と、どこに提出するか写真で紹介します。

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貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出の書き方と見本

Last update 2019-12-05 14:19

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ふとしたきっかけで個人事業主として軽自動車を使った運送業を行う必要が出てきました。といっても今まで会社に所属して運送業は行っていましたが、個人事業主として配送するのは初めて!そこでこのカテゴリーでは、ど素人の私が0から黒ナンバーを取得し、軽貨物事業として開始するまでの手順やリスクなどを詳しく紹介したいと思います。
今回はまず黒ナンバーを取得するために必要な、貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届け出、「事業用自動車等連絡書」と「貨物軽自動車運送事業経営届書」「運賃料金設定届書」など提出する書類の書き方と、どこにどうやって提出するのか紹介したいと思います。
なお、私の場合は神奈川県ですが他の県でもほぼやり方などは同じだと思って構いません。

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目次

貨物軽自動車運送事業の開業届の提出手順

アマゾンフレックスやPickGoといった大手や持ち込みによる軽貨物事業を行うためにはまず、運搬用の自動車(この段階では黄色ナンバーで可)を用意し、その次の段階として貨物事業を行うための書類を提出する必要があります。たぶんうわさとして聞いていると思いますが、この書類の書き方は非常に簡単。素人の私でも出来ました。が、運賃料金設定届書の書き方が少しわかりにくい程度。
それと各都道府県の指定された「運輸支局」へ行かないといけない点に注意。近所の陸運局(車検場)ならどこでもいいというわけではないし、市役所などに行っても受け付けてくれません。
各都道府県にほぼ1か所しかないので、あらかじめ場所を探しておく必要があります。

神奈川県の場合は

神奈川県の場合は、「神奈川運輸支局」に行きます。東京の場合は「東京運輸支局」。埼玉は「埼玉運輸支局」になります。
「○○運輸支局」で検索するか、国土交通省のサイトでも調べることができます。

陸運局へ

神奈川県の場合は都筑区にある「神奈川運輸支局」に行きます。

住所

住所は神奈川県横浜市都筑区池辺町3540になります。私の場合はもうすぐ夕方になるギリギリの時間に行ったのですが、道もそれほど混んでいなかったし意外とすんなり到着することが出来ました。

入口

関東運輸局 神奈川運輸支局の入り口Googleマップでナビしてもらうと、どういうわけか裏口(?)の方を指示されます。この写真ではわかりにくいのですが、入り口の左手に進入禁止のマークがかかれているんですよね。これ、紛らわしいのですが単に「違法改造社は進入禁止」という意味。

神奈川運輸支局正規の入り口正規の入り口はこちらちょうどオートバックスの反対側になります。注意してほしいのが、入り口と出口が別々になっている点。信号がある方は出口なのでここからは入らないでください。

駐車場ちょうど私が行った時期は敷地などが工事中でわかりにくかったのですが、駐車場はすごく広いので空いているところに止めてしまってOK。

開業届の提出用の建物目指す建物は新しいこちら。
正規の入り口から最も遠い北側にあるL字型の建物です。

建物の入り口入り口はここ。
なんか違法改造っぽいマフラーを付けたバイクを何台か見かけました。

入口の案内図建物の入り口に入るとこのような案内板があります。
「開業」とか「軽貨物」といった単語が全然ないので最初はどこに行ったらいいのかさっぱりわからずうろうろしてばかり・・・

どうも2階にある「輸送・監査・整備・保守」にある「輸送関係 受付窓口」がそれっぽい。

階段で2階へ入り口にはさらに自動ドアの入り口があるので、そこを左に曲がるとこのように階段がありました。ここから2階へ。

エレベーターもあるあとでわかったのですがエレベーターもあったようです。ただ、階段がすごいおしゃれな感じだったので是非階段で2階へ上がってみてください。

この扉の奥2階へ上がると、このような解放された大きなドアの場所に出てくるのでこのままドアの中に。
トイレもここにあります。

開業届は左側軽貨物の開業届は奥に進んで柱の先を左に曲がります。

輸送窓口への行き方2階の入り口にある案内図。

受付ここが「輸送関係 受付窓口」になります。

画像ではよくわからないのですが、この受付の手前に椅子が5~6個2列に並べてあります。
窓口はこの椅子に座って呼ばれるまで待つのですが、一人抜けるとみんなで左の椅子に座りなおす。という感じ。

椅子の横には市役所などにある立って記入するテーブルがあり、そこに用紙や書き方の見本が置いてあります。
私のように個人事業主の軽貨物の開業届を提出する人はほぼいないのか、誰もテーブルを使っている人はいませんでした。
また、用紙も開業届用以外の紙も置いてあるので、どれが必要なのかを次に紹介していきます。

持参するもの必要なもの

必ず必要なものがいくつかあるのであげておきます。

ハンコ

三文判でいいのでハンコが必要です。自宅で全て記入した場合は必要ありませんが、万が一修正をしなければならない場合もあるので、その場合でも持って行った方がいいでしょう。

車検証

軽貨物に使う予定の車の車検証が必要です。「台車番号」や「長さ」などを記入するためなのですが、確か受付では車検証のコピーを取るかもしれないので自宅で用紙に記入した場合でも持って行った方がいいかと思います。

書類の書き方

では、いよいよ提出書類の紹介と書き方の見本を紹介します。なお、用紙は陸運局においてあるものではなくて、PDFをダウンロードして自宅で印刷したものに記載してもOK。
もともと陸運局においてあるものもわら半紙のような正規の用紙のようなものではないので、自宅で印刷して書き込んで持って行った方が短時間で済みます。
各用紙のPDFのダウンロードリンクは各項目にリンクを記載しておきます。

事業用自動車等連絡書の書き方

事業用自動車等連絡書は事業用自動車(緑ナンバー・黒ナンバー)、レンタカー(「わ」ナンバー)について、使用者となる運送事業者、レンタカー事業者が輸送・監査部門での申請(届出等)が完了していることを証明する書類です。
以下のページからPDFがダウンロードできます。
もしリンク切れの場合は、神奈川運輸支局の軽貨物のページからもダウンロードできます。
事業用自動車等連絡書をクリックしてください。

書き方はこんな感じ。ピンク色の部分を参考に記入してください。
この時「所属営業所名」は「本社」で構いません。

用紙中央部左側の「自動車登録番号等」に記載する内容は車検証を参考に入力してください(すべて車検証に記載されています)。

「事案発生理由」は「新規届出」を丸で囲みます。
事業用自動車等連絡書はそれほど難しくはありません。

貨物軽自動車運送事業経営届書の書き方

次は貨物軽自動車運送事業経営届書になります。こちらの用紙もPDFがダウンロードできます。
ダウンロードのページでは3枚になっていますが、一番上のだけでOK。

貨物軽自動車運送事業経営届出書の見本こちらが「貨物軽自動車運送事業経営届書」の書き方。

右上の「開始予定日」ですが、厳密な開始予定日ではなくて構いません。てきとーでOKです。(笑)実は「開始予定日」は2枚の用紙に記入するのですが、片方には今日の日付を記入してしまい、もう片方は来週の月曜日の日付を記入してしまったのですが、受付に修正させてほしいと告げたところ、笑いながら「あぁ、別に構いませんよ。今日始めなきゃいけないわけではありませんし」と言われたので、あいまいな日付でもOKなようです。

「電話番号」は携帯の電話番号でもいいし、自宅の電話番号でもOK。事業で使う電話番号でないといけないというわけではなさそうです。

「営業署名」は「本社」で構いません。また「住所に同じ」の部分にレ点を入れてください。

「自動車車庫の位置及び収容能力」は自宅の駐車場を使用する場合はこのような書き方で大丈夫です。
警察署に提出する自動車の「保管場所」と違い、地図なども必要ありません。

「運輸約款」は「標準貨物軽自動車運送約款」の部分にチェックを入れます。

「運行管理体制を記載した書面」は「所属営業署名」は「本社」。
「運行管理の責任者氏名」は自分の名前を入力します。運行管理者の資格がなくてもOK。

「貨物軽自動車運送事業経営届書」にはハンコを押す箇所が2か所あるので注意してください。こちらもこの見本を参考に記入すれば大して難しくないと思います。

運賃料金設定届書の書き方

初心者にとって一瞬戸惑ってしまうのがこの「運賃料金設定届書」です。2枚あります。が、こちらは見本通りに書いてしまって全然かまいません。
「え!?運賃?今決めなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、この金額で行う必要は全くありませんし、陸運局の方でもほぼ目を通しません。現にいくつか未記入の項目もあったのですが、全く何も言われませんでした。まあ、形式的な感じですね。

運賃料金設定(変更)届出書はこちらからダウンロードできます。
料金表の用紙はこちらからダウンロードできます。

運賃料金設定 変更 届出書の見本1枚目は「運賃料金設定(変更)届出書」こちらはほとんど書く項目はありません。
「設定した運賃及び料金を適用する地域」は「運輸支局管内」で構いません。

貨物軽自動車運送事業運賃料金表の見本「貨物軽自動車運送事業運賃料金表」はこんな感じ。
この数字のままでも大丈夫です。私も知り合いに渡された紙を見ながら入れていっただけで、手続き時何も聞かれることはありませんでした。
たぶん担当者も見てるんだか見てないんだかのレベルでした。(笑)
ただしコピーを控えられてしまうので、何かトラブルがあったときに証拠として残るのかもしれません。

提出する用紙は4枚

提出する用紙はこの4枚です。それと車検証が加わります。車検証はコピーして持っていけばそれを一緒に提出してもOK。

どれ位かかる?(時間)

受付の様子提出は先ほどの建物の受付にするのですが、自分で持っていた状態で椅子に座って待ち、左から順に「次の方」と呼ばれていくので、自分の番まで待つだけです。(左の人が席を立ったら右にいる人たちが各自左に移動していく)
ただ、ほとんどが大きい運送会社やタクシーの会社のようで、一人ひとりの時間がとても長かったです。私が待っている間、結局やり取りが終わらない人もいました。
16時で受付終了で、私が椅子に並び始めたのが15時15分。16時まで間に合うのか!?と焦りましたが、16時15分前ぐらいに私の番が回ってきて完了することができました。

提出したらあっという間に終わります(用紙をコピーしてチェックして終わり)。控えを渡されるので、そのうちの「事業用自動車等連絡書」と車検証をもって近くの軽自動車の陸運局へ向かえば黒ナンバーを取得できます。

到着から完了までだいたい1時間ぐらいを見ておけばいいかと思います。用紙は自分の家で記入してくれば、空いている時間であれば15分で完了するかもしれません。
週明けの午前中のような混んでいる時間帯は、1時間から1時間半を見ておくといいでしょう。
ちなみに私は金曜の15時に到着して1時間弱かかりました。まあ、最初はどこに行っていいのかわからず、施設内をうろうろしたり建物の中をうろうろしたりしてたので、余計な時間がかかってしまったのかもしれませんが。。。
とにかくインターネットで調べても、用紙の書き方の見本は数あれど、どこに行けばいいのかはさっぱり載っていないので、今回の私のこの記事が参考になれば。と思います。

さて、このサイトでは個人事業主の軽貨物事業を開始するまでの手続きや注意点、特に車の探し方などを細かく紹介していきたいと思います。
YouTubeなどでPickGoやアマゾンフレックスをやってみた系の動画は多数アップされているのですが、そこまでに到達する手順などはほとんど省略されているんですよね~。
なので私が実際に車の購入から黒ナンバー取得までの実際に行った作業を細かく載せていきたいと思います。

最終更新日 2019-12-05 14:19

 

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