黒ナンバーの取得手続きを詳しく紹介するよ
最終更新日 2022-04-29 15:28
以前、貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出の書き方と見本を紹介しましたが、今回は黒ナンバー取得の手順を紹介します。
前回の貨物軽自動車運送事業の届け出が完了していれば、あとは近所の(と言うか指定された)軽自動車陸運局に行けばすぐに取得できます。
Sponsored Link
目次
黒ナンバー取得の手順
個人事業主として軽貨物車で事業を始める場合、黒ナンバーが必要ですが、貨物軽自動車運送事業の届け出が完了していれば、あとは陸運局(軽専用の)に行けばすぐに黒ナンバーをもらえ(実際には購入)出来ます。
必要な書類や場所は以下。
必要な書類・モノ
事業用自動車等連絡書
黒ナンバー取得の前に、貨物軽自動車運送事業の届出の用紙が必要です。貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出の書き方と見本でも紹介しましたが、各都道府県ごとに設けられた「陸運局」で取得しておいてください。詳しい手順などは先ほどのリンク先に紹介してあります。
このとき最後に「事業用自動車等連絡書」の控え用紙をもらえるので、この用紙を持っていきます。
車検証
あとは車検証。新しいものと交換するので、古い車検証が必要です。
お金
書類ではありませんが、一応新しいナンバー取得の際にお金が必要です。
私のとき(2019年)は、1,470円でした。電子マネーに対応しているか不明ですが、現金を持っていけば確実。
ナンバープレート
今までのナンバープレートを返却する必要があるので、該当車両以外で支店に向かう場合は、ナンバープレートを持っていってください。
はんこ
三文判でいいのでハンコが必要です。
受付場所は?
貨物軽自動車運送事業の届出のときは陸運局でしたが、黒ナンバーの場合は、「軽自動車車検証協会」の管轄の各支店になります。
場所は、全国の事務所一覧に乗っています。私の場合は、相模支店でした。
ここで車検も行われています。昔は綾瀬にしかなかったんですけれど。しかも当時は職員の態度がすごい悪く、なにも知らない初心者が行くと、タメ口で横柄に指示されたりしました。
が、今はすごい親切に教えてくれます。
建物の中に入るとわかるのですが、窓口が多いので、順序を確認しておきます。
5番窓口で受付
まずは入口入って左斜にある5番窓口に行き、黒ナンバーを取得しに来たと告げます。
申請書の書き方
ピンク色の部分に今までのナンバープレートの「車両番号」と「車台番号」を記入します。
②「希望車両番号」という欄があったので、ここに番号を書いたのですが、黒ナンバーの場合はできません、と言われてがっかり・・・
あとはその下の「申請者(使用者・所有者)」の名前を書き、判子を押します。
古いナンバープレートの返却
古いナンバープレートを外します。
5番窓口にドライバーが用意してあるので、持っていなければ借りて外してください。
ナンバーを外したら5番窓口の逆側にある、ナンバープレート回収装置に行き・・・
指定された場所に古いナンバープレートをセット。
するとカメラが数字を読み取り、画面に表示されます。正しければボタンをタッチ。
軽自動車税申告書・自動車所得税・自動車税申告書
「軽自動車税申告書・自動車所得税・自動車税申告書」というのをもらえるので、水色で囲った部分を記入。
住所、氏名、車両番号、車台番号などを記入していきます。
車検証を見ながら記入。
記入が終わったら2番窓口に提出すると、番号札がもらえるので呼ばれるまで待ちます。
番号が呼ばれたら今の書類を渡されるので、5番窓口へ。番号札は5番窓口に提出します。
新しい車検証の発行
新しい車検証が発行され、先ほど2番窓口でもらった用紙も渡されるので、再び2番窓口へ。
続いて7番窓口に行き、黒ナンバーの購入。
1,470円でした。
ネジももらえます。
再びドライバーを借りて、ナンバープレートを取り付けたら完了。
どれくらいの時間かかる?
私の場合は、写真を撮影しながらだったので1時間ぐらいかかりましたが、多分40分ぐらいで終わるかと思います。
平日なら空いているのですんなり終わるかと。待ち時間がほとんどって感じ。
黒ナンバーを取得したら
自動車保険会社に連絡
「車両番号」や「車台番号」が変わるので、加入している自動車保険の会社に連絡してください。
ちなみに貨物、つまりお客さんからお金をもらって荷物を運ぶ仕事として車両を使う場合、今までの保険でなく、専用の保険に切り替えないといけません。
料金もかなり高くなります。
詳しい料金については、軽貨物事業・営業車の自動車保険の料金は?で紹介しています。
最終更新日 2022-04-29 15:28
Sponsord Link
最終更新日 2022-04-29 15:28 / 投稿日:2022-04-29 | | |