パソコンのCPUクーラーのファンがすごくうるさいので、対策を探してみました。で、びっくりするほど静かになりました。回転数を落として静かにする方法。電圧やファンを交換しなくても静かにさせる方法。
最終更新日:2022-12-14 19:29
もうだいぶ前から我慢していたのですが、パソコンのCPUを冷やすファンの音がすごくうるさいので、どうにかならないかな。と。いろいろ試してみたら、すごく静かになったので解決策を載せておきます。
去年、AMDのRyzen 7というCPUを搭載した、MiniPCをアマゾンで購入しました。消費電力が低いのに超高性能。そして手のひらに乗る大きさで気に入っているのですが、いくつか気になる点が。
そのひとつが、CPUファンの音がうるさいということ。
動画の編集などをすると、急にファンがうるさくなります。
なにもしていないときも急にファンの音がうるさくなる時があります。どうもCPUのかどう状況によって自動でファンの回転数を上げているようです。
そこで以下のようにCPUの性能を抑えることにしました。
まず、「プロセッサの電源管理」を開き、「最小のプロセッサの状態」を開きます。
このあと1分ぐらい待って、CPUファンがおとなしくなったか確認します。
あとは今設定した値を少しずつ変更して、ファンがうるさくならない値を探します。
これで解決しない場合は、以下へ。
まず思いついたのが、ケーブルがCPUファンにあたって異音を立てているのではないか、ということ。組み立てた時、パソコンを立ち上げたらものすごい音がしだしたので、調べてみると、中のコードがCPUファンに触れてしまって音を立てていることがわかりました。
今回の騒音はそのような音ではないのですが、一応、ケースを開けて中を調べてみました。
うーん。じゃあ、何が原因だろう・・・
パソコンはCPUなどを冷やすために、いくつかのファンによって、内部に空気を取り入れているので、意外と中身はホコリだらけなんですが、意外ときれい。
しかたがないので、一応、このカメラのレンズ用のブロアーで、CPUファンに空気を吹き付けて、ホコリ等を飛ばしてみました。
ホコリを飛ばすと、意外と細かなホコリが部屋中に飛び散ります。もし、ブロアーでホコリを飛ばすときは、マスクをした方がいいかも。
こんなので効果あるのかなぁ。と、思ったのですが、電源を入れてしばらくファンの音を観察してみたのですが、意外と効果があったようで、かなり静かになりました。
作業中であれば、ファンの音は殆ど聞こえないレベルにまで低下。
うーん。やっぱりホコリが原因だったのかなぁ。
まぁ、ホコリを飛ばしただけでかなり静音化したので、このままでいいかな。と思ったんですが。
私の自作パソコンに搭載されているCPUは、「 Core i7-4790 3.60GHz 」(2015年10月現在で4万円ほど)という、まぁ、それなりにハイスペックなCPUなのですが、正直、ビデオのエンコードなども頻繁にしますが、そこまで性能は必要ないなぁ。と感じています。
昔と違い、ビデオのエンコードもあっという間に終わるし、なにか作業しながらエンコードなんてことも出来るので、それほど速度は求めない。
なので、ちょっと電圧を下げてみたらどうなるんだろう?と思い、BIOSでよくわからないまま電圧を下げてみました。すると・・・
起動しなくなった!!!
うーん。どうやら勝手に電圧を下げるのはまずいらしい・・・
私の自作パソコンは、ギガバイトのマザーボードを使用しているのですが、「App Center」という、ギガバイトのマザーボード用のユーティリティがあるらしい。CPUのクロック周波数などもいじれるそうなので、インストールしてみました。
5~10分ほど待つと・・・
更新データというより、どのユーティリティをインストールか。って感じです。
インストールしたい項目をチェックして「更新」をクリックします。
基本的に全てチェックして構いません。
「再起動」をクリックして、パソコンを再起動します。まぁ、再起動しなくても使えるようになっていますが。
ここで一番上の「System Information Viewer」をクリックします。
「Smart Fan Auto」をクリックしてみると・・・
試しに「静音モード」をクリックし見ると、おぉ~~~!!すごい静かになった!!!
でも、大丈夫なのだろうか・・・
「全速」にすると・・・・ものすごい爆音を立ててファンが回り出しました。
全速では100%で回転しているようです。温度は51度です。
なんか「Microsoft Windows Search Indexer」がここ最近、すごくCPU使用率を上げているんだよなぁ。
で、だいたい1000RPM(1分間に1000回転)以下だと、ほぼ気にならない騒音だとわかりました。
またこの時は、CPUの温度は42度とかそれぐらい。
この時のCPUの温度は、63度でした。
さて、不思議な事に、CPU周りのホコリをブロアーで吹き飛ばしたり、今回のユーティリティをインストールしたら、今まですぐにバックグラウンドで何かが暴走して、CPU使用率は20~30%だったんですけれど、3~4%までに落ち着きました。
やったことはホコリを吹き飛ばしたのと、ユーティリティをインストールしただけ。
まぁ、ファンの回転数を抑える設定にした。というのもありますが、今ではほとんどファンの音が聞こえなくなりました。
ファンがうるさい = CPU使用率が上がる = 電気代が上がる
ということなので、省エネにも一役買ったかもしれません。
それにしても、あれだけうるさかった騒音がピタッとおさまったので、ストレスから開放されました。
CPUファンは、リテールを使っていたので、やっぱり買い換えないとダメかなぁ。と思って悩んでいたのですが、これでしばらく様子を見てみます。
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