網戸の戸車を交換するには

網戸の滑りが悪くなったので、網戸を外して調べてみると戸車が割れていたり、壊れていたので交換してみました。と、新品同様の滑らかに滑るようになりました。

最終更新日:2019-06-23 22:30

以前、網戸の滑りが悪くなったので油を刺したところ、滑りがよくなった。という記事を書きましたが、どうせなら家中の網戸の車輪にオイルを刺してやろうとしたのですが、築30年が経過した我が家のリビングの網戸の戸車が割れていました。
また、車輪が欠けているものもあり、グリスを塗る程度では全く滑りがよくならないので、戸車を交換することになりました。
といっても30年も前の網戸の戸車など売っているのでしょうか?メーカーもよくわからないし・・・。

最近の網戸はどこかしらにメーカー名や品番が記載されているらしいのですが、我が家の網戸は30年前のものなので網戸のフレームには何も書かれていません。。。

が、アマゾンで調べてみると、YKK製の戸車とうちの戸車が形状がそっくりと分かりました。

アマゾンのページには寸法なども細かく乗っていたので、古い戸車を外して計測してみたところ、同じっぽい。

というわけでアマゾンで戸車を購入して交換してみました。

戸車には左右がある?

気を付けなければならないのが、1つの網戸には2つの戸車が必要で、2つとも形状が違う点。左右(前後?)で車輪のついている向きが違います。

上から見たところ。車輪の向きが同一にならないといけません。

アマゾンでは左右のペアが1セットで売っているので、購入するときはセットになっているものを購入してください。

戸車には詳しい交換方法が乗っている説明書も付属していました。

戸車の外し方

まずは網戸を外します。この時網戸が外れない場合は、はずれ止めによるものなので、網戸が外れない!?外し方を参考にしてください。

網戸の戸車のネジ用の穴が空いているので、ここにドライバーを差し込みます。
なお、画像に写っている上のネジは関係ないので注意。

こんな感じでドライバーを差し込みます。

戸車のネジはこれ。ドライバーがここにあたるように差し込みます。

で、ドライバーを上から非金属性の金づちでたたきます。
非金属の金づちは100均で売っています。

叩くと戸車がずれるので指でつまんで外します。
動画では簡単に外れていましたが、まれに硬くてなかなか外れないものもあります。

戸車がずれるとこのように簡単に外れます。

網戸側にはこのような丸い溝があります。

この溝に戸車側の突起物がはまります。
金づちでたたくのは、この溝から戸車をずらしてやるため。

新品の戸車をはめ込みます。

戸車の位置。網戸のフレームの突起物に当たりそれ以上外側にいかない位置に戸車をあてがいます。

トンカチで軽くたたいて溝にはめ込んでやります。

簡単にはめることが出来ました。

この時戸車の突起が溝にハマっていないと、こんな感じに歪んでしまいます。

ドライバーと金づちで戸車の位置を修正してやると、このように収まります。

網戸には2つの戸車があるので、両方とも交換してください。

オイルを刺しただけでもスムーズに滑るようになりますが、戸車を新品に交換してやるとビックリするほど滑らかな動きになるので網戸の滑りに不満を感じている人は、いっそ交換してみてください。

網戸の戸車が見つからない人は、このように差し込むだけで車輪の代わりになる製品もありますが、実際にはあまりお勧めしません。というのも、動きが悪いからです。私も最初はこれで代用しようとしたのですが、動きが悪いのでやめました。

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