WindowsAppsのアクセス権がない場合の対処法
Windows 11にアップグレードしたあと、フォトのマウス操作を変更しようと、フォトが収められているWindowsAppsを開こうと思ったら、アクセスする許可がありませんと表示されてしまいました。
最終更新日:2023-02-18 23:27
Windows 11にアップグレードしたあと、画像閲覧ソフトの「フォト」がマウスボタンで操作できなくなってしまったので、なんとか対策を講じていたところ、フォトがある場所の「WindowsApps」というフォルダの中身が見られないので、あれこれ対策をしてみました。
WindowsApps このフォルダーにアクセスする許可がありません
Windows 11標準のアプリが収められている「WindowsApps」は、Cドライブの「Program Files」の中にあります。
基本的には隠しファイルなので、エクスプローラーの「表示」→「隠しファイルの表示」をチェックする必要があります。
で、アクセスしようとすると、このように「このフォルダーにアクセスする許可がありません」という警告が。
「続行」をクリックしてみると・・・
別の警告が表示されました。
「このフォルダーへのアクセスするアクセス許可が拒否されています」とのこと。
今度は「セキュリティタブ」をクリック。
今度は「WindowsApps」のプロパティが表示されました。
「セキュリティタブ」を開き、「詳細設定」をクリックします。
すると「WindowsAppsのセキュリティの詳細設定」が開きました。
このフォルダの所有者は、「TrustedInstaller」となっています。
TrustedInstallerとは?
TrustedInstaller.exeというプログラムファイルのことで、どうもWindows Updateなどで使用するらしい。
紛らわしいのですが、TrustedInstallerは、「エル」ではなく「大文字のアイ」らしい。。。
トラステッドインストーラーという読み方っぽいです。「エル」でもググれるので勘違いしていました。(笑)
WindowsAppsの所有者を変更する
この「WindowsApps」の中身にアクセスするには、フォルダの所有者を変更します。
先程の画面で「変更」をクリックします。
次の画面の「選択するオブジェクト名を入力してください」という項目に、「Administrators」(アドミニストレーターズ:管理者の意)と入力します。
で、「名前の確認」をクリック。
するとパソコン名が補完された名前になるので、「OK」をクリック。
「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を」というところにチェックを入れます。
「適用」をクリックします。
各ファイルの所有者の変更が始まるのでしばらく待ちます。
「このオブジェクトの所有権を取得した場合~」というダイアログが表示されるので、「OK」をクリック。
「OK」をクリックします。
このように「WindowsApps」にアクセスできるようになりました。
元のTrustedInstallerに戻すには
今のところ、WindowsAppsの所有権を「Administrators」に変更しましたが、特に問題は起こっていません。なのでそのままでもいいと思いますが、もし、「TrustedInstaller」に戻したい場合は、先程の「ユーザーまたはグループの選択」で、
NT Service\TrustedInstaller
と入力し、②の「名前の確認」をクリック。
続いて③の「OK」をタップします。
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