WindowsでiPhone/iCloudのメールを使うには

WindowsでもiPhoneで使っているiCloudのメールを使うことできます。標準でインストールされているOutlookでiCloudのメールを送受信する方法を紹介します。

最終更新日:2023-11-02 22:50

WindowsとiPhoneの組み合わせで使っている人も多いかと思います。今回はiPhoneで使っている「iCloudメール」をWindowsで送受信する方法を紹介します。
最新のWindows 11では、Outlookというメールアプリがインストールされています。
今回はOutlookを使ってiPhoneのメールを受信する方法を紹介します。

目次

Windowsでihoneのメールを使う

Windows 11にはメール、カレンダー、連絡先アプリがそれぞれインストールされていましたが、今後はOutlookですべて統合されるようです。
そこで今回はWindowsのOutlookでiPhoneで使っているiCloudのメールを使う方法を紹介します。メールだけでなく、iPhoneのカレンダーや連絡先も使えるようになるので、iPhoneを使っている人にとってはとても便利だと思います。

WindowsのメールアプリOutlook

Windows 11を使っている人であれば、すでにOutlookはインストールされていると思います。

Outlookのインストール

もし、インストールされていないようであれば、Windows Storeからインストールします。

WindowsにインストールされたOutlookを探す

Outlookがインストールされているか確認するには、
スタートボタンをクリックし、
①「outlook」とキーボードで入力します。
②インストールされているとこのようにアイコンが表示されます。

頻繁に使うのであれば、Outlookのアイコンを右クリックし、「スタートにピン留する」をクリックしてください。

Outlook用のパスワードを作成する

それでは早速WindowsでiCloudのメールを使う準備をしていきましょう!
まず、Outlookで使う専用のパスワードを作成する必要があります。

まずは、Apple IDアカウント管理を開き、サインインします。

「サインイン」をクリック。

Apple IDのメールアドレスを入力し、パスワードパスキーでサインインします。

パスワードでログインする場合は、パスワードを入力。

iPhone側でサインインの許可をとります。

6桁の確認コードが表示されます。

2段階認証の「2ファクタ認証」の6桁の数字を入力します。

パスキーでサインインする場合、WindowsではこんなQRコードが表示されます。

無事サインイン出来たら、下の方に空くr-るすると、「アプリ用パスワード」という項目があるので、ここをクリック。

「アプリ用パスワードを生成」をクリックします。

なにに使うパスワードかわかりやすいように名前を付けます。
今回は「Outlook用」と付けました。

②の「作成」をクリック。

Apple IDのパスワードを入力します。

専用のパスワードが作成されました。
このパスワードをメモしておきます。
一度設定したらもう使わないので、覚えておく必要はありません。
なお、アプリパスワードに含まれているハイフンは、見やすいための区切りなので、実際は必要ありません。

OutlookでiCloudメールを使う方法

WindowsでOutlookを起動します。

左側にある「アカウントを追加」をクリックします。

①に、Apple IDのメールアドレスを入力し、②「続行」をクリックします。

「iCloudアカウントを同期する」という画面になりました。
「続行」をクリック。

「アプリ固有のパスワードを作成」は、先ほど作成した「Outlook用」のパスワードになります。
「続行」をクリック。

先ほど作成したパスワードを入力し、「続行」をクリックします。

プライバシーに関する説明が表示された場合は、「次へ」をクリック。

成功!と表示されれば完了です。

「完了」をクリック。

WindowsのOutlookでiCloudのメールが使えるようになりました。

カレンダー

新しいOutlookでは、カレンダーも統合されました。
左側のカレンダーのアイコンをクリックすると、

カレンダーが表示されました。

連絡先

Outlookには連絡先も統合されました。
左側の連絡先のアイコンをクリックすると・・・

iPhoneの連絡先が表示されました。

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