エクセル ファイルにパスワードをかけるには

先日、LastPassからデータをエクスポートしたのですが、万が一に備えてエクセルでファイルにパスワードをかけてみました。また、解除方法も紹介します。

最終更新日:2024-01-12 19:51

先日、LastPassからBitwardenに移行しようと思い、データを抽出したのですが、一応パスワードをかけておこうと。
今回はエクセルでパスワードをかける方法。また、パスワードを解除する方法。パスワードを変更する方法などを紹介します。

目次

エクセルで作成したファイルにパスワードをかける

まずはエクセルでパスワードをかけたいファイルを作成しておきます。

パスワードをかける

パスワードをかけたいファイルを保存するときに、「保存」ボタンの左にある「ツール」というボタンの▼をクリックします。

いくつか候補が出てくるので、「全般オプション」を選択します。

設定したいパスワードを入力します。
ファイルを開くときと、保存するときのパスワードをベッコに出来ます。
今回はファイルを開くときだけ、パスワードを入力することにします。

さらに読み取り専用にしてみます。この場合、「読み取り専用を推奨する」にチェックを入れます。

②「OK」をクリック。

同じパスワードを入力します。
「OK」をクリック。

校閲タブからブックの保護

保存する前からパスワードを設定も出来ます。

「校閲」タブを開き、「ブックの保護」をクリック。

設定したいパスワードを入力します。

パスワードをかけたファイルを開く

パスワードをかけたエクセルのファイルを開くと、どういう挙動になるか。

ファイルを開こうとすると、このようにパスワード入力欄が表示されます。
間違えても制限はかからないので、ツールなどで無理やり開けられてしまう可能性もあります。

OneDriveに保存した場合、ブラウザで開くとこのようにパスワード入力欄が表示されます。

パスワードを削除・変更するには

パスワードを変更したり、削除するには同じ手順で新しいパスワードを入力(変更する場合)するか、削除すればOK。

エクセルの「ファイル」をクリック。

「名前をつけて保存」をクリック。

ふたたび「ツール」をクリック。

「全般オプション」を選択します。

パスワードを削除する場合は、すべて削除します。チェックも外します。
ファイルを上書き保存します。

これで次回からパスワードを入力しなくても保存できます。

読み取り専用を解除する

読み取り専用にした場合、このように新しいファイル名にするか、別の場所に保存しろと言われてしまいます。
この場合の対処方法。

一度ファイルを閉じます。で、もう一度、読み取り専用にしたファイルを開きます。

読み取り専用にした場合、このように聞いてくるので、ここで「いいえ」をクリックします。
すると、保存ができるようになります。

あとは「読み取り専用を推奨する」のチェックを外して上書き保存します。
これでOKです。

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